オンウェーブ株式会社

製薬・バイオ・化学業界に特化した人材紹介や転職支援サイトを運営している、オンウェーブ株式会社。内資・外資の製薬会社をはじめ、医薬品商社、CRO（治験受託）、CMO（医薬品製造受託）、バイオベンチャーなど全部で数千社の顧客を有する。

主力サービスは、製薬業界専門の転職・求人サイト「製薬オンライン」。同種のサイトではトップクラスの求人数を誇り、業界特有の職種での検索や「専門知識・経験を活かしたい」「年収をアップしたい」「勤務地の希望がある」といったニーズで探せるなどの機能が充実している。

転職・求人サイトだけではなく、求人企業に対して、採用業務で必要とされるあらゆる機能を搭載した「メディカル人材バンク」もリリース。求人管理や応募者管理はもちろん、本社だけでなく工場や研究所など離れた拠点でも採用を行う大手製薬会社などにおいて、各拠点の採用担当者がサイト上で情報交換・共有できる掲示板機能も完備。経験職種やスキル、勤務地などの条件を細かく設定・登録する機能などとともに、採用実務を大幅に効率化できる。

また、製薬業界に限らず、企業のタレント（人材）管理やプロジェクト管理、人材のマッチングができるスキルマッチングを重視したマッチングシステム「人材マッチングナビ」も提供している。ユーザーは独自の項目で人材データベースを登録することができ、緻密なマッチングやプロジェクトアサインが可能となる。これらのサービスが好評を得て、同社は毎年20％以上の成長を続けているところだ。

その他、QOLオンラインサービスもリリース中。企業の福利厚生として提供しています。

2005年に同社を創業した角貝氏は、ウェブデザインを中心とした事業にて展開。薬袋広告のマッチングシステムを構築するなど工夫した事業を推進してきた。そこから「製薬オンライン」を発展させてきた。

2022年5月現在は、PMOに入居し、
「今後、『製薬オンライン』は押しも押されもせぬナンバーワンのサイトを目指し、『メディカル人材バンク』はスカウト機能を拡充してお客様の採用支援機能を強化し、『人材マッチングナビ』はAIも導入して、より厳密なマッチングとさらなる効率化の提供を目指します。いずれも、より便利な機能をオリジナルで開発していくことがキーポイントとなります。発展を続けるヘルスケアやライフサイエンスの世界で、この開発を一緒にやっていただけるエンジニアの方を求めていますので、ぜひこの機会に応募してください」と代表取締役の角貝 恵氏は呼びかける。

その他、「健康管理と働き方に関する意識と実態調査」をして、「健康」と「人との繋がり」を重要視して多様な働き方にあわせた新しい健康経営の福利厚生「QOLオンライン」を開始した。

多様な働き方が求められる昨今で、ワークライフバランスを実現するため、QOLオンラインも開始し、自社でも取り入れている。
また、仕事の仕方もスケジュールや業務の仕方など裁量は各メンバーにお任せしています。

平均残業は月20h程。有給休暇の取得率も高く、土日祝に合わせて大型連休にするメンバーも多数。
勤務開始時間も調整できるのでプライベートに合わせて柔軟に働けるところも魅力です。

オフィスも移転し、居心地が良く、定着率も非常に高い実績があるため腰を据えて働けます。

今後、働き方も柔軟性が求められることを念頭に事業内容も柔軟に行っている。

2022年5月時点で、同社のスタッフは角貝氏のほか、SEとキャリア・コンサルタントの8名。まさに“小数精鋭”のチームだ。
「チームの人間関係はフラットそのもの。サバサバしているとよく言われます（笑）。自由なだけに自律できないと厳しいかもしれません」と角貝氏。

忙しい時ほどマメに簡単なミーティングを開き、意思疎通や状況共有を徹底。スピーディーな業務を心がけている。このことにより、「残業は平均月20時間ほど」と自身もワークライフ・バランスを実現させたい角貝氏は言う。なお、キャリア・コンサルタントは岩本町のオフィスには常駐しておらず、テレビ会議システムを多用してのフレックス勤務。
「エンジニアの方は、勤務場所や勤務時間は柔軟に対応しています」（角貝氏）

チームとして、業績などの状況も共有している角貝氏は、その思いを次のように説明する。
「メンバーに『入社して良かった』と思ってもらえるように、誠実さ、透明さを重視した経営理念を打ち出しています。業績が良くなればなるほど、会社も、社員の懐もよくなる経営を心掛けています」
目標達成のために不断の努力を積み重ね、正直で誠実に人を大切にする。それが角貝氏の経営哲学のようだ。

「ニッチな領域をより深く、こだわりを持って使いやすいシステムにしていきたいという方には最適の環境があると思います」と、角貝氏は最後に応募者にメッセージを送った。