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株式会社そふと屋

  • IT/Web・通信・インターネット系

真のシステム技術者集団として顧客のビジネスに貢献していく

残業少なめ

企業について

株式会社そふと屋は、総合商社のシステム保守運用技術者や、ソフトウェア開発要員の提供を主業務とする長い歴史を誇る企業だ。創業は1983年で、実に33期を迎えた。変化の激しいIT業界において、長期間に及ぶプロジェクトを複数抱えており、社員はそれぞれの現場で力を発揮している。
顧客との長年の信頼関係をベースに、確かな技術力を持つ社員を有する企業として顧客からの信頼が篤い。顧客のビジネスに貢献することを第一として、地道に真摯に業務に取り組むプロのシステム技術者集団である。

代表の辻氏の経歴は、日本のコンピュータ進化の歴史と共にあったと言える。
20歳から7年間、米軍・座間キャンプ内のローカルコンピュータルームでプログラマーとして勤務した。
「今の若い人が見たら驚くような巨大なコンピュータでした。記憶装置は磁気ドラムでしたし、パンチカードシステムと言って紙に穴を開けて出力した情報メディアを使っていました。言語はCOBOLとアセンブラを使っていました」。(辻氏)
現代の若いエンジニアにとって、辻氏の語る内容は見知らぬ世界として興味を惹かれるのではないだろうか。
その後、民間企業のデータセンタへ転じて大手総合商社の社内システム業務に携わった。そこでキャリアを重ねた後、35歳で独立する。1983年に株式会社そふと屋を設立したのだ。そのきっかけを問うと、
「大きな理由はないんです」おおらかに笑いながら辻氏は答えた。
「たまたま知り合いが何人か独立していくのを見て、私もやってみようかと。本当にそんな感じでしたよ」(辻氏)

気負いのない穏やかな口調で「運が良かったんです。独立直後から、それまで通り大きなお客様とお付き合い出来ましたし」と語る辻氏。
変化の激しいIT業界において、事業を継続していくことは容易ではない。株式会社そふと屋にとっても、大きな転換期が幾度か訪れたという。
中でも、開発言語の主流が大型汎用機で使用されていたCOBOLからオープン系に移っていった時が、最大の転機だったと辻氏は振り返る。この時は、会社の人員を半分に減らさざるを得ない状況となった。その後、2000年問題や日本経済全体を襲ったリーマンショック等、大きな荒波をいくつも乗り越えて現在に至った。「よく続けてこれたと自分でも思いますよ」と笑う辻氏だが、長く続けていくことが事業において大切であるという信念が根底にあるゆえに乗り切ってこれたのだ。野心とは無縁に見える辻氏だが、技術者として常に最新の技術を学び向上しようという気持ちを忘れたことはなかったという。それは、すべてお客様の為。その確固とした理念こそが、創業当時から現在まで長く続く、顧客との良好な関係に繋がっているのだ。

株式会社そふと屋の業務内容を詳しく見ていこう。
5~6年ごとのスパンでリプレイスされる商社システムの保守運用は、主要なプロジェクトのひとつだ。この業務はいわゆる「一人前」として仕事ができるようになるまでに、数年という期間の単位が必要になる。Javaで開発された業務システムを深く理解することはもちろん、事業本部ごとに異なる多様な商社の業務内容を理解する必要があるからだ。これは、一朝一夕でなかなか身につくものではない。その為、有能な技術者はスキルと知識をどんどん蓄積していき、その結果重宝されるようになる。それが更なる自信となり、顧客の信頼を勝ち得るという良い循環になっていく。こういったプロジェクトは長期に渡るものだが、他に流通業界等、多様な顧客のプロジェクトを抱えていることもあり、異なる業界や客先で様々な経験を積んでいくこともできる。技術者にとって、経験は何よりの財産だ。その財産を得る場を提供してもらえるのは、同社の優位性と言えるだろう。
「現場で力を発揮していきたいという、職人気質のエンジニアにとって弊社が提供する環境は面白いのではないでしょうか。もちろん、与える環境に甘んじるだけでなく、自身で向上しようという努力が必要になりますが。とにもかくにも、主役は技術者だと考えています」。長年技術者であった辻氏だけに、そう語る言葉には重みがある。
同社が求めるのは「真のエンジニア」。とことん顧客の業務に向き合い、現場で技術力を高めることを追及していきたい。そう考えるエンジニアにとっては、魅力的な環境だろう。

社員の勤務形態は客先への常駐が100パーセントだ。それだけに、株式会社そふと社の社風を感じる機会は、正直なところ多くないだろう。しかし、代表をはじめとする役員は、常駐先の社員達を常に気遣い、実際に客先を随時回りコミュニケーションに努めている。また、年に2回程は情報交換会と称する食事会も開催している。
「経営方針として、取引企業をやみくもに増やすつもりはありません。経営陣自らが営業を行っているので、戦略を持ってお客様を絞り、お付き合いを深めていくスタイルです」(辻氏)

昨今のビジネスライクな風潮とは一線を画す、代表が作りあげてきた情を重んじる人と人との繋がり。そして、個々の社員がプロフェッショナルとして、技術力を高めて顧客の信頼を得てきた実績がある。その結果、現在60歳を超えても同じ常駐先で20年以上勤務を続けているという社員も存在する。お客様からは「65歳までぜひ常駐してもらいたい」と熱望されているという。これは、エンジニア冥利に尽きる話ではないだろうか。

「私たちは技術者をとても大切に考えています。実力を発揮できる場を提供し、何か困ったことがあったら全力でサポートします。ただ、その実力は受け身でなく自分自身で積極的に勉強して高めていってもらいたいと思っています。弊社の社員はそのようなスタイルで、お客様に認めて頂いています」(辻氏)
個人事業主や専門職人のような感覚で技術力をとことん極めていきたいと考える者や、とにかく現場が好きだ、第一線で長く活躍していきたい。そのように考える者には、とてもやりがいを感じられる場だ。

企業情報

会社名

株式会社そふと屋

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > ソフトウェア/パッケージベンダ

企業の特徴
残業少なめ
資本金

3200万円

売上(3年分)

201612268百万

201512329百万

201412397百万

設立年月

1983年10月

代表者氏名

辻 丈司

事業内容

■SES事業 ■労働者派遣業 派13-307073
・システム保守運用技術者の提供
・ソフトウェア開発要員の提供
など

株式公開(証券取引所)

非上場

主要株主

辻 丈司 辻 崇之 有限会社たまてばこ

主要取引先

日本電気株式会社 新日本コンピュータマネジメント株式会社 株式会社Minoriソリューションズ 株式会社TSOne 他

従業員数

-人

平均年齢

38.6歳

本社住所

東京都千代田区岩本町2丁目18-14 藤井第一ビル 9階

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