株式会社プラスアルファ・コンサルティング

【2023年7月28日に東証プライム市場へ上場いたしました】

当社は、さまざまな情報がネット上を駆け回る社会の中で、情報の“見える化”を起点に、付加価値（プラスアルファ）を提供するサービスの創造に取り組んでいる。
情報の裏側に潜む意味を抽出することにより人々に気づきを与え、その意味を考えていただくことにより企業、ひいては世の中に少しでも貢献していきたい。これが、当社の基本スタンスだ。

当社の提供するシステムは100%自社開発で、主力事業は３つある。

1つ目は、テキストマイニングサービス「見える化エンジン」。
SNS上のクチコミやアンケートなどに書き込まれたテキストを分析することで、お客様の声を“見える化”するための仕組みだ。自然言語解析の手法を使い声を見える化し、現場の社員に”気づき”を与え、マーケティング施策検討のコンサルティングも行っている。
(株)富士キメラ総研による調査報告書「ソフトウェアビジネス新市場」のテキストマイニングSaaS市場出荷金額実績において、11年連続でシェアNo.1を獲得。

2つ目の主力が「タレントパレット」。
科学的な人事戦略を実現するための人材活用プラットフォームだ。人材分野にマーケティング視点を取り入れ、社員のモチベーションなどを見える化し、企業の進む方向性と社員の進みたい方向性をあわせながら人事配置や育成につなげるサービスだ。
企業ごとの人事戦略や育成などの人事課題に対して、提案からプロジェクト遂行までのコンサルディングも行っている。また、転職データベースと連携して人材紹介を行うサービスや、採用候補者と社内で活躍している人材の情報を紐づけた科学的な採用も行える。

3つ目の主力が、「カスタマーリングス」だ。
顧客情報、購買履歴などの膨大な情報から顧客を見える化してセグメントすることで、顧客に合った最適なコミュニケーションを実現するCRM／マーケティングオートメーションツール。
お客様を生身の人間として感じられるきめ細やかな関係を築くことや、具体的な施策の提案を行い、お客様と共にマーケティング施策のPDCAサイクルを回すコンサルティングも行っている。
日経流通産業新聞による調査ではEC特化のCRM/MAとして、専門通販企業の売上上位50社のうち半数の50%に採用されている。

このように、当社は絶えず現状に甘んずることなく、次々と事業の裾野を広げてきた。
そして今後も変わらず、いろんな分野に挑戦していきたいと考えている。経営陣だけでなく、社員全員が知恵を出し合う方が、より斬新なアイデアが生まれてくるはずと、社内で新事業提案コンテストを実施している。入賞すると起案者が中心となり、実際に提案した事業の立ち上げを行うという本格的なコンテストだ。
新しいものへのチャレンジは、会社としても応援しており、社員も起案者の支援をする風潮があり、今ある事業を進化・成長させつつ、新たな事業の創出も皆で取り組んでいる。

代表取締役社長の三室克哉氏と取締役副社長の鈴村賢治氏は、野村総合研究所にてテキストマイニング事業に従事し、コールセンター分野を中心に1,000社以上の顧客の声活用プロジェクトを推進してきた人物。

「見える化エンジン」開発の経緯について、代表の三室氏は次のように語る。
「テキストなどの『定性情報』は数値としてまとまっているものではなく、様々な所に溢れかえっています。それをビジネスで使える『情報』として整理するのがテキストマイニング技術です。
前職で数々のプロジェクトに携わりましたが、当時のテキストマイニング技術は分析のプロが使うツールとして提供されることがほとんどでした。しかし、本当に『顧客の声』を必要としているのは『現場』の方々です。
実際に業務に携わる現場の社員の方が手軽に使うことができ、分析結果をすぐに商品やサービスの改善につなげられるようなツールを作りたい、という強い想いから、『見える化エンジン』を開発しました。」

同社が最も大切にしているのが「見える化」というキーワード。
同社のサービスはデータ分析に詳しくない社員でも抵抗なくツールを使えるよう、ビジュアルを重視した設計を特徴としている。アバターやグラフを取り入れたり、様々な文字の色やフォントの大きさを活用するなど、一目で分析結果を把握できるような細かな工夫が施されている。

