テクバン株式会社

先端のIT技術を強みに、SI・ITコンサルティングからシステムの設計・開発、保守、システム検証や品質管理までのトータルソリューションを展開するテクバン株式会社。
テクバン（Tech Van）の「Van」には、“先駆者”という意味が込められており、社名には、「IT技術の先導者集団として、お客様に常に新しいビジネス付加価値を創造する」という意味が込められている。

社名に込められたメッセージどおり、これまで様々な分野において最新のITソリューションサービスを提供してきた同社。国立大学内の業務システムや官公庁向けの電子申請インフラサービス、その他金融、製造、流通、航空、Web業界でのサービス提供など、顧客の多種多様なニーズに対応し、高品質を守り続けることで多くの顧客から高い評価を得てきた。取引先には一流企業や官公庁・大学・研究機関など、そうそうたる名前が並ぶ。

フルスクラッチの開発にとどまらず、様々なDX関連のSaaS製品の導入支援・導入に向けたカスタマイズ開発や、導入後の活用支援といったクライアントのニーズに合わせた提案も行っており、大手企業との直接取り引きも大幅に増加している。
クライアントの8割がリピーターとなっており、サービスの品質はもちろん、同社の堅実な経営も顧客の絶大な信頼を集める大きな理由となっている。1996年2月の創業以来、堅実な経営を念頭に置き設立以来連続して黒字経営を達成しており、しっかりと腰を据えた経営が光る。

そんな同社はこれまでに築きあげた基盤のもと、現在を『変革期』と位置付け、さらなる事業拡大を図っている。クラウドやDXをはじめとする最先端技術や、ソフトウェアの第三者検証や品質管理といった新しい事業展開も着実に業績を伸ばしている。
２０２４年には地方展開も進めており、東海地方の企業買収や、東北・九州地方での事業所の設立など、企業として更なる飛躍を遂げるべく新たな挑戦を続けている。

景気が停滞するなかでも、最新技術の検証環境の構築や、社内研修によるエンジニアの技術力向上に技術投資を続けてきた同社。どんな時代でも変わらず、積極的に事業拡大への挑戦ができるのも、同社の「堅実経営」の“たまもの”といえよう。

そして、その「堅実経営」を支えているのが、ほかでもない、一人ひとりの社員である。

「当社の社員のミッションは『お客様と長くお付き合いしていく』ことです。常々、社員には『お客様と長く付き合えば、よりその企業のことを深く知ることができる。深く知ることができれば、お客様に良い提案をすることができ、リピートして頂けるようになる』と伝えています。一回掴んだお客様は離すなよ、という意味もあるのですが（笑）。おかげで取引先の顧客とほとんど関係が切れたことがないですよ。」と語るのは、同社の採用担当。「お客様と長くお付き合いしていく」という姿勢が根付いていることが、顧客からの信頼を生み出しているのだ。

さらに、同社が顧客の信頼を勝ち得るもう一つの要因は、その独特な営業スタイルにある。

「当社の営業は、ノルマを設けてやみくもに仕事を取ってくるスタイルではなく、お客様や当社の技術者をケアすることに力を入れています。つまり、お客様のニーズとエンジニアの希望をマッチさせるような活動に重きをおいて行っているのです。」と採用担当は言う。

営業もエンジニア一人ひとりのキャリアパスを考えながら仕事を調達するのが同社の営業スタイル。それにより、技術者は高いモチベーションを保ち、良いパフォーマンスを実現することができる。そこからお客様の信頼を生み出すことができるというわけだ。

同社ではIT技術という側面から、お客様に信頼されるパートナーとしてソリューションを提供することを今後も目指す。

顧客を大切にするとともに、社員も非常に大切にしている同社。

企業の成長において「人材の定着」は必要不可欠。同社は社員が成長を実感し、やりがいを感じながら長く働き続けることができるよう、会社をあげてバックアップしている。
成長環境だけではなく、IT業界にありがちな過度な残業も会社全体で撲滅していく取り組みを行っており、全社平均の残業時間が12時間未満とWLBを実現している。

同社で働く魅力について、社員は次のように語る。
「自分のやりたい案件を任せてもらえるので、仕事に対する満足度は非常に高いです。毎月の1on1や定例の部全体での会議など、自分の状況の確認や希望を聞いてもらえる場面が多くあるので、手を上げやすい環境だと思います。」

「『上流』から『下流』まで幅広く手掛けているので様々な経験を積むことができ、事業部を跨いでの社内でのキャリアチェンジも可能です。自分の志向に合わせて多様なキャリアパスを描くことができるのがうれしいですね。」

「男性でも気兼ねなく育児休暇が取得できましたし、子どものお迎えや急な病気などもチーム全体でフォローし合っています。長く働いていくと様々なライフイベントが発生するので、そういったことをオープンに相談できる空気感はありがたいです」

エンジニアにとっては、安心できる環境で自分の新しい可能性を見つけることができる、非常に魅力的な環境であろう。

また人事制度においても、社員個人の自己実現を支援することを最も大切にしている。年に一回、社員一人ひとりと人事考課を行っているのだが、その実施期間には約2か月かけるという力の入れようだ。
人事考課で導入している「目標管理制度」では、単に目標を達成したかどうかのみを評価の対象にするのではなく、そのプロセスも重要視。次期に向けての具体的な目標設定を行い、工程表を使って目標に向けて必要なスキルを身につけるためのプロジェクトや社内教育のプランをたてていくのだ。

もちろん、評価に基づく報酬制度もしっかりと整えられている。報酬によっても、社員のモチベーションを維持できるシステムも整備されているのである。

最後に同社の採用担当は、求める人物像についてつぎのように語った。
「当社は、これまで築いてきた基盤を元に、今、新たな成長フェーズを迎えています。IT企業として更なる成長を実現するための原動力となる人材を求めているのです。今までの経験も存分に活かすことができますし、新しい経験を得ることも可能な環境が当社には整っています。仕事を通して自己実現を目指したいという方に是非ご入社いただき、会社の歯車ではなく、エンジンとなって活躍してもらいたいですね。」

今後も自慢の社員と顧客からの信頼が同社の成長を後押ししていくだろう。