クックパッド 株式会社
日本最大のメディアを利用したマーケティング&テクノロジーカンパニー
日本最大のメディアを利用したメーカー向けマーケティング支援
家計を預かる主婦の絶大な支持を集める強大なメディア「クックパッド」。
月間訪問者数446万人、月間PV数2億7千万という膨大なトラフィックを誇る人気メディアだ。
運営するクックパッド株式会社の社員は33名。まだまだベンチャー企業ではあるが、そのメディアの価値や可能性に大手の食品、家電、トイレタリーメーカー各社が熱い視線を送っている。
「クックパッド」上での純広告はもちろんのこと、タイアップ企画やサイトとリアルを連動させたクロスマーケティング、著名人とのコラボ企画等、同社は様々なマーケティング支援ビジネスを仕掛け、その斬新なアイデアと確かな効果にメーカー各社は驚きを隠さない。
知らない方のために紹介をすると、「クックパッド」は、日本最大の料理レシピ共有サイトだ。1998年に開設して以来、20~30歳代の主婦を中心とした料理好きなユーザの圧倒的な支持を獲得しており、10周年の現在、掲載レシピは30万品にのぼる。アクセス数は前述の通りだが、モバイル版である「モバれぴ」の月間PV数も1億2千万PVを超える。
開発フレームワークにはRuby on Railsを利用し、料理専用検索エンジンをはじめとして、すべてを自前で開発している。最新のテクノロジーを武器に、主婦が家電と同じように「さくさくと検索して、ほしいレシピにたどり着ける」操作性を実現し、SNS的にレシピを通した交流を持てるような機能を満載することで「料理が楽しい」と思えるようなサイトを実現した。クックパッドはマーケティングカンパニーであると同時に、テクノロジーカンパニーであることも理解できるだろう。
新しいマーケティングの形を提案
ローソンとのタイアップ
企画に先立っての商品試食会マーケティング支援ビジネスの一例に、松下電器産業株式会社(ナショナル)の「電気圧力なべ」がある。このなべを使ったレシピと、なべに対するユーザの感想を元にページを構成したところ、「10年分のなべの売上をキャンペーン期間中だけで計上」するという驚愕的な効果が現れた。これが、料理好きな主婦が毎日のように訪れるサイトの実力なのだ。
また、お酢のミツカンでは、ミツカンの酢を賞品として、酢を使ったレシピを募集。同時に、店頭に並ぶ商品ボトルに、クックパッドのロゴとレシピ、QRコードを印刷したネックリンガーをつけた。ウェブと店頭の連動で、酢の人気を訴求しつつ、新規顧客を呼び込むことに成功した例だ。
また、コンビニのローソンとタイアップし、夏の健康維持に注目されるネバネバ食材(トロロ、オクラなど)を使用したレシピを募り、受賞したレシピを共同開発してローソン店頭に並べるという季節限定企画を行った。これにより、日ごろあまりコンビニを利用しない主婦層を店舗に呼び込むことに成功したという。
これらのメーカーに対するマーケティング支援ビジネスの例は枚挙に暇がない。
ユーザーを集めたお料理教室さらに、同社では流通小売業をターゲットとして、今までにない販促システム「たべみる」を開発した。「クックパッド」での検索ログから、消費者の「あれを食べたい」という欲求、すなわち「潜在的な食材へのニーズ」を抽出し、消費者の視点で魅力的な売り場を作りたいと考える流通小売業の売り場作りを支援するものだ。
これを利用したハウス食品のカレールーの商品企画部門では、「カレー」というキーワードと一緒に検索される食材名を月ごとに分析し、もっともよく検索されるのが「ひき肉」だという事実を突き止めた。この結果を受けてハウス食品は、流通向けの商談シートにひき肉とハウスのカレールーを組み合わせたレシピを一緒に掲載し提供するようになった。レジ通過時のデータであるPOSではこのようなデータ活用は不可能だし、グループインタビューではサンプルの数が足りない。「たべみる」は新しいマーケティングの形を実現したのだ。
“Bestに集中するために、Goodはやらない”
