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エンカレッジ・テクノロジ株式会社

  • IT/Web・通信・インターネット系

イノベーションで日本の情報システムを足下から支える、シェアNo.1企業

上場
自社サービス製品あり
シェアトップクラス
カジュアル面談歓迎

企業について

エンカレッジ・テクノロジ株式会社は、セキュリティや内部統制に関わる情報システム管理製品を提供している会社だ。システム運用管理を主力とするパッケージソフトウエア・ベンダーとして、システム操作・点検・監査ソリューション「ESS REC」などが業界では広く知られている。金融業界などを中心に、大手企業をクライアントに多く持ち、2013年12月には東証マザーズに上場。社会的に必要とされるミッションに積極的に取り組み、さらなる成長が見込まれている。

同社の設立は2002年に遡る。当時、システム運用管理のパッケージソフトウェアはアメリカを筆頭に外資系ベンダーの製品が多く、日本市場に合った製品が少なかった。

「お客様は、海外生まれのシステム運用管理ソフトは日本の商習慣や考え方に合わないとか、改修のリクエストをしてもなかなかやってくれないということに不満を感じていました。そこで、日本に合った独立系のソフトウェアベンダーがあってもいいのではないかという発想から当社はスタートしました」

コンピュータはシステムを構築して終わり、というものではない。実際に運用をするとさまざまなリスクがつきまとう。具体的には、ハードウェアの故障やソフトウェアのバグ、外部からの攻撃などがあり、システムが停止することで社会問題になることすら考えられる。同社ではこれを「システムリスク」と呼び、2002年12月には統合プロセス監視システム「Encourage Super Station(ESS)」をリリース。また、操作ミスに起因するトラブルや内部不正、さらには外部から標的型攻撃を受けて情報を盗まれるような「ヒューマンリスク」を管理する「ESS REC」を2004年にリリースし、その後は2年に1本ほどのペースで新製品を発表している。

現在の主力商品「ESS REC」は、個人情報保護法や日本版SOX法の施行を背景に注目を集め、2008~2009年には金融系や上場企業での導入が相次ぎ、システム操作証跡管理ツールとしてシェアNo.1となった。

「どこかの製品に似たような物を作るのではなく、うちにしか作れない新しい考え方の製品を作っていこうという想いからできあがったのが『ESS REC』でした」

その後、「ESS AdminControl(EAC)」などの関連する製品群が成長を続け、今日に至っている。

エンカレッジ・テクノロジは新技術にも積極的に取り組んでいる。機械学習については3年ほど前から研究をしており、製品化も検討されている。これまでにない「新たなテクノロジー」を作り出すことに積極的で、20を超える特許を出願し、多くの特許技術を製品に搭載している。

「すでにある物をさらに良くしていくのは非常に重要なことではあるんですが、それはあくまで『元の延長』でしかない。ですから、すでにあるやり方ではない、まったく新しいアプローチというものが私たちには必要だと考えています。そういう思いを新製品に込めています」

さらに新しい展開も構想されている。これまで「ESS REC」などの製品群で主にヒューマンリスク対策に力を入れてきた同社だが、今後はコンピュータの運用管理の分野で効率化・自動化といった部分にフォーカスすることを考えているという。

「リスクをどう管理するのか、内部統制をどうするか、というところから一歩先に進むと、効率化・自動化というところが見えてきます。コンピュータが本当に全自動で動いてくれるという夢のような世界にならないかぎり、AIが進歩しても、人が関わる部分がゼロになるとは思えません。むしろ、人の意思を汲み取って従うITになっていくと思います。人とITの関わり方、そこは大きなテーマとなりうるのかなと考えています」

また、高い技術力を誇る同社の発想の中心にあるのが「人」という考え方もうかがえる。

「人を支援したり、人を守ったりというコンピュータと人の間にある製品を作ってきたので、その流れからも効率化・自動化が必要だと思いますね」

これまで見てきたように、新しい価値の創造を通じて社会に貢献してきた同社のビジョンは骨太だ。

「ITがない世界では人は常識を持って行動しますが、ITが介在すると非常識なことをやってしまうことがあります。それこそ『直接人に見えていないから、ついやってしまう』ことが起きうる。当社ではシステム運用管理を介してITが健全に使われる社会を根底から支えていくことを大きなテーマとしています」

200名前後の陣容を誇るエンカレッジ・テクノロジでは、社員が働きやすく、学びやすい環境づくりに力を入れている。そのため、社内では講習会、勉強会が積極的に開催されているという。新技術を習得して世界を広げるには魅力的な環境だ。

「採用の面談をするときには、当然、即戦力になってもらいたいという気持ちはありますが、それ以上に、周りを巻き込むような積極性を重視しています。課題に対して『これはこうしたら解決できるんじゃないでしょうか』というような提案をして、なんなら自分がやりますというような、当社ではプル型の仕事と呼んでいますが、自分から前進しようとする人に活躍していただきたいですね」

同社では、アジャイル開発プロセス(スクラム)を採用している。朝9時のスタンドアップミーティングから業務はスタート。社内にはホワイトボードが数多く設置されており、自由にディスカッションが行われるなどフラットな雰囲気が特徴だ。夕方5時には、再度スタンドアップミーティングが行われる。「ノー残業デー」を設定し、勤怠管理システムを自社製品と組み合わせて運用することで、サービス残業防止の取り組みを進めるなどして、社員のワークライフバランス管理にも努めている。

活発にディスカッションが行われ、あちこちから声が聞こえる企業文化を反映して、集中するときとコミュニケーションを取りながらチームでやるときとをメリハリをつけて使い分けられるよう、社内ではヘッドホンの使用が解禁されているなど、働きやすさへの取り組みも進めている。

「趣味のように仕事をしてもらえるといいですよね。ただ、時間は短く(笑)」

積極的に学び、成長してキャリアを形成したいという人を支援する環境が整っているのが、同社の特長のひとつといえるだろう。興味がある人はぜひ一度足を運んで、この空気感を味わってみてほしい。

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求職者の声

企業情報

会社名

エンカレッジ・テクノロジ株式会社

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > ソフトウェア/パッケージベンダ

IT/Web・通信・インターネット系 > ITコンサルティング

企業の特徴
カジュアル面談歓迎、上場、自社サービス製品あり、シェアトップクラス
資本金

5億738万円

設立年月

2002年11月

代表者氏名

代表取締役社長 石井 進也

事業内容

コンピュータシステムソフトウェアの開発、保守ならびに販売
コンピュータ運用管理に関するコンサルティング
コンピュータ運用管理に関するBPOサービス

株式公開(証券取引所)

東証スタンダード

従業員数

131人

本社住所

東京都中央区日本橋浜町3-3-2 トルナーレ日本橋浜町7F

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