Playtika株式会社

Playtika（プレイティカ）株式会社は、スマートフォンやPC向けのソーシャルゲーム開発・運営を行うグローバル企業の日本法人だ。「基本無料ソーシャルカジノ」というカテゴリを世界で初めて確立し、2017年3月時点で13プラットフォームに10タイトルを展開。ソーシャルカジノカテゴリーでNo.1、ソーシャルカジノアプリとしてもNo.1の実績があるゲームを提供し、グローバル市場におけるこの分野でのシェアトップを現在も維持している。

世界各地に10以上の拠点があり、日本法人の設立は2014年。2015年5月に完全日本語版のアプリ「スロットマニア」をApp Store、Google Play両プラットフォームでリリースした。「スロットマニア」を中心に190カ国で700万のDAU（1日あたりのアクティブユーザー）を誇り、MAU（月間アクティブユーザー）2000万規模のゲームサービスを展開する。

Playtikaのソーシャルゲームが市場に歓迎される理由は、そのていねいなゲームクオリティだ。同社は自らをストーリーテラーと語り、同時にゲーマー、戦略家でもあると分析する。華やかなグラフィック、臨場感あふれるサウンド、豪華な演出。そして、これらを支える精密なアルゴリズムにより、心地よいテンポとリズムでプレイの快感を創出。アートとサイエンスの融合による、「ハマらせる」ゲームづくりには定評がある。

ゲームの開発以上に運営面でもデータ分析を重視し、ユーザーの動向に適した施策をタイムリーに実施。日本オフィスでは主に海外版コンテンツのローカライズを行っているが、単なる翻訳だけではなく、日本ユーザーの習慣や嗜好を尊重したローカライズとカルチャライズを目指している。

全世界で1000名以上の従業員が働くPlaytikaでは、ヨーロッパやアメリカなど世界各地に拠点を置き、社内公用語は基本的に英語だ。連携する海外拠点はヨーロッパと近隣諸国が対象で、日本法人も多国籍の社員が在籍する。2017年3月時点で、日本オフィスの従業員数は9名。外国人と日本人の比率は、約6：4だ。英語や日本語が飛び交う環境の中、異なる文化・背景を持つ人たちとのエキサイティングなコミュニケーションは、グローバル企業ならではの醍醐味だ（職種により英語力が必須ではない場合もある）。

組織はフラットで、それぞれの社員が各担当のオーナーシップを持ち、製品やサービス価値の最大化、さらに、組織の成長・拡大にインスピレーションを与える提案をすることができる。日本拠点はまだ小規模ではあるものの、ワークライフバランスの充実を重視するのは海外企業ならでは。勤務時間に関しては一部フレックスタイム制を設け、残業時間は総じて少なめだ。健康保険は関東ITソフトウェア健康保険に加入し、社員に対する健康面や生活をサポート。オフィスではフリードリンクが提供され、種類も豊富だ。

ワークスタイルは一人ひとりの自主性を尊重し、制作ポリシーや手法などは各自が責任を持って考え、組み立てていく。インターナショナルなメンバーに囲まれ、文化の違いを楽しみながら仕事に活かしていきたい人や、コミュニケーションスキルに秀でている人には、刺激的な職場だ。