株式会社Your Games

マスコミ・エンターテイメント・メディア系

大人気オンラインゲームの開発運営を行っている設立10年のベンチャー！

上場を目指す

自社サービス製品あり

残業少なめ

企業について

コツコツと小さい実績を積み上げてきた同社。徐々に評価を上げていき、ようやく自社企画のタイトルを開発できる体制が整った！

エンジニア、デザイナー、プランナー等すべて社内で一貫して開発している。ポジションに関わらず、ブレストMTGなどを活発に実施しており、意見を言いやすい環境だ。

メンバーはもちろんゲーム好き。より面白い、求められるゲームをつくりたい情熱を持った方を大歓迎だ。

ボーナス以外にも利益は積極的にメンバーに還元！長めの休暇や書籍・勉強会費用の全額補助等、働きやすい会社づくりに余念がない。

毎月末の締め会では会社の売上等の数字や状況を全てオープンにし、コンセンサスを取った上で会社を動かしている。

設立から８年。まさに今、最高のスパイラルの中に

ゲームコンテンツの企画・開発・運営および販売を行っている株式会社Your Games。
設立は2010年9月で、ちょうどAndroidやiPhoneが急激に普及し始めた頃だったことから、「自分たちでも、スマートフォンで楽しめるゲームを作ろう」と3人のメンバーが集まって立ち上がった。

少数精鋭の受託開発から、拡大路線に切り替えたのが2014年。
現在は、自社で企画・提案してパブリッシャーからまとまった予算を集めることで、自分たちが作りたいゲームを開発していける体制が整ったところだ。

「うちがこれまで高い評価をいただけているのは、アニメーションなどの動きのあるゲーム。パブリッシャーさんからの直接の声だけでなく、多くのユーザーからも好評をいただいているようです。今後もそうした部分に力を入れつつ、拡大する市場の中でどんな色を出していくかについてはしっかり考えていきたいです」

Your Gamesの強みは、100％自社で企画・提案したゲームを開発している点。
社内にはプログラマもデザイナーもいるため、外部とのやり取りを発生させることなく、集中した開発環境が用意されているのは大きなメリットだろう。

「当社は今、とてもいいスパイラルの中にいると思います。設立当初は受託開発を通じて下積み経験で足場を固め、社内のノウハウや外部的な信頼・実績を挙げてきました。少しずつ大きな案件の経験を積み、自分たちのやりたいことができる環境も整ってきた。結果が出始めてからは売り上げや収益も上がり、社員の給与を上げられるようになりましたし、賞与もちゃんと出せるようになって、事務所も広いところに移転し、より開発環境も整ってきています」

こうした環境下でリリースされるゲームがきちんと結果を出していることで、社内の健康状態も良く、雰囲気もとても明るいという。

「会社がいい状態のうちに体制をしっかり強化し、今後何かあったときでも全社員が一枚岩になれるような体制を整えたい。せっかくいいメンバーがそろっているので、できればずっとみんなで一緒にやっていきたいんです。だから、そのためにできることは積極的にやっていきたいと思っています」

「開発者が働きやすい会社」の実現のために、用意された数々の手厚い待遇・制度

「今は40名程度の会社ですから、とても大きい会社の規模には勝てません。給料面も横並びにするのは正直なところ無理です。一応は求職者の方の前職と同じくらいは出せるようにと考えてはいますが、逆に言えば給料面以外のところをいろいろ手厚くしたいと考えています」

具体的には、夏期や年末年始の長期休暇が少し多めにとれるようになっていたり、社会保険完備や交通費の支給はもちろん、結婚祝いや出産祝いも用意。賞与は現在年2回、業績に応じて支給している。また、インプットするための書籍や勉強会などの費用は全て会社持ちだ。

「あとは毎月、月末に全社の締め会を実施していて、そこで会社の経営情報を全て開示しています。現状の売り上げや利益、プロジェクトの進捗状況、クライアントへの営業の状況といった情報だけでなく、会社が目指す目標において今どの場所にいて、今後どんなふうに動いていくのかなども全社員で議論できるようにしています。我々はベンチャーですから、業績の推移やビジョンの共有を行うことで、社員一人ひとりが安心して働けるようになればいいと思いますし、隠すことなどないからこそ、開示することで信頼関係を築くこともできるのではないかと思っているんです」

社員からの反応は上々で、それを顕著に示しているのが、同社の離職率の低さだろう。

「実際のところ、大きな会社の誘いを蹴ってうちに来てくれたり、給料が下がってもいいからとうちを選んでくれた社員もいるんです。少なくとも社員に対しては最低限の礼儀と義理を尽くしたいというか。社員への投資は、将来的に絶対に会社のためになると思うので、そこはちゃんと考えたいと思っていますね」

社員一人ひとりが、自信を持って安心して働ける会社にしたい

こうした新井氏の気持ちに応えるかのように、社員たちの仕事に対する情熱は並々ならぬものがある。「ものづくりに対してストイックな人が多い」ということだが、いいゲームにしたい、売れるゲームにするにはどうしたらいいのか、といった議論は常に社内で交わされている。社員同士の信頼関係のもと、意見をぶつけながら、自由な意見交換が行われている。

「ですから、ゲームが好きで、仕事にきちんと向き合えて、自分から積極的に意見できる人であれば、Your Gamesの社風とは合うと思います。あとは、変化を楽しめる人。変化が激しい業界ですし、当社も早いスピードで変化をしているところですから。設立当時は5年や10年のスパンで先々のビジョンを考えていましたが、今は変化の早さに合わせて直近3年くらいしか見ないことにしています。そのための情報収集はしっかり行っていますし、経営者として素早い判断も心がけています」（新井氏）。

今後の事業展開としては、従来の受託開発と、自社企画のゲーム開発のほかに、製作物を生かしたIPビジネスの準備もしていきたいと考えている。

「やっぱり、基本的には社員にどんどん任せていく会社にしていきたい。逆にいえば、信頼して任せられると考えて一人ひとりを採用しているわけですから、そこは僕自身が責任をとるつもりで、自信を持って皆に働いてもらえるよう環境を整えてくべきだと思っています」（新井氏）。

今のところはVCを入れて一気にアクセルを踏んで、といったことは一切考えておらず、社名の通り、「お客さん＝ユーザーの求めるゲーム、遊びたい、面白いと思うゲーム」の実現に向けて、シンプルに会社を伸ばしていきたいという。「開発者が働きやすい会社を」という新井氏の思いは、着実にかたちになりつつあるようだ。