株式会社 成城石井
世界の一流品をお手ごろ価格で提供する食品専門スーパー
世界の食品を世界の街角の値段で
成城石井は、1927年に東京・成城で果物・缶詰・菓子を扱う食料品店として創業。
1976年にスーパーマーケットとして生まれ変わり、お客様の声に耳を傾けながらワインやチーズ、惣菜など特徴ある食品を提供してきた。現在、関東、関西、中京の都市部を中心に47店舗(2007年12月時点)を展開し、さらに年間複数の新規出店を行っている。創業から80年以上を経過しながら、同社のビジネスはなお大きな進化を続けている。
小川氏はビジネスの特徴について、次のように説明する。
「まず特徴的なことは、通常のスーパーマーケットに比べて、自社による直輸入品の取り扱い比率が高いこと。また、店舗展開については都市型の小規模店舗を基本にしており、これにより短い期間で高い収益率を確保することに成功しています。さらに高品質の食料品をお手ごろな価格でお客様に提供するために、原材料の入手から調理法まで厳しいチェックを行い、研究開発、商品化したプライベートブランドを多数提供している点も大きな魅力です」
小規模店舗を中心とした展開は、各店舗の売り場面積が限られることを意味しており、仕入れ業務などにおいてきめ細かいオペレーションが必要とされる。「品切れを起こさず」、でも「売れ残りは防ぐ」ことができる高度なオペレーション能力を備えなければ、高い収益性を確保することはできない。
管理本部長兼人事部長 小川 学 氏「売り場面積だけで考えれば、多くのスーパーマーケットよりもむしろコンビニエンスストアに近いのですが、そのような条件下で当社はコンビニをはるかに上回る収益率を確保しています。これは各品目の細かいロット管理を中心としたオペレーション技術の賜物であり、これだけ高度なオペレーションをおよそ50カ所におよぶ店舗で展開する力をもつのは当社のみと自負しています。大量仕入れを前提とした大規模スーパーマーケットは、オペレーションの難しさもあり当社の領域に参入するのは難しいと思います」(小川氏)
こうした独自のオペレーションに支えられた、高品質な食品の提供がお客様の支持を受け、ロードサイド型店舗、駅ビル入居型店舗のいずれもが好調な収益を確保している。「世界の食品を世界の街角の値段で」をモットーとした同社の躍進はまだまだ続きそうだ。
お客様への提案能力が求められる店舗スタッフ
同社では、お客様に提供する商品の質はもちろん、各店舗でお客様と接する店長をはじめ店舗スタッフのレベルアップにも力を入れている。それは通常のスーパーマーケットと顧客層が異なることと関係がある。
「当社のお客様は、食に対してこだわりをもった方々が多く、珍しい食材、興味を持った食材について『これは何?』という質問を投げかけてくることがしばしばあります。それに対して『この食材であれば、このような調理方法で、こんな料理に』という形で提案できる力が求められることになります。」と小暮氏。
お客様からの質問に適切に回答できる力を身につけるため、同社では各店舗で日常的にメンバー同士がロールプレイングを行いケース・バイ・ケースの接客術に磨きをかけるほか、年1~2回のOFF‐JT研修で特定の食品についての知識を深める機会を設けている。
ただし、ほとんどの店舗スタッフは、こうした会社が行う研修以外に、自ら学ぶ機会を設けてスキルやノウハウを高める姿勢を大切にしている。
人事部採用教育課長 小暮 雅之 氏「会社が提供する研修などを通じて一定のスキルやノウハウを身に付けることはできますが、それ以上に一人ひとりがプライベートな時間を使って勉強することが欠かせません。当社の店舗スタッフは、休日を利用して、いろいろなお店を食べ歩いたり、食料品店を見て回ったりしながら知識を高めている機会が結構多いと思います。」(小暮氏)
これらの接客力や商品知識に加えて、数十人の店舗スタッフを束ねる店長には、先述したような独自のきめ細かいオペレーション能力、さらにはマネジメント能力が求められることは言うまでもない。
「食」に強い興味がある人には最高の環境
同社では、今後も年間6~8店舗の新規出店を見込んでおり、将来的に店長としての活躍が期待される店舗スタッフを募集している。
求める人材の姿について小暮氏はこのように語る。
「お客様との接点が発生する以上、一定のコミュニケーション力が求められると思います。たとえばお客様から万が一クレームがあったとしても、お客様が求めていることをいち早く掴み取り、適切な対処ができることが、末長くお客様にご来店いただくために必要とされるのです」
さらに小暮氏は次のように続ける。
「キーワードで言えば、『誠実』『主体性』『継続力』の3つが必要とされるでしょう。たとえ洗練されたコミュニケーションができなくても、この3つがあれば当社で大きな成果を残すことができるはずです」
中途採用で店舗スタッフとして入社した人材は、一定の経験を積んだ後、本人の力量や会社の状況に応じて店長にステップアップすることになる。毎年、複数の新規出店がある現状を考えれば、多くのチャンスが準備されていると言えよう。店長としての経験を積んだ後には、複数店舗を統括するエリアマネージャーや、国内外から食料品を調達するバイヤーなどとして活躍する道も拓かれている。
さらに小暮氏は選考上、業界経験の有無を必ずしも重視していないことを強調する。
「たとえば他のスーパーマーケットで店長や店舗スタッフを経験していても、必ずしも当社ではプラスに働くとは限りません。なぜなら、当社と他社ではオペレーションのやり方が大きく異なるため、過去の経験はむしろ足かせになる恐れがあるからです。それ以上に異業種で一定の実績を残し、なおかつ『食』に対して強い関心をもっている人材が望ましいと思っています」
最後に小川氏は心温まるエピソードを交えて、同社で働くことの魅力について語ってくれた。
「ある街で営業していた当社店舗が入居ビルの閉鎖に伴いやむなく閉店することになった際に、常連のお客様が『これからどこで食品を買ったらいいのか』と号泣される出来事がありました。当社は、そのような『素晴らしいお客様』をたくさん抱えており、しかもお客様に対して付加価値が高く、誇りをもって提供できる食品を扱える魅力的な環境があります。『食』に並々ならぬ興味があり、新たな活躍の場をお探しの方は、ぜひ当社で新たな可能性を発揮してみませんか」
| 会社名 | 株式会社 成城石井 | ||||||
| 資本金 | 3億4065万1210円 | ||||||
| 業績 |
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| 設立年月 | 1927/2 | ||||||
| 代表者 | 代表取締役社長 大久保 恒夫 | ||||||
| 事業内容 |
食料品専門スーパーマーケット、輸入、卸販売
スーパーマーケット事業ソフトの販売・指導 |
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| 株式公開 | 非上場 | ||||||
| 主要株主 | ― | ||||||
| 関連会社 |
■株式会社レックス・ホールディングス(グループ持株会社) ■株式会社レインズインターナショナル(外食) ■株式会社エーエム・ピーエム・ジャパン(コンビニエンスストア) ■有限会社コンサルタス(ネット販売・酒小売) ■東京ヨーロッパ貿易有限会社(輸入業) ■有限会社成城石井セントラルキッチン(惣菜製造) |
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| greenに掲載中の関連企業 | ― | ||||||
| 従業員数 | 520人 | ||||||
| 平均年齢 | 31.5歳 | ||||||
| 本社所在地 | 神奈川県 横浜市西区北幸2丁目9番30号 横浜西口加藤ビル(旧リバースチールビル) 5階 | ||||||
| 交通案内 | 各線「横浜駅」徒歩8分 |

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成城石井など、高級スーパーの新「小型店」が都心で増殖
【日経トレンディネット - 2008/07/15】

