株式会社アペックス

不動産・建設系
IT/Web・通信・インターネット系

アフターサービスに特化した分譲マンションのサポーター

企業について

社内にある研修施設。内覧会などの現場に出る前に<br />接客の基礎を学びます。

社内のコミュニケーションもバッチリ。<br />和気あいあいのミーティング風景。

分譲マンションをトータルでサポートする仕組みを確立

マンション購入者の満足を第一に考え、“分譲マンション事業をトータルでサポートする”サービスを提供している株式会社アペックス。代表取締役の岩本氏によって1990年に設立され、以来、お客様第一主義を貫きながら事業を拡大してきた。

同社が生まれた当時の不動産業界は、企業側にイニシアチブがある完全な「売り手市場」。物件が少なくマンションを買いたくても買えず、しかも、一生に一度の買い物であるにも関わらず、購入後のアフターフォローのシステムも確立されていない時代だった。そんな業界に一石を投じ、顧客満足を徹底的に追求することで同社は業績を伸ばしてきた。

設立後、間もなくして同社が取り組んだのが「技術とシステムの融合」である。現地に技術スタッフを派遣し、検査結果やお客様とのやりとり、履歴などをデータベースで徹底的に管理。デベロッパーやゼネコンと共有できるシステムを開発した。

分譲マンションのアフターサービスに特化したシステム開発と人材の確保・育成に注力し、業務のクオリティーとサービス向上を目指してきた同社。これからも業界の常識にとらわれず新しい“仕組みづくり”にチャレンジしていく。

顧客第一主義で事業を展開

レジデンシャルサービス事業部は、分譲マンションのアフターサービスという領域で独自のノウハウを元に事業を拡大しているセクションだ。「これまでマンパワーで行っていたスケジュール管理や進捗チェック、過去履歴などを独自開発のデータベースシステム（ASWeb）を導入することで効率化し、期間短縮、コストダウンを成功させました」と語るのはゼネコンサポート部とデベロッパーサポート部を統括するレジデンシャルサービス事業部部長。お客様の目線で仕事にあたり、FEの能力を引き出すリーダーシップを兼ね備えた人物に活躍してほしいという。

また、上記のアフターサービス管理システム『ASWeb』のほか、内覧会を円滑に行うためのスケジュール管理システム『内覧キング』の開発を手がけたSIグループでは、エンジニアが意欲的に取り組めるフィールドを用意している。

同グループをまとめるエンジニアの塩崎氏によると、今後も自社の業務ノウハウを活用し、お客様ニーズに合わせたシステムを提案して行きたいとのことだ。

SIグループ　塩崎氏「エンジニアなら、この製品に魅力を感じていただけるはず。SIグループは少数精鋭ですので、自分のアイデアや意見をどんどんカタチにしていただけます。システムエンジニアとしてワンランク上の仕事を求めている方には、やりがいを感じていただけると思います」。

そのほか、完成から入居までに行う＜検査＞やデベロッパーに代わって＜内覧会＞を行うデベロッパーサポート部では、マンション管理のプロとしての技術を活かした＜竣工検査＞やお客様目線での＜仕上検査＞を、また、お引渡し時の内覧会における会場の設営等や案内係（内覧レディ）によるご案内を、トータルにコンサルティング・サポートしている。

これらの各部が連携を取りながら、同社は快適なマンションライフを支える「分譲マンション事業のトータルサポーター」として成長を続けてきた。今後もさらなる飛躍を視野に入れながら、“顧客第一主義”に基づくサービスを展開していく。

また、社員と社長との距離も非常に近く、全社一丸となってミッションに挑んでいる。こういったスタンスの元働くことにより、自分のやりたいことに従事できる可能性が高かったり、経営者としての知識を身に付けられたりと成長したいという強い意欲を持った方には、ぴったりの職場だと言えるであろう。

まず、2つのことを吸収することから始めてほしい

では、そんな同社に求められているのはどのような人物だろうか。「当社では新しい方たちに、まず次の2つのことをインストールします。“ビジネスの合理的な進め方”と“人間力”です」と語る代表取締役の岩本氏。

