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IDEC 株式会社

最先端の安全制御技術で、世界の“もの作り”を支える制御機器メーカー

安全制御機器のグローバルトップランナー


これまで産業現場における機械設備や装置を使用する際の安全性の確保は、人的努力に委ねられてきた。しかし、製造現場スタッフの高齢化が進み、熟練者も減少したことなどから、従来の考え方では、安全性の確保は困難となっており、労働安全衛生法の改正(リスクアセスメントの結果に基づき、必要なリスク低減措置の実施が義務化された)も伴って、産業現場における安全に関する関心は一気に高まっている。

このような状況に先駆けて、“人はミスを犯すもの、機械は故障するもの”という前提に基づいて、“安全確認型”システムの重要性をいち早く提唱し、数多くの安全制御機器を開発、提供してきたのが、IDEC株式会社(旧社名・和泉電気株式会社)である。

企業の社会的責任として《産業事故撲滅に貢献する》ことを掲げてきた同社にとって、“安全”は最も重要なキーワードだ。創業期の1950年に開発した商品の英語名にすでに“Heavy Duty Safety Switch”と命名しており、安全設計に対する考え方は当時から脈々と受け継がれてきたことがわかる。


そして、《人と機械の最適環境を創造する》ため、人間と機械が触れ合う接点を、いかに安全で快適なものにするかを追求し、産業現場におけるオートメーションを進化させ続けて来た同社は、“制御用操作スイッチ”をはじめとする盤面機器や、安全システムを実現する“非常停止スイッチ”などの制御機器、または、石油・化学工場をはじめ、爆発性ガスが存在する現場での事故を未然に防ぐ防爆・防災関連機器などの分野で国内トップシェアを誇る。また、国際安全学会で安全新技術を多数発表するなど、グローバルなトップランナーとして認知されている。

生産性と安全性の両立を実現・実証する“品質のIDEC”


1945年に電気器具の小売・卸売業として創業した同社は、1947年より開閉器(電力回路・電力機器のスイッチ)の生産・販売を開始。そして、1958年、工業用操作スイッチや表示灯、端子台などの生産・販売を開始し、制御機器メーカーとしての基礎を築いた。早くからしっかりとしたQC基本方針を掲げ、徹底した品質管理を行ってきた同社は、“品質の和泉”として高い評価を受け、食品加工から自動車、IT関連などあらゆる分野におけるもの作りを支えている。

「当社の防爆機器製品の販売価格は、他社製品と比較すると少し高めです。しかし、万が一でも事故が起これば人命に関わり、企業としても多大な損害を蒙ることになる。そこで、他社との価格差は事故を未然に防ぐための保険と考えて当社の製品を選んでいただいているようです。」という、HR部人材開発・推進リーダーの芝崎真一氏の言葉からも、『IDEC』ブランドに対して顧客が持つ信頼の高さが窺える。

HR部人材開発・推進リーダー<br />芝崎 真一 氏
HR部人材開発・推進リーダー
芝崎 真一 氏
“顧客の使いやすさ”を常に追求してきた同社の強みは、高付加価値な製品をタイムリーに生み出す開発力と、変種・変量生産にもフレキシブルに対応できる生産システムである。より完成度の高い製品を提供するため、生産設備を自社開発する方針で、生産技術・機械設計技術を社内に蓄積し、部品生産から完成品生産までを一貫して自社内設備で実施する最先端の生産システムを構築してきた。そして、それをベースとして開発されたのが、第1回『ものづくり日本大賞・優秀賞』を受賞した“ロボット制御セル生産システム”である。
アーム式のロボットが製品に応じて自動で部品を選別し、人間の右手と左手のように最適協調制御をしながら組み立て作業を行うこの生産システムには、人間工学にも配慮し、最先端安全制御機器を搭載。世界で初めて《生産性と安全性の両立》を実現・実証したことが、マスコミなどの注目を集めている。

人財の多彩な能力を多様に活用できる会社

商品開発センター 開発プロジェクト<br />増田 英介 氏
商品開発センター 開発プロジェクト
増田 英介 氏
《安全技術開発を通じて産業事故を撲滅する》ことを企業の社会的責任として取り組み、究極の目的とする同社の企業姿勢は、内部で働く社員の“誇り”や“やり甲斐”にも繋がっている。

商品開発センター・開発プロジェクトで安全関連機器の開発に携わる、入社4年目の増田英介氏は次のように語る。

「もともと安全機器に携わりたいと思って技術者になった私にとっては理想的な会社でした。しかも、当社では製品の創造段階である構想設計から、実際の開発工程、導入/保守工程といった、製品開発の全工程に携われることも技術者にとっては魅力的です。」

自社の開発する商品に共感を覚えるのは、開発スタッフだけではない。2007年6月に中途採用で入社した人材開発グループの高橋寛雅氏も志望の動機を次のように語る。

「生産ラインにおいては安全装置や非常停止スイッチがなければ、怪我や労災を引き起こしますので、もの作りの基礎を支えているのが当社の技術です。《産業事故を撲滅する》という考え方に共感しました。」

このように、“安全”をキーワードとするIDECだが、そのオートメーション技術は、図書館の業務システムやビル管理、回転寿司店の注文用のタッチパネルなどでも応用されている。そして、さらなる事業拡大に向けて将来を担う人材を求めている。

「当社が社員に求めているのは、お客様に対してきちっと対応できる誠実さ。これから入社する方には、それ以外に旺盛なチャレンジ精神と積極性を発揮して欲しい。」と芝崎氏。
同時に「当社は、多種多様な製品を生産していますので、多彩な能力を多様に活用できる可能性があります。」とも語る。入社後3年以内の離職率が4%という同社では、採用の面接段階から綿密なヒアリングを行い、それを個々のキャリアプランに反映している。
また、「和気藹々とした雰囲気の中にも、メリハリを付けて仕事に取り組む風土が出来上がっており、働きやすい環境がある。」と語るのは増田氏。話題のエンターテインメントショーの観劇や、グルメなどのメニューから選んで参加することが出来る恒例の社内行事も楽しみの一つだと話す。

会社概要
会社名 IDEC 株式会社 
資本金 100億5660万円 
業績
  2007年 3 月期 2006年 3 月期 2005年 3 月期
売上高 257億6900万円(単体)  246億8000万円(単体)  240億7500万円(単体) 
経常利益 31億5500万円(単体)  32億900万円(単体)  27億6600万円(単体) 
 
設立年月 1947/3  
代表者 代表取締役会長兼社長  舩木 俊之 
事業内容 制御機器製品,制御装置及びFAシステム製品,制御用周辺機器製品,防爆・防災関連機器製品,その他の電気機械器具の製造,販売
 
株式公開 東証一部 
主要株主 ― 
関連会社 ●アイデックコントロールズ株式会社
●IDECオプトデバイス株式会社
●IDECパワーデバイス株式会社
●IDEC DATALOGIC株式会社
●IDECオートメーション株式会社
●株式会社アイ・イー・エス
●株式会社朝日制御
●株式会社東研  
greenに掲載中の関連企業 株式会社 東研    
従業員数 1060人 
平均年齢 41.0歳 
本社所在地 大阪府 大阪市淀川区西宮原1-7-31 
交通案内 JR・地下鉄「新大阪駅」徒歩15分 

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