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株式会社ハグオール

  • IT/Web・通信・インターネット系
  • サービス系

手づくり生食ペットフード『HUGBOX』で、3年以内の世界進出を目指す!

平均年齢20代
自社サービス製品あり
カジュアル面談歓迎

企業について

株式会社ハグオールは、手づくり生食ペットフード『HUGBOX』のD2Cを手掛けているスタートアップである。

野生の肉食動物は、獲物の肉だけでなく内蔵や骨も“丸ごと”食べ、必要な栄養を摂取している。腸が短く、強力な胃酸を分泌する犬や猫は典型的な“肉食動物”と言える。
『HUGBOX』は、主に犬向けの健康増進のためのペットフードとして、鶏や馬の生の筋肉や内臓、骨を主体に、有機野菜やハーブ、オイル等の材料を最適に配合。『HUGBOX BLEND CHICKEN』と『HUGBOX BLEND HORSE』がラインアップされている。
「ペット用の生肉でさえ入手しづらい日本において、生肉を主体にブレンドしたペットフードは『HUGBOX』のほかにありません」と代表取締役の梶谷江世(かじたに・きみよ)氏は胸を張る。

ペットフードには、ドライタイプ、ウエットタイプ、おやつ・スナック、獣医用療法食等がある。近年はプレミアムなウエットタイプも増えているが、多くをドライタイプが占めている。
ドライタイプは水分が10%程度と少ない。したがって水も与えるが、飲んだ水の多くは直接排泄される。食べ物に含まれた水分こそが体内を巡った後に排泄されるのだ。その点、『HUGBOX』は水分が70%強と豊富に含んでいる。

また、ドライタイプには酵素が全く含まれていない。酵素は元々体内に存在しており、消化酵素と代謝酵素に分かれるが、ドライタイプを食べると消化のために使われてしまい、栄養分を体内に運ぶ代謝分が減ってしまう。『HUGBOX』は生であるため、酵素を豊富に含んでいる。

さらに、ドライタイプは製品の形状をつくるため穀物を多く用いており、糖分が多い。「犬に糖質は不要であることを、ペットフードの栄養基準を定めているAAFCO(米国飼料検査官協会)は公表しています」と梶谷氏。肥満に繋がるだけでなく、カビが発生しやすくアフラトキシンといった発がん性のあるカビ毒が含まれている場合もある。『HUGBOX』は穀物を一切使用していない。

一方、生肉の効果を立証した有名な実験がある。猫に10年間、加熱食品、加工食品、生肉を食べさせたところ、生肉以外の猫は精神疾患を起こす等して生殖が続かず、生肉を食べ続けた猫だけが4世代にわたって健康を維持したという。
「しかし、こうした知識はほとんど知られていないのです。私がまさにそうでしたが、愛犬が健康を害した時に獣医にかかっても治らず、悩んでいる飼い主さんが非常に多くいます。こうした飼い主さんやペットのために『HUGBOX』を広めていくことが当社のミッションです」と梶谷氏は力を込める。

D2Cとしての特色は、CS業務も製造業務も完全に内製で行っていることだ。
「ペットの状況を理解し、お客様の相談に親身に応じることは、外注ではできません。私達は、二十数年前から日本で生食を勧めているパイオニアの獣医から今でも学び続けています。また、商品作りにおいてこだわりがありすぎるので、決して外部で作ることはできないと考えています。商品づくりやサービスには、絶対に妥協しません」(梶谷氏)。

梶谷氏が2歳の時、両親は家でゴールデンレトリバーを飼い始めた。「その時以来、今までずっと犬に囲まれて生活しています」と話す。小学校で友達がなかなかできなかった梶谷氏の唯一の親友が愛犬で、心の拠りどころだった。「そんな犬のために生きて、世界中の動物を救いたいと思っていました」と述懐する梶谷氏は、高校時代は犬猫の保護団体のボランティア活動に熱中する。
ところが、獣医に勧められたペットフードを食べ続けていた愛犬は肥満となり、ガンに罹ってしまう。最期を看取った家族は、深い悲しみに包まれた。

その後も飼い続けたが、みんな病気に罹ってしまう。
「それまでも、家ではペットフードにはこだわり、“無添加”や“ヒューマングレード”といった言葉を信じて選んでいたのですが、原材料や栄養成分表示まで確認していなかったのです。5頭を看取って、ようやくペットフードに問題があったのではないかと気付きました」

ネットで調べ始めた梶谷氏は、たまたま「生肉が良い」という情報を目にする。半信半疑で生肉を販売するショップを覗き、効用を熱く語る店員と「生肉のおかげで元気になった」と涙ながらに語る顧客の姿に衝撃を受けた。
「それでもまだ信じられず、SNSを探すと生肉でイキイキしている子が沢山いて、自分の間違った思い込みを全部ひっくり返された思いがしました」(梶谷氏)。

そこで自らも愛犬に生肉を与え始めると、嘔吐や下痢を繰り返してしまった。知識不足だったのだ。何が良いかを調べ、いろいろな材料を配合するも失敗の連続。
「父からは『ラブラ(愛犬名)で実験するな!』と怒られました」(梶谷氏)。