「合理的に仕事をするというのは、翻すと漠然と仕事をしないということです。中長期的に目標を定め、それに向けて今やるべきことをきちんとこなしていくことがビジネスの基本だと考えています。だからといって、日々の業務をスケジュール通りに進めていくだけでいいのかと言えば、そうではありません。人間としての魅力、お客様に『この人と一緒に仕事がしたい』と思わせるような人間力も必要なんです」。

ビジネスの基本は入社後に徹底的にレクチャーされる。しかし、それを素直に受け止め、吸収できるかどうかは一人ひとりの資質にかかっている。

「ぜひ、心をオープンな状態にしてご入社ください。当社もすぐに結果を求めるのではなく、皆さんの成長を長い目で見ながらサポートしていきます。まだまだ規模の小さな会社です。ぜひ一緒にこれからの分譲マンション業界を変えていきましょう」。

そんな同社とともに成長したい──。
そして、既成概念にこだわらず、自らの手で新しいものをつくることに喜びを見出せる、そんな意欲あふれる方々にチャレンジしていただきたい企業である。

インタビュー

代表取締役　岩本政人氏 1967年生まれ。高校卒業後、プロのオートバイレーサーを目指し活動する。21歳で国際A級ライセンスを取得し、鈴鹿8時間耐久レースにも出場。しかし、不運な事故により負傷し、志し半ばで現役を引退。失意の日々を過ごすが、尊敬する先輩の後押しもあり新たな人生のスタートを決意する。当時、資金集めのためにアルバイトをしていた建設業界の体質に疑問を感じていたこともあり、同業界にて起業。分譲マンションのアフターサービスに特化した事業を展開し、現在に至る。

── 起業の際、社長が感じていた不動産業界の問題点とはどういうものだったのですか？

一番の問題点は「人を大切にしていない」ということでした。それは、働いている従業員に対してもそうでしたし、マンションをご購入いただくお客様に対しても同じです。当時は「売ってやる」という精神で、仕事しているところがあったんです。

でも、普通に考えればおかしな話ですよね。一生に一度の買い物をしていただくお客様に対して、きちんとした対応をしていない。ご購入後に問題が発生してもまともに対策を講じない。これはおかしいぞ、と思ったのがこの業界への違和感のはじまりです。お客様を第一に考えるというのはどんな業種業界でも当たり前のことなのですが、不動産業界には大きく欠... 続きを読む

企業情報

会社名

株式会社アペックス

業界

不動産・建設系 > 不動産賃貸・仲介・管理

IT/Web・通信・インターネット系 > システムインテグレータ・ソフトハウス

資本金

3230万円

設立年月

1990年12月

代表者氏名

代表取締役岩本　政人

事業内容

<分譲マンション事業トータルサポート>
定期補修、各種検査、内覧会コンサルティング
アフターサービス、コールセンター代行
施工管理技術者等派遣

<システム開発事業>
設計、開発及びコンサルティング
オープンソースソフトウェア導入コンサルティング

株式公開（証券取引所）

非上場

主要株主

岩本政人、林務、成田恵子、貝塚慶一、石割由紀、柳正規

主要取引先

株式会社淺沼組伊藤忠アーバンコミュニティ株式会社伊藤忠都市開発株式会社株式会社大林組オリックス不動産株式会社鹿島建設株式会社株式会社熊谷組五洋建設株式会社株式会社さとうベネック清水建設株式会社株式会社新日鉄都市開発住友不動産株式会社西武建設株式会社株式会社銭高組株式会社大京大末建設株式会社大成建設株式会社大豊建設株式会社株式会社竹中工務店鉄建建設株式会社東京急行電鉄株式会社東京建物株式会社東急建設株式会社東急不動産株式会社東鉄工業株式会社東武鉄道株式会社藤和不動産株式会社戸田建設株式会社日本綜合地所株式会社野村不動産株式会社株式会社長谷工コーポレーション株式会社フジタ株式会社ピーディーシステムフジミビルサービス株式会社前田建設工業株式会社丸紅株式会社三井住友建設株式会社三井不動産株式会社三菱地所株式会社名鉄不動産株式会社有楽土地株式会社

従業員数

30人

平均年齢

32歳

本社住所

東京都新宿区西新宿6-5-1　新宿アイランドタワー5F