アーチーズ株式会社は、「知識の民主化」というミッションを掲げ、アジア最大級の“エキスパート・ナレッジシェアリング・サービス”を展開しているスタートアップ。“Share Knowledge, Empower Asia 知識のシェアリングを通じて、アジアの架け橋へ”というステートメントを標榜し、2024年6月現在、日本(東京)、中国(上海)、ベトナム(ホーチミン)、シンガポール、ウズベキスタン(タシュケント)の5拠点を展開、19か国からの131名の社員が活躍しているグローバル企業である。
官僚の父親と商社勤務の母親の間に生まれた加藤氏は、「日本企業の海外進出はどうあるべきか」といった家庭での会話の中で育つ。東京大学経済学部時代はアジアに特化した戦略コンサルティング&投資会社でのインターンシップや学生団体でも熱心に活動し、卒業後は「Made in Japanを世界へ!」という思いで大手総合商社に入社する。
マネジメントポリシーとしては、前述のとおりあらゆる職種において明確なKPIを設定し、その達成を重視する。KPIは全社の目標を各部門や個人にブレイクダウンされる。 「社内では“Strict but Caring”と言っていますが、KPI達成を厳しく求める一方、どうすれば実現できるかはしっかりサポートするという方針です。人材育成はOJTが基本ですが、個人が非常に成長できる環境があると自負しています」(加藤氏)。 人事考課は、KPIの達成度および行動内容で半期ごとに評価している。また、月次および半期ごとにMVPなどの表彰も行っている。