エンジニアネット株式会社

ITソリューション事業を軸に成長中のエンジニアネット株式会社。現代表取締役社長の竹谷重樹氏は、証券会社のリテール、営業企画を経てスピンアウト。事業会社の上場プロジェクトに携わった後、2003年に同社に入社した。
当初は、エンジニアの派遣事業からスタートした同社。2003年に人材紹介事業とITソリューション事業への参入を果たすなど、着実に事業を拡大してきた。

ITソリューション事業では、WEB系やオープン系の基幹業務システムを中心に、設計、開発から保守管理、インフラ構築運用まで幅広いサービスを提供。これまでに、大手証券会社や大手半導体商社などのシステム開発を多数手がけてきた。

そのほか、医療業界向けソリューションや、個人事業主、起業家向けの事業支援アプリケーション開発、そして、同社のもう一つの主軸事業である人材紹介事業向けのサイト「転職上手」および、金融業界に特化した転職支援サイト「フィナンシャル・ジョブマップ」の開発・運営など、多種多様なサービスを手がける同社。

人材紹介事業では、金融業界・IT業界・建設業界を中心に、幅広い業種・職種への紹介実績を有し、今後も更なる事業拡大を目指す。

「社員全員が一致団結することで、会社を力強く成長させていきたい」という思いを強くもつ同社。そんな同社が経営コンセプトとして掲げるのが“Warm Heart＆Cool Head…”というフレーズである。
そこには、「常にクライアントファースト＆エンジニアファーストの姿勢を持ち、暖かい心と冷静な判断で満足度向上に努めよう」という意志が込められている。

社員全員が会社の成長に深く関わることを求める同社は、これまで、「クライアントファースト＆エンジニアファースト」に基づいた様々なアイデアを、社員から積極的に集めることで、新サービスや社内の仕組みづくりに繋げてきた。

例えば、先に述べた自社サービスサイト「転職上手」も、社員の企画が元になって生まれたもの。また最近では、採用業務に関して社員全員で考えるようにする事で、採用担当者だけでは気づかなかった自社の強みを再認識し、新たな採用戦略の立案や中途入社者に対するきめ細かいサポートなど、数多くの業務改善が実現されたという。
現時点でも、ホームページの改訂やプライバシーマーク等の取得など、会社を成長させる為の様々なアイデアが社員からあげられており、良いものについては積極的に実現していく姿勢である。

このように同社では、社員一人ひとりが「クライアントや周囲の人々の満足こそが、自分の満足につながる」という気持ちを持っていることが、組織としての大きな強みとなっている。
その裏には、「社会貢献が出来る企業を創造しよう」という同社の真剣な取り組みが垣間見える。

IT事業参入から12年余り。驚くことに、エンジニアとして働く社員の全員が中途採用でその中でも6割が未経験、異業種からのスタートだという。個人の努力があるのはもちろん、会社としてしっかりとした顧客基盤を持ち、ビジネスマナー教育や基礎研修を行なうことでスタート時の不安を解消するという考えがなければ、IT事業がここまで成長することは考えられなかったであろう。

「社員がお互いを助け合い、お互いの成長を喜び合う環境こそが、会社の安定した成長を実現する」と信じ、努力を続けてきた同社。今後の課題は、更に強固な組織作りだという。より確実な事業拡大を進めるためには、会社の軸となって技術面やマネジメント面、営業面にて力を十二分に発揮してくれる人材を採用することが急務だと考えている。

働く上では、「当たり前のことを当たり前にできること」が最も大切だと考える同社。例えば、「挨拶をする」、「報告・連絡・相談を速やかに的確にする」、「まじめに仕事に取り組む」など。決して難しいことを求めているわけではないが、若手であろうと、ベテランであろうと、これができていなければ、ビジネスパーソンとしての成長は期待できない。反対に、これさえきちんとできていれば、社員同士も顧客ともスムーズにコミュニケーションが取れ、活躍の場はいくらでも広がっていく。そして、この当たり前のことの積み重ねが、今のエンジニアネットを支えているのだという。

今まさに、「新しいエンジニアネットを作り上げていこう」という勢いのある環境のなかで、存分に自分の力を発揮できる人、自分の成長と共に会社を成長させることに喜びを感じられる、意欲溢れる人の参画を、同社は待ち望んでいる。