しかし、じきに毛艶が良くなり始める。
「年齢以上の老犬に見られていたラブラが、初めて毛艶を人から褒められたんです。そこから生肉食を信じるようになり、自己流で研究に打ち込みました」
そして、半年後に嘔吐や下痢の原因と解決策を掴む。ヨボヨボとしか歩けなかった愛犬が走れるまでになったのだ。
「学生時代から起業を考えていましたが、このレシピによる生食ペットフードで市場を塗り替えようと思い至り、2020年に創業しました」(梶谷氏)。

まずは、生肉や内臓等の材料を提供し、つくり方をアドバイスする形でスタートする。SNSで広まり、2021年度は売上が8倍に伸びた。ところが、配合が上手くいかずに止めてしまうユーザーが少なくなかった。そこで梶谷氏は材料を全て配合し与えるだけの『HUGBOX BLEND』を開発、2022年から提供し始める。2022年度は6倍、2023年度は5倍と伸びたところで、新規顧客の受付をストップ。手づくり体制で商品供給量のキャパを超えたからだ。そのため現在の滋賀県大津市に本社と工場を移転し、生産体制を拡大。「猫向けも開発し、2024年度は8倍増、3年以内の世界展開、2032年までに売上高100億円達成を目指します」と梶谷氏は意気込む。
「グローバル展開に詳しい人のアドバイスを受けながら、海外への進出を検討しています。チャレンジが大好きなので、楽しんで取り組みたいですね」(梶谷氏)。

2024年6月現在、同社のメンバーは梶谷氏のほかは社員1名、製造部門のパート11名、CSパート2名。女性比率100%である。「もちろん、男性も大歓迎」と梶谷氏は笑う。
同社では、次の理念やバリューを掲げ、「HUGOOD」と総称している。

●理念:
人間と動物が豊かに共存する社会の実現

●バリュー:
1.犬猫ファースト
2.かかわるすべての人に幸せを
3.全員経営者
4.HUGBOX愛

「メンバー全員が犬や猫が大好きで、『HUGBOX』にプライドを持っています。商品を冷凍倉庫に出荷する時は、一つひとつきれいに平らになるように整え、倉庫からお客様のところに届いた際の形状もケアしているほど。面接の時に泣き出すほどペット愛が強い方もいます。特に製造部門では、バリューの1と4を重視していますが、みんなが自然と強く持ってくれていますね」と梶谷氏は目を細める。

さらに“開拓者精神”“チーム主義”“先義後利”等20項目の行動指針も掲げている。週1回、メンバーが実践した行動指針をシェアする「今週のHUGOOD」と呼ぶ時間を設けたり、各項目を掘り下げて経験シェアする「HUGOOD研修」も行ったりして浸透・促進を図っている。
「前職の企業が理念経営・行動指針の明文化を重視していたことで、社内では共通言語で会話でき、価値観が揃っていてとても働きやすかったのです。そこで、当社でも同様に運営しています」(梶谷氏)。
その行動指針には“チャレンジ”“前向きな姿勢”“全力”といった項目もあり、人材育成の観点でメンバーのチャレンジを尊重・奨励している。
「私には『ポジションが人を育てる』という信念があるので、経験がなくてもまずはやってもらい、見守ることに徹しています」(梶谷氏)。

働き方は、基本的にオフィスワーク100%。スタートアップということもあり、密なコミュニケーション環境を重視するためだ。なお、オフィスのロケーションはJR京都駅から新快速で40分弱の滋賀県大津市郊外の琵琶湖畔。風光明媚で静かな環境だ。
ランチタイムは、みんなで持参の弁当を持ち寄り、おしゃべりしながら楽しんでいるというアットホームさも特徴的だ。

そんな同社の求める人材像について、梶谷氏は次のように期待を寄せる。
「小規模のスタートアップなので、やれることは非常に多くあると思います。自分の裁量で、何でもやってみたいというガッツのある方にぜひ加わっていただきたいと願っています!」

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インタビュー

株式会社ハグオールのインタビュー写真
代表取締役 梶谷 江世(かじたに きみよ)氏

── ご略歴をお教えください。

2歳の頃から家で犬を飼い始めて以来、犬に囲まれて暮らしてきました。小学生時代から愛犬が親友であり、心の拠りどころでした。高校時代は犬猫の保護団体のボランティア活動に熱中し、その時から「私もシェルターを運営したい」と夢見るようになりました。

ところが、愛犬がたちが病気になって亡くしてしまうといったことが5頭も続いたのです。そこで、ペットフードに原因があったのではないかと気付いたことを機に、肉の生食を知り、その効用を確かめつつ無農薬野菜等との最適な配合を研究し、最終的に『HUGBOX BLEND』を開発しました。2022年のことです。

職歴として... 続きを読む

企業情報

会社名

株式会社ハグオール

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > インターネット/Webサービス・ASP

サービス系 > その他サービス系

企業の特徴
カジュアル面談歓迎、平均年齢20代、自社サービス製品あり
代表者氏名

梶谷江世

事業内容

ハグボックスブレンドを中心にした商品を製造・販売

株式公開(証券取引所)

従業員数

14人

本社住所

滋賀県大津市北小松344

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採用担当 大沼レイ
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