株式会社菱友システムビジネス

株式会社菱友システムビジネスは、ネットワークやシステムの構築・保守・運用といった「ITサポート・サービス」を提供する情報システム会社。お客様のニーズに合わせた様々な規模のインフラソリューションを提供し、設計・構築だけでなく、導入後の保守・メンテナンスまで含めたトータルサービスで、クライアントと長期的な安定した関係構築を実現している。

システム導入支援、インフラ構築・運用管理を得意分野とし、大規模システムの構築からサーバ監視業務まで幅広い分野でのサービスを提供している同社。分散系システムの運用自動化ツールを利用した運用自動化環境構築も手掛けている。

クライアントのIT資源を最適に活用するため、IBM CloudやAWS（Amazon Web Services）を利用したクラウドシステム構築支援も行っている。プライベートクラウド（オンプレミス）とパブリッククラウドを組み合わせたハイブリッドクラウド基盤の構築、あるいは複数のパブリッククラウドを組み合わせたマルチクラウド基盤構築といった様々な仮想化システム構築支援を実施している。

PCやサーバ等の様々なIT機器のライフサイクルに関し、導入計画から機器販売、キッティング、機器資産管理、メンテナンス保守、データ消去、売却までを一貫してサポート。IBM製サーバ、Lenovo製PC/サーバ、RICOH製大型プリンターやその他デバイスの保守、ならびに障害やバグ等が発生した際に修理または修正にも対応する等、ITシステム周りの業務を全面的にサポートする体制が整っている。

1990年に設立された同社。社名から分かるように、三菱グループとの取引を重ねてきた「株式会社菱友システムズ」の子会社として設立された。菱友システムズと共に、日本アイ・ビー・エム株式会社、三菱重工業株式会社も株主に名を連ね、日本アイ・ビー・エム関連プロジェクトを多く担うばかりでなく、菱友システムズへシステムの開発や運用・保守を依頼する、三菱重工にゆかりもある大手企業ともお取引させていただいている。長年かけて築いた信頼関係を基にした安定的な取引が強みとなっている。

「IBM製品の機器販売をもとに運用・保守業務を基軸として成長してきた会社と聞いています。社名から三菱と関係が深い会社だとイメージされますが、メインクライアントは日本アイ・ビー・エム、キンドリルジャパンとそのお客様となります。菱友システムズを経由して、三菱重工業、三菱自動車工業、三菱グループのお客様に加え、キャタピラージャパンやリコージャパンといった、様々な企業も、当社のメインクライアントです」（採用担当）。

インフラ系システム会社にとって、近年重要視されているのがセキュリティです。「大手企業のシステムを扱う同社では、コロナ禍以降、リモートワークが普及する中で、オンラインで作業する環境の構築と運用が進んでいます。当社でも、仮想化したデスクトップ環境をサーバに集約し、手元の端末にデータやアプリケーションを入れず、サーバ等にあるデスクトップ環境を利用するVDI（Virtual Desktop Infrastructure）と呼ぶ技術に取り組んでいます。PCの性能や機能にほぼ依存せず、ネットワーク環境があれば利用可能で、データは遠隔地にあるサーバ上に保管するため、情報漏洩防止になります。ソフトの更新等をサーバ側で一括管理でき、コスト削減、セキュリティ強化に繋がります」（採用担当）。

大手企業のシステムの構築と運用・保守をメイン事業にしている同社だが、近年はアプリケーション開発の事業も手掛け、ソフトウェアエンジニアを集めて、既存クライアントへシステム開発に必要な技術力を提供している。

同社の主要取引先には、日本アイ・ビー・エムやキンドリルジャパン、菱友システムズのクライアントである大企業の名前がずらりと並ぶ。同社に所属するエンジニアの大半が、日本アイ・ビー・エムとキンドリルジャパン、菱友システムビジネスのクライアント先に常駐して働いている。現場の多くは大手企業だから、オフィス環境は抜群です。

「お客様先へは原則チームで入ります。どこの現場も長年取引のある企業なので、信頼をベースにした良好な関係が築けているため、当社エンジニアの働き方にも配慮いただいています。長期にわたって同じ現場で働くことも出来ますし、スキルアップや経験を積むために他現場への異動の相談も上司と密にコミュニケーションを取れる環境のため可能です。腰を落ち着けて働きたいエンジニアにもマッチした環境があります」（採用担当）。

SI業界、とりわけインフラやネットワーク系の仕事は、トラブルが発生した際や、リリース直後等に稼働時間が高くなることがある。同社では、自社の所属エンジニアが高稼働になっていないか随時チェック。残業時間が増えている傾向があると、本社と現場のエンジニアが協力して状況の打開に動く。エンジニアが安心して働ける環境を整備するためだ。

「月に1回、衛生管理委員会を開いて、現場で働く全エンジニアの稼働状況をチェックしています。常駐先とはマネージャーと現場リーダーが密に連携し現場任せにせず会社で各エンジニアが置かれている状況を把握するように努めています。現場ではリーダーが定期的にエンジニアとの面談を実施。目標管理と業務効果のすり合わせを行います。技術的なスキルだけでなく、チーム内やお客様との良好な関係構築への努力も評価対象です」（採用担当）。

「ベテランと若手がバランス良くミックスされた組織です。ミドルクラスのエンジニアが少し足りないため、中途採用で強化する計画を進めています。良くも悪くも派手さのない社風の会社ですが、所属エンジニアは真面目で優しい人が多く、どのチームもプロフェッショナルとしてお客様に最高の価値提供ができるように努力しています。激しい風雨にさらされず、安定した環境でプライドを大切にした仕事をしたい。そんなエンジニアには最適な会社だと自負しています！」(採用担当)。