エム・ビー・アイの社長に就任するまでのお話を聴かせてください。
エム・ビー・アイの設立は2001年の4月ですが、私はそのころ別の会社で取締役をしていました。当時、コンピュータインフラの製造と施工をやっていました。 エム・ビー・アイは、その当時仕事で関わっていた人が創業しました。知人が創業したということもあり、私はエム・ビー・アイがパートナー企業として育ってくれるよう、当時から色々とアドバイスをしていました。 私がエム・ビー・アイに移った当初は、それまで在籍していた企業を通してIBMの仕事を中心に担当させてもらっていましたが、昨年からはIBMのコアメンバーとして、新しい案件などを直接取引させてもらえるようになりました。ずっとお客様に恵まれてここまできました。これからもずっとその姿勢を続けていきたいと思っています。
仕事をする上で、大事にしていることを教えてください。
一番大事にしているのは、現場を知るということです。自分たちがしている仕事は、現場でどう動いているのかを認識しなければなりません。そうすれば、自分のするべきことが自然と見えてきて、現場力が身につきます。 社員の皆さんにも是非現場を意識して、そこから自分が何をしなければならないのかを認識して欲しいと思います。それがステップアップにつながります。 それからもう一つ、お客様と話をすることです。そこにはヒントがたくさんありますし、信頼関係を築くことにもつながります。お客様ときちんと話をするためにも現場に目を向けなければならないと日々考えています。
中・長期の展開について教えてください。
せっかく会社を作ったのですから、上場を目指したいと思っています。しかし、同時に今のビジネスモデルではまだ力が足りないと感じています。もっともっと強い会社にならなければなりません。そのためには、さらにエム・ビー・アイに任せたいと思われるようにお客様との信頼関係を構築していかなくてはなりません。 ファシリティーサービスにおいては、たくさんのお客様から弊社に頼めば大丈夫だという信頼を得ることができていると思います。今までも、これからも重要な事業であることは間違いありません。しかし、これに満足すること無く常に+αのアイデアを追加していかなければなりません。このことを社員一人ひとりに認識して欲しいですね。 今後、ボイスネットワークに関連する分野を私達の武器にしていきたいと考えています。言葉によるコミュニケーションは絶対になくなりません。この分野で、新しいものを追い求めて、私たちが世の中をもっと便利にするつもりです。その試みの一つが、『i2i CONNECT』です。 これまで音声だけだったコミュニケーションに映像を加えることで、様々なサービスに応用することができます。携帯電話から会議に出席することが可能になりますし、コールセンターはお客様の便利性が向上するでしょう。 「いつでも、どこでも、だれでも、だれとでも」つながっていることから新たな価値が生まれます。いや、私たちが価値を生み出すことで、世の中はもっと便利になるのです。そうやって、人々の生活を影で支えることで、私たちは強い会社になることができます。これから弊社に参画して下さる方、是非一緒に夢をかなえましょう。
求職者にメッセージをお願いします。
自分がITの世界で何がしたいのか、それがはっきりしている人なら、弊社でそれを叶えることができるでしょう。私は、社員を育てようとは思っていません。みんな自分で育つ力を持っていると信じていますから。一人ひとりを尊重して、育てるのではなく、育つための場を与えるようにしています。 「あなたは何がしたいのですか?」 それは、あなたにしか見つけることができません。それがはっきりしている人には、弊社は支援を惜しみません。 弊社で何がしたいのか? 何を磨きたいのか? はっきりしている人にぜひご応募いただきたいと思っています。やりたいことに何かが足りないのは当たり前です。自分が勉強したいと言う気持ちがあればいい。規制はしません、あなたの考えをぶつけてください。