東レ・ダウコーニング 株式会社
高機能素材・シリコーンを開発する世界最大手・ダウコーニンググループ
自動車から食品まで幅広く採用される素材
東レ・ダウコーニング社は、ダウコーニング・ホールディング・ジャパン株式会社が65%、東レ株式会社が35%の株式を保有するシリコーンを中心とするケイ素関連製品の製造・開発・販売会社だ。ケイ素化合物であるシリコーンは、耐熱性・耐寒性・電気特性等に優れており、かつ無色透明で安全性が高い無味・無害であるため、化学製品や電子材料、自動車、化粧品、あるいは食品にまで幅広く利用されている素材だ。また、環境にも優しい素材として、あらゆる産業への貢献が期待されている。
本社ビル同社は、1966年12月、ダウコーニング社と大手素材メーカーの東レとの合弁会社として生まれ、40年以上の歴史をもつ。同社を一言で表すなら、「グローバル企業」だ。世界のシリコーン技術革新をリードするダウコーニング社の素材は世界中で求められている。世の中に新技術・新製品が生まれると、その背後にはシリコーンの貢献があることも少なくない。そのため、日本でもニーズは高い。また、ダウコーニング社はグローバル単位での事業部制を採用しているため、同社の社員も、上司が海外グループ会社の社員であるということが少なくない。米国、欧州、日本の三拠点同時の電話会議が開かれることもあり、グローバル企業の一員であることが実感できるという。
グローバル企業と日本企業の長所を折衷する社風
現在もグローバルな展開を続けている同社は、ここ十数年の間に、急速にグローバル化が進み、ビジネスの仕組み、マネジメントやビヘイビアをダウコーニング社に合わせていった。しかしながら、ダウコーニング社は地域性や多様性を重視するカルチャーを持つため、日本独自の人事制度や福利厚生も、価値のあるものとして残っている。
本社のやり方を取り入れてよりよくなった点もある。人事制度のうち、「PIP(Performance Improvement Process)」という、日本でいう目標管理制度を取り入れた。社員が上司と協議して年間の目標を設定し、半期毎にレビュー、年間で結果を出すという仕組みである。特徴的な点は、外資系でありながら、人を育成することに重点をおいてこの制度を運用していることだ。単に目標を達成するだけではなく、目標達成のために必要なスキルやコンピテンシーを明確にすることで、社員の能力開発ができ、透明感のある評価指標ももてるようになった。これにより、社員の納得感も得られたという。
グローバルと日本の文化が混ざり合っているところが、同社の大きな特徴のひとつといえるだろう。
執行役員人事部長 荻野 義博 氏荻野義博氏は、同社の社風を「自分自身の考えることを積極的に話す人が多いですね。待ちの姿勢である人はつらいかもしれない」と語る。基本的に同社での仕事はセールスも開発もソリューション型だ。顧客のニーズを形にしていくため、相手を正しく理解しなければならない。そのため、積極的かつ活発に意見を交換できるような人材が求められているようだ。
また、中途採用で入社した松本絵美氏は「入社して気づいたのは、『この会社の人は話をよく聞く人ばかりだ』いうことでした。お客様の求めているものを形にしていくというビジネススタイルであるため、聞き上手になっていくのかもしれませんね」と語ってかたいる。
グローバルに活躍できる人材になる
人事部人事課 松本 絵美 氏グローバル企業だけに英語能力は欠かせない。職種にもよるが、目安としてTOEIC600点以上、場合によっては800~900点以上が必要なケースもある。ハードルが高いようだが、裏を返せばグローバルな仕事ができるということの証左なのだ。上司が英語圏の人であるケースもあれば、海外出張があったり、さらには本社や別のグループ会社に出向するケースもある。英語力をフルに生かせる職場なのである。
社内の人事交流も盛んだ。テニスやサッカーなどの部活動や、通勤電車の沿線会やグルメなどサークルも数多くあり、退社後の時間などを利用して社員が余暇を楽しんでいるという。社員は900人にのぼるが、多くの人がこうした活動に参加し、掛け持ちしている人も多くいるというから、オン・オフの切り替えがしっかりできるカルチャーであるというのがよくわかる。
会社主催パーティーにてまだまだ世界的に貢献できる余地の大きいシリコーン市場。製品の幅が広く、用途が無限にある上、環境にもやさしいため、今後の成長は未知数となっている。
「当社には、本人の能力や努力によって、グローバルに活躍できる舞台が多数あります。また、シリコーンはまだまだ大きな可能性を秘めており、それを扱う当社で、会社の発展と自身の成長を重ねてwin-winな関係を築いていただけると思います」と荻野氏は締めくくった。
| 会社名 | 東レ・ダウコーニング 株式会社 | ||||||
| 企業の特徴 |
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| 福利厚生 |
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| 資本金 | 61 億9,800 万円 | ||||||
| 業績 |
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| 設立年月 | 1966年 12月 | ||||||
| 代表者 | 代表取締役会長兼社長 小林 愈 | ||||||
| 事業内容 |
独自のシリコーンテクノロジーを花開かせてきた当社は、1966年、高分子化学のパイオニア=東レと、世界最大のシリコーンメーカー=ダウコーニング社の合弁により事業を開始しました。また、2004年には日本ユニカー株式会社よりシリコーン事業の営業譲渡を受け、2005年4月にはダウコーニングアジア株式会社と事業統合して今日に至っております。これまで培ってきた膨大な研究蓄積を基盤に、また、ダウコーニングのグローバルネットワークの一員として、相互に、情報交換や、研究者の交流を図り、つねに、最新かつマーケットニーズに即応したシリコーン製品の開発とその供給に励んでいます。そして、また、お客様のグローバル化に呼応して、ダウコーニングとの協力体制のもと世界各所において、そのお手伝いに鋭意取り組んでいます。 |
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| 株式公開 | 非上場 | ||||||
| 主要株主 | ダウコーニング・ホールディング・ジャパン株式会社 65 % 東レ株式会社 35 % |
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| 関連会社 |
ダウコーニング・ホールディング・ジャパン株式会社 東レ株式会社 |
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| ― | |||||||
| 従業員数 | 900人 | ||||||
| 平均年齢 | ― | ||||||
| 本社所在地 | 東京都 千代田区丸の内一丁目1 番3 号AIG ビル | ||||||
| 交通案内 | JR線「東京駅」 東京メトロ各線「大手町駅」 |

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