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株式会社マーキュリー

  • IT/Web・通信・インターネット系

“不動産情報革命”をもたらす業界シェア90%の情報サービス企業

自社サービス製品あり
シェアトップクラス

企業について

マンションディベロッパーおよび関連する広告代理店や金融機関などを顧客として情報提供サービスを手がけている、株式会社マーキュリー。「ずば抜けた情報力と分析力を持つマーケティング・リサーチ環境を創出し、不動産取引に関わるより多くの人の満足を創造する」をミッションに、“不動産情報革命”の実現を目指している。約25年前にリリースした主力サービス「サマリネットシリーズ」は、マンション業界で約90%のシェアを獲得しており、業界では名の知られた存在となっている。
「サマリネットシリーズ」は、地図データと連動した不動産および民力データと、多彩な分析機能で最適なエリアマーケティングを支援する情報サービス。首都圏版、東海版、関西版がある。基になっているのは、分譲マンションの説明パンフレットや図面集、価格表などの情報。95年以降に当該エリアで建てられたあらゆる新築マンションの、部屋ごとの売出価格、間取り、面積などの情報をストックしている。
これらのデータは、次のように活用されている。
まず、マンションディベロッパーの事業計画の作成。新築マンションを建てる際の市場環境調査や積算見積もりの作成に用いられる。また、用地を仕入れる際はたいてい入札が行われるが、その入札価格を割り出す際の相場情報としても用いられる。
「それまで各社はスタッフを雇って調べさせていたのですが、『サマリネットシリーズ』によってボタン一つで情報が取れるようになりました。業務効率化やスピードアップに大きく貢献していると自負しています」と取締役の大寺利幸氏は言う。
この「サマリネットシリーズ」はPCにインストールする形式のパッケージ製品であるが、モバイルデバイスでいつでもどこでも見られるようにした、いわば“ライト版”ASPサービスが「リアルネット」だ。このサービスで、同社は従来の“1部署1アカウント”から“1人1アカウント”にユーザーを広げるべくチャレンジしている。
「例えば、マンションのモデルルームでの商談や現地調査で使いたいといったニーズに応えることができます。従来のユーザー獲得目標は“社数”で考えてきましたが、今後は“者数”で行きます」と大寺氏。
そのほか、目下好調に伸びているのが「タウンマンションプラス」。マンションの各部屋の価格や間取り、築年数などから居住者をプロファイリングし、部屋番号レベルで自動車や学習塾、住宅ローンなどの商品のDMをポスティングするというメディアだ。
「ターゲットが絞り込めるので、コストをかけたDMのムダ打ちが防げると好評です」(大寺氏)
以上は“to B”のサービスであるが、これから力を入れていく“to C”の新サービスが「マンションバリュー」だ。マンションの現在価値(売却するとしたらいくらで売れるか)を推計するエンジンや、当該マンションの住人によるコミュニティサイトを組み込んだ、マンションを売りたい人と買いたい人を結びつけるプラットフォームである。
「中古マンションの流通が変わる、まさに“不動産情報革命”といえるインパクトを秘めていると思います」と大寺氏は胸を張る。

同社は、代表取締役社長の陣隆浩氏が起業した不動産情報ベンチャーが、2003年に1991年創業の不動産情報サービス企業に合流して、株式会社マーキュリーとして再出発した。
「起業する前、合流した不動産情報サービス会社の前身企業と関わりがありましたが、そこで見た『サマリネットシリーズ』の原型となるサービスを見て衝撃を受けたのです。それが“不動産情報革命”を目指す契機となりましたね」と陣氏は振り返る。
2006年の頃、それまでなかった企業理念やミッション、バリューなどを制定。
「新卒を採用しようとした時、当社の存在意義や魅力を伝えるために必要性を感じ、考えたものです」(陣氏)
その詳細はホームページの「Philosophy」に公開されている。人事考課の項目にはこれらのフィロソフィーを反映させて徹底を図っている。
このフィロソフィーの中に、“STYLE”という次のフレーズがある。
「強烈な願望と成し遂げる覚悟を持ち、サービス精神とチャレンジ精神が旺盛で、颯爽とした善い奴が集う、このコミュニティーに対し、1人1人が貢献し盛り上げようと切磋琢磨している」
これについて、陣氏は次のように説明する。
「先に“サービス精神”があることがポイントです。サービス精神とは、人を喜ばせようとする思い。この思いがあるからこそ、チャレンジもできると考えています」
そのほか、同社には“おかげさま”や“やっちゃいましょう!”という常套句がある。
「“おかげさま”は、“お疲れさま”というネガティブな言葉の代わりに言うようにしています。“やっちゃいましょう!”は、居酒屋などで飲んでいてよく出てくる言葉。何かやりたいことがあったら、思い切ってやってみようという風土にしたいと考えて多用しています」(陣氏)
夏場は、先頭切ってTシャツに短パン姿で出社する陣氏。
「みんなにも勧めています(笑)。オープンでカジュアルな会社でありたいですね」と陣氏は強調する。

「当社のサービスは不動産業界で知名度が高く、ユーザーが見えているので開発しやすいメリットがあります。上長は基本的に細かな指示は出しません。どのポジションであっても主体性を重視し個々の裁量に任せるようにしています。事業を行う以上成果も大事ですが当社では「考動力」を評価しています。社員と役員の距離が近いので、どんどん提案してほしいですね。ベンチャーのような新しい組織で、自分たちで自由に環境づくりができるにもかかわらずサービス基盤は安定している、こんな“いいとこ取り”ができる環境は滅多にないのではないでしょうか」と大寺氏。
新たに加わる仲間には、例えば「こんな言語ならできる」といったテクニカルな面よりも「いろいろな領域をまとめてワンストップでサービスをつくった」といったような経験を重視するという。製販一体型のサービスを作り上げてきた同社は、部署同士の横の繋がりが強く社員全員がサービスに携わっている意識が高い。興味があれば、担当外であっても企画会議に参加することも大歓迎だという。業界に認知度の高いサービスの企画段階から運営まで一貫して関われる醍醐味と、新規サービスに携われる醍醐味の両方を味わうことができるだろう。
“やっちゃいましょう!”という前向きな精神の持ち主は、見逃せないはずだ。

企業情報

会社名

株式会社マーキュリー

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > インターネット/Webサービス・ASP

IT/Web・通信・インターネット系 > その他IT/Web・通信・インターネット系

企業の特徴
自社サービス製品あり、シェアトップクラス
資本金

4,540万円

売上(3年分)

201921,059,075千円

設立年月

1991年05月

代表者氏名

代表取締役 陣 隆浩

事業内容

不動産マーケティング事業
- マーケティングシステム、クラウドサービス
Web事業
- 不動産業界向けwebマーケティング、Webサイト制作
- 不動産情報メディア運営
DM事業
- 不動産データを活用した販売支援サービス
受託事業
- システム開発、マーケティングリサーチ
海外事業
- 進出支援、不動産メディア運営

株式公開(証券取引所)

主要取引先

■不動産デベロッパー ■マンション販売会社 ■建設会社 ■金融機関 ■広告代理店 ■シンクタンク

従業員数

75人

平均年齢

32歳

本社住所

東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル43階(私書箱157号)

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