よくわかる業界・職種解説

未経験からの営業職

◇営業職の魅力とは?

未経験者にとって一番門戸が開かれているだけでなく、目上の方との接し方から折衝能力まで、ビジネスの基本スキルを身に付けられ、人脈も広がる営業職。
この仕事の魅力は、ダイレクトに顧客とコミュニケーションがとれること。「購入したらあれもできる、これもできる」と、顧客に夢をあたえてそれを叶えることが仕事なのです。
また、売上や粗利といったかたちで自分の仕事の成果を数字で確認できるところも醍醐味。プレッシャーが大きいこともありますが、その分目標を成し遂げたときの達成感は相当なものです。
自分の努力の結果が、営業インセンティブなどの報酬として返ってくるため、モチベーションアップにもつながります。
その後のキャリアパスも幅広く、営業のスペシャリストやマネージャーのほか、コンサルティング、営業企画・事業企画、マーケティング、販売系スーパーバイザーなどの選択肢があります。
よくわかる「営業用語」
粗利【アラリ/ソリ】
文字通りざっくりとした利益のこと。「売上-原価」で計算する。
スケールメリット
規模を拡大することで利益の幅が広がること。仕入れ量を増やし、仕入れ単価を下げるなどが代表的な例。
CRM【シーアールエム】
Customer Relationship Managementの略。顧客の購買履歴や年齢などの情報をデータベース化してニーズを読み取り、自社のファンづくりに役立てること。
SFA【エスエフエー】
Sales Force Automationの略。営業支援ツールである情報システムのこと。CRMの一貫として使われることも多い。

◇求められる資質

  1. 素直さ
  2. 誠実さ
  3. 聞き上手である
  4. やる気がある
たとえば…
住宅や自動車などの高額商品の場合、家族構成から趣味や年収にいたるまで、プライベートに立ち入った話をしなければ適切な提案ができません。法人営業の場合であっても、現状やニーズを聞きだすことから提案が始まります。そのとき「この人になら話してみよう」と思わせる誠実さは必要不可欠。そして未経験者の場合、何よりもやる気の有無がその後の成長に大きく関わってきます。

◇人事担当へのPRポイント

  1. 言い訳をしない態度
  2. 丁寧に作成した応募書類
  3. 下調べに基づいた業界や商品の知識
  4. 明るくハキハキとした話し方
たとえば…
未経験者の場合「どれだけ素直な態度で仕事に臨み、教えたことを吸収してくれるか」が選考のポイントになります。万が一、面接に遅刻してしまった場合も素直に謝り、理由を尋ねられるまで言い訳などはしない方が良いでしょう。
また、相手をどこまで深く理解しているかが聞き上手になれるかどうかの分岐点。企業研究だけでなく業界の動向なども押さえておくと、よりスムーズなコミュニケーションがとれるはずです。

◇よくある質問

キャリアアドバイザーから営業職を目指す人へのアドバイス

キャリアアドバイザー 志村

営業職へのキャリアチェンジを前に「今までの経験が活かせないのでは」と不安を感じられる方は多いと思います。
けれども、実際に未経験で営業職への転職に成功されている方の転職前のキャリアは多種多様。プログラマー経験を活かしてセールスエンジニアとなった方もいれば、店舗での接客経験や売上を上げるための工夫を評価されてインターネット媒体の営業へ転職を決められた方もいます。
営業職は、まさにポータブル・スキルを問われる職種。キャリアに限らず、何かをやり遂げた経験やリーダーシップなど、これまでのお仕事が必ず活かせます。まずは今までの経験の中にある、「強み」を見つけるところからはじめてみましょう。
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