「近年、CRMやSFAなど、様々なITソリューションを導入する企業が増えていますが、現場社員にとっては『難しい』、『使いづらい』という印象を与えることが多いのではないかと感じています。
我々はユーザーが直感的に操作し、実際の業務の中で活用できるようなツールを提供することを最も大切にしています。当社ではそれを『見える化革命』と呼んでいるのですが、今後も様々なソリューション分野でこの『見える化革命』を実現できるようなツールを提供していきたいと考えています」（三室氏）。

現在「見える化エンジン」に続き、様々なビジュアル要素を活用した次世代検索エンジン「アルファスコープ」や、顧客情報、購買履歴などの膨大な情報から顧客を見える化してセグメントすることで、顧客に合った最適なコミュニケーションを実現するCRM／マーケティングオートメーションシステム「カスタマーリングス」などの事業も提供している。
強みとするテキストマイニング技術を使い、全く新しい市場を開拓し、顧客に高い付加価値を提供し続けたいと考えている。
最近では、マーケティング分野で培ったノウハウを社員に向けて活用し、科学的人事戦略を実現するタレントマネジメントシステム「タレントパレット」事業も展開し、リリースから2年強で既に日本一働きたい企業に選出されたことのあるLIFULL社など、多くの企業に導入されている。

「我々のサービスを活用して頂くことで、企業が自社の事業に集中し、商品やサービスの改善に力を注ぐことができれば、生活者にとってよりよい社会が実現されるのではないか、と思います。また、同様に社員にも焦点をあて、社員が生き生きと最大パフォーマンスを発揮することで、その企業がより成長できるようになると思っています。当社がその一助になれたら幸せですね」（三室氏）。

「当社の強みは、『営業』・『分析コンサルタント』・『開発』が三位一体となり、速いスピードで次々と新機能を開発していることにあります」と三室氏。

営業や分析コンサルタントチームは新しいソリューションや機能を顧客に届け、顧客のニーズをいち早く開発にフィードバック。開発チームは新機能をすぐに形にする。営業や分析コンサルタントチームが顧客からの評価をもらい、また次の開発に繋げる、というサイクルをスピーディーに繰り返しているという。

職種に関わらず、同社の仕事は「コンサルティング」の要素が非常に高い。顧客の目線で、細かいニーズをくみ取り、いち早く製品に反映させていく。この姿勢が前年比約1.8倍という同社の急成長を支えているのだ。
「我々のような小さな会社が、大手優良企業のお客様と末永くお付き合いさせて頂くためには『スピード』が何よりも重要です。当社の製品は『売って終わり』ではなく、長く活用して頂くことがビジネスの根幹です。　『お客様の声』を活用し、お客様の期待に応えるサービスを提供し続けなければなりません」（三室氏）。
一人ひとりの社員が任される範囲が非常に幅広く、やりたいことにはどんどんチャレンジできる社風を持つ同社。大きなやりがいを感じられる環境だ。

社内は非常に明るい雰囲気で、仕事以外の社員同士のコミュニケーションも活発。
「テクを学ばせる委員会」や「ピクニック委員会」など社内横断の委員会活動も盛んで、お互いに感謝を伝え合う「おもてなし会」なども行っており、イベントは毎回とても盛り上がるという。社内で出会った社員一人ひとりの様子を見ても、楽しく働いていることがよくわかる。

最後に求職者に対し、三室氏は次のようなメッセージをくれた。
「当社は『つきぬける感動と広がる可能性をご提供します』という企業理念を掲げています。社員には、『仲間とともに一生懸命考え抜いて、努力して、お客様に感動を与える』、そんな経験を積み重ねて成長していけるような場を提供したいと思っています。一人ひとりの内に秘めた情熱を引き出し、実力を最大限に発揮できるような環境を作っていきたいですね。
まだ小さな組織ですが、お客様は我々をプロとしてとらえ、非常に頼りにして下さいます。世の中のトレンドにも強くなりますし、プロとして成長できる環境です。当社の理念やサービスに少しでも興味を持って下さった方は、是非積極的にご応募下さい」。