スタッフの顔写真が並ぶエントランス今後も媒体の価値を引き上げながら、実現できるビジネスを育てていきたいと考える同社。食品等のメーカーの宣伝広告費が年間3000億円と言われる中、先に触れたマーケティング支援ビジネスや効果的なタイアップ広告、純広告にて確実にシェアを獲得する狙いだ。また、メーカーから流通小売への棚確保用営業費に関しても、「たべみる」をフックに予算を確保していく。
「毎日の料理を楽しみにすることで、心からの笑顔を増やす」のが同社の理念だ。料理をする人が材料を買うために買い物に行き、良い食材を手に入れて楽しくなれば、料理も楽しくなるというコンセプトのもと、「たべみる」が開発されたように、「料理を楽しくする」ためにできることは無数にあると考えている。それらの一つ一つが、今後の同社の新規事業となる。
代表執行役 佐野 陽光 氏数々の新事業を立ち上げていくにあたり、明確な基準を設けていると、代表執行役の佐野氏は語る。
「基準とは、“Bestに集中するために、Goodはやらない”ということです。Bestと言うのは、次の3つの条件が重なったときにのみ生まれます。“それをやることで、料理が楽しくなるかどうか” “会社の強みを活かして、世界ナンバーワンになれるか”“収益が上がる仕組みか”。これらのうち、ひとつでも欠けていたら、ゴーサインは出ません。」
「心からの笑顔で日本を満たしたい」
キッチンではイベントも多く催される オフィスの扉を開けると、そこには本格的なキッチンがあり、それを取り囲むようにして、執務室と会議室が配置されている。キッチンは、ランチタイムに賄いを作ったり、講師を招いた料理教室を開いたり、ユーザを招いたイベントを行ったりと毎日フル稼働している。そんな象徴的なオフィスレイアウトにも、同社の本気度が見て取れる。
「一人よりも何人かが集まって力を合わせ、足し算ではなく掛け算のように大きな力を発揮していく組織でありたい。そんな楽しさを味わいながらビジネスをしたい。和気藹々と仲の良いメンバーですが、時には議論を戦わせながら仮説を立て、実行し、検証するサイクルを回しています。」と佐野氏。
緑あふれる会議室佐野氏をはじめ、経営陣はいずれも大手メーカー、大手総合商社、大手監査法人、大学研究員などの経歴を持つ優秀なメンバーだ。今、求められているのは、さらなる仕掛けを創造できる新しいメンバー。
「そもそも、『心からの笑顔で日本を満たしたい』という気持ちから、料理を楽しくする仕掛けを作ることを真剣に考えて、ここまできました。『毎日の料理を楽しみにすることで、心からの笑顔を増やす』という我々の目標を達成するために必要なことは、“考えてそれを実行する力を持っているか”、“本当に興味を持って取り組めるか”ということだと思っています。これにプラスして、“Bestに集中するために、Goodはやらない”に共感してくれる方に是非、参画していただきたいと思います。」と佐野氏はメッセージを送ってくれた。
| 会社名 | クックパッド 株式会社 |
| 企業の特徴 |
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| 福利厚生 |
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| 資本金 | 6305万円 |
| 設立年月 | 1997年 10月 |
| 代表者 | 代表執行役社長 佐野 陽光 |
| 事業内容 |
料理サイト「クックパッド」及び携帯版サービス「モバれぴ」の企画・運営
食の検索データサービス「たべみる」の販売 マーケティング支援事業 広告事業 出版事業 |
| 株式公開 | 非上場 |
| 主要株主 | ― |
| ― | |
| 従業員数 | 49人 |
| 平均年齢 | ― |
| 本社所在地 | 東京都 港区白金台5-12-7 MG白金台ビル5階 |
| 交通案内 | 南北線・都営三田線 白金台駅より徒歩約6分 JR目黒駅より徒歩約10分 |


