株式会社パンタグラフ

創業9年目を迎える Webソリューションのベンチャー企業、株式会社パンタグラフ。モバイルマーケティングとソーシャルコミュニケーションによるWebプランニングや製作・開発を中心に、テレビ番組制作や映像製作、タレントキャスティング、Web戦略のコンサルティングなど幅広く手掛けている。

同社は2011年、モバイルソリューション関連企業にてチームメンバーだった3人によって設立された。創業以来目指してきたのは、Webサイト・アプリなど様々なサービスや情報を"いかに使いやすく、わかりやすく、魅力的に提供するか"である。
「世の中をもっと面白く、便利にしていくことをモットーとしています。今Webソリューションに求められているのは技術だけではなく、サービスをどのように人々に提供していくかという提案力です。どのように伝えたら人々に企業に喜ばれるのか。世の中のニーズに常に誠実な企業でありたいと考えています」（取締役　塚田氏）。

パンタグラフは得意とするWebプロモーションを武器に、大手企業や放送局の企画・コンサル・サポート、アプリ開発まで手掛ける Webソリューション企業として躍進した。さらに2015年からは、ウェアラブルデバイス向けのサービス、アプリケーション開発にも着手した。

「創業時期のあわただしさから落ち着いてきた2014年、世の中の人々が困っていることにIT技術を活用して解決したいと考え、社会貢献に繋がるサービスを検討することにしました。当時グーグルグラスの登場でウェアラブル端末が注目されており、IoT関連の新たなサービスが生まれてきていました。そこでウェアラブル技術をいかした視覚障害者をサポートするソフトウェアの開発に着手することになりました」（同氏）。

新たな技術を積極的に取り入れ、社会的な問題を解決していく。Webを使って世の中を前進させるという創業時からの想いは、新事業にもしっかり受け継がれている。「これからもインターネットを通して“想いを繋ぐサービス” 作りを目指していきたいですね」と塚田氏は熱く語った。世の中のニーズを誠実に形にしていくプロ集団ともいえるパンタグラフ。ネット社会の進化とともに同社のサービスはますます注目を集めていくだろう。

同社の事業の柱はWebマーケティングやアプリプロデュース、ソーシャルコミュニケーション戦略など、インターネットを使った様々なソリューションである。長年磨き上げてきたWebプロモーションでは、ソーシャルメディアやコンテンツマーケティング、SEMからキャンペーンの企画制作まで手掛けている。その高い技術力と企画力への評価は高く、フジテレビの"お台場合衆国フォトアルバム"企画制作など大型キャンペーンの実績も豊富だ。
また、Webサイトやアプリ開発においては使いやすいUIの設計、最適な導線設計に強いこだわりを持っており、American Expressのスマートフォンサイト開発、鏡リュウジのタロットアプリのデザイン開発など様々な企業から支持を集めている。これまでの経験をいかしてソーシャルアプリ戦略も手掛けるなど、ソリューションの幅は年々拡大し、進化している。

そして注目すべきは、2015年から研究開発を手掛けているウェアラブルデバイスへの取り組みであろう。眼鏡型ウェアラブルデバイスによる遠隔ガイド・サポートシステム"guide glass（ガイドグラス）"は視覚障害者の遠隔サポートを行う。

「IoTにおける新しい市場を切り拓いていき、メガネ型だけではなく、時計型デバイスやバンド、家電製品に至るまで、様々なデバイスを活用したサービス開発も予定しています」（同氏）。

2020年には東京オリンピック・パラリンピックが開催されることから東京への観光客は大幅に増加すると言われている。ユーザーの視界や位置情報を把握できるガイドグラスは、今までにない観光案内やナビゲーションを提供できる可能性を秘めている。旅行市場が拡大していく中で、新しい事業の柱としての成長が期待される。

2015年10月にオフィスを移転し、新たな環境で成長のエンジンを加速させていくパンタグラフ。今後の業務拡大と新規事業開発に伴い、テクニカルディレクターなどプロジェクトのキーマンとなる人材を求めている。第二の成長期に入ったタイミングでの求人募集は、コアメンバーとして活躍できるチャンスだ。

「大手有名企業のWebサイトやアプリの企画提案段階から参画できるのが大きなやりがいですね。新しい事業の立ち上げも控えており、多くの経験を得ることができるでしょう。また、Google GlassやApple Watch‎などのウェアラブルデバイスやIoT関連の研究も行っているので業界の最先端にふれることもできるのも魅力です」（同氏）。
そして「弊社の最大の強みのうちの一つは、年齢・経験関係なくどんどんプロジェクトに参加出来ること」と強調する塚田氏。その言葉通り、新卒1年目から責任が大きな仕事をどんどんまかせられるという社員の声も多く、年齢やキャリアに関係なく活躍できる社風が根付いている。中途入社でも実力が伴えばすぐに最前線で活躍できるだろう。

一方、経験に不安があっても充実した教育制度があるので心配は不要だ。セミナーやカンファレンス参加を推進しており、資格取得に関する奨励金制度も導入し、国家資格をはじめ様々な資格取得をバックアップしている。
「弊社では“社員全員がプロフェッショナルな特技を持つ集団”を目指しています。そのため、社員の積極的なセミナー参加や資格取得に関する支援に力を入れています。また、PCなどの必要な機材やソフトウェアなどがありましたら会社から全て支給させていただきます。一緒に働いてくれる方達に少しでもいい環境をご用意したいと思っています」(同氏)。
笑いのたえない明るい社風からは誰でも受け入れてくれる懐の広ささも感じる。和気あいあいとした環境の中でメンバーがしっかりサポートしてくれそうだ。

パンタグラフの創立に関わった面々は、学生時代からプロダクションを設立、大学在籍中にアプリ開発を手掛けるなど強者揃いである。常に斬新なアイデアや企画を出すことにこだわっており、技術以外にも多くの刺激を受けることができるだろう。