株式会社グミ

会社名グミの由来は「組＝グミ」。株式会社グミはその名のとおり、枠を越えた組織力でさまざまなクリエイティブを融合していく映像・デジタルコンテンツ制作会社だ。

同社には映像・WEB・システム・アプリ・グラフィック・イベントなど、各分野のスペシャリストが集まっており、それぞれの専門性を活かしつつ横のつながりを活かして仕事をすることを得意としている。
事業内容はデジタルコンテンツ事業が売上の大半を占めるが、クライアントの多岐に渡るニーズに応える形で業態もどんどん広がっているのが現状だ。必要な技術範囲が越えてしまうような案件こそ、グミ最大のパフォーマンスが発揮される。

例えば、東京モーターショーのイベントでは、自動車の部品メーカーから「老若男女、すべての人が楽しめるブースづくりをしたい」との依頼があり、スクリーンに投影された自動車の画像から当該の部品を探し出すという体感型ゲームのコンテンツ制作。キネクトを連動したこのコンテンツは、結果的に10倍の来場者を呼び込んだ。
また、アパレルメーカーのクリスマスキャンペーンでは実際の店舗を縮小化して模型を作成し、その模型を使って3Dプロジェクションマッピングの使った映像作品を制作をした。

また、多くの企業がビジネスチャンスとして注目している、AR（拡張現実）・VR（仮想現実）がある。グミは先駆けてその技術を使ったプロダクトを手がけていた。ノウハウとアドバンテージは数年前から蓄積されている。大企業をはじめとした会社から引き合いが絶えない。

彼らの技術の幅の広さを示すイベントとして、年に１回開催されているのが社員のアイディアを披露する場となる「グミケ（グミアイデアマーケットの略）」という内覧会。
社内で５、６個のチームをつくり、１年がかりで企画から制作まで行う。社員は自分たちの仕事の合間を縫って最先端の技術を使った展示物を用意する。制作事例も幅広いのが特徴で、上記にでてきたプロジェクションマッピングやAR、VR等最新技術のデモンストレーションはここで初めて日の目を見たという。来場者はクライアントの広告代理店やメーカーで、実際に仕事になる前のアイディアや提案力、技術力がここで披露されるのだ。

このような幅の広いビジネスを手がける同社はどのようにして機能しているのだろうか？

同社の平均年齢は36歳で社員は55名。うち、プロデューサーが10名、映像系・web系のクリエイターは34名、研究開発のエンジニアは7名在籍している。ベトナムにもオフショア開発の拠点として関連会社があり、国際的にも事業展開をしている。

設立されたのは2006年。当時、代表取締役の小山 欣紹氏は広告代理店のプロデューサーから映像制作会社を経験し、同社は小山氏の部下を含む４名でスタートした。小山氏は次のように振り返る。
「広告代理店ではプロデューサーでしたが、私は現場仕事が好きだったんです。現場をもっと極めようと思い、映像制作の専門会社に転職しましたがもともと独立志向が強く、映像制作のスキルとノウハウを身につけたら会社は辞めるつもりでした。あと、映像の世界はまだ私からすれば師弟関係のような古い体質が残っていて、部下が上司に意見できないような風土もありました。会社が個人主義のままだと、いい仕事をするにも限界がある、大きな仕事もやりにくい。だから、私は会社を飛び出して『グミ』をつくったんです。組織・グループ単位で仕事すれば、もっといい結果が生まれるにちがいない、と。最初の頃はやはり映像会社なので個人商店になりがちでしたが、設立当初から個人文化から組織文化へという思いはずっと持ち続けています」（小山氏）

「個人文化から組織文化へ」をモットーに映像・WEB・システム・アプリ・グラフィック・イベントなど、それぞれのスペシャリストが集まって、最適なスタッフィングでコンテンツ制作に臨んでいる。

「映像制作会社やweb制作会社はシステムの開発部分は外注するなど、切り離されているところも多いのですが当社は社内でうまく連携しているので、そこが最大の強みですね。システム開発からUIデザインまで手がけられる。映像制作会社といえども、グラフィックデザイナーからイベントプランナーまで、クリエイティブのスペシャリストが社内に何人もいる状態なんですね。だから、組織としてすごく強みがあるのです。だからと言って何でも屋というのではない、ちゃんとそれぞれの分野にスペシャリストがいて、自分の専門分野を越えて横のつながりをつくっていける。今まで映像の専門だった社員がwebの知識を身につけていき、その結果、映像とwebの連携がとれていく。自分の凝り固まった、できる・できないの壁を簡単に越えていける環境なんです。すると、いつの間にか組織のなかでも相乗効果が生まれているんですよね」（小山氏）

「好きなこと・やりたいことがあれば、どんどん主張すべき」という企業文化の同社。実際の面接では「自分がやりたいこと、実現したいこと」を語って、一回の面接で採用されたケースもあるそうだ。自分がやりたいことや意見を言うこと自体に、マルをつける会社。

「内覧会の制作事例からもわかるように、当社で仕事する人は本当に仕事に飽きないと思いますよ。映像制作会社からスタートしたけれど、面白いと思えばどんなものでもつくる情熱があります。内覧会の商品はすべて商品化していますし、新しいことやユニークなことに貪欲な人であればおもしろい会社だと思います」(小山氏)。

求める人物像について聞くとこのような回答が返ってきた。

「自分の知識やスキルだけで勝負する人ではなく、常に新しい知識やスキルを身につけようとする向上心のある人に来て欲しいです。自分の固定観念を簡単に越えていけるような人がいいですね。今、映像の仕事をしているけど、こんなことやりたい・あんなことやりたい、という思いや気持ちのある人。自分に挑戦したい人であれば、当社は会社として場を用意するつもりです。自分のひとりよがりでないことが大前提ですが、どんどん自由にできる環境があります。職種を越えて、やりたいことができる会社です」（小山氏）

採用応募者の皆様へ
個人情報の取扱いについて

提出いただく個人情報は、弊社採用業務（審査・選考）をおこなう目的で利用します。
下記以外に、本人の同意なく第三者に提供することはございません。
個人情報の提出は任意です。
提出頂けない場合は、採用活動に支障を来たす恐れがありますことをご了承ください。

提出いただいた個人情報に関して、利用目的の通知、個人情報の開示、訂正、追加、削除、利用停止、消去、第三者提供停止を求めることができます。
これらの請求をおこないたい場合は、下記の窓口までご連絡ください。
弊社での保管期間は提出頂いた期日より3カ月間とさせていただいております。
ただし、採用に関する評価情報についての問合せにはお答えできませんので、予めご了承ください。

株式会社グミ　
　個人情報保護管理事務局　事務局長　
（03-6821-9393）

【問い合わせ窓口】
担当：個人情報保護事務局 事務局長
住所：東京都渋谷区東3-13-11 A-PLACE恵比寿東 3F
電話：03-6821-9393　　メール：privacy@gumi.co.jp