株式会社ジュリア ジャパン

株式会社ジュリアジャパンは、映像、WEBサイト、印刷物の企画・デザイン・制作・管理などの業務をワンストップで提供する“総合ビジュアル創造企業”だ。顧客のあらゆる制作ニーズに応えられる“ベストパートナー”を目指し、常に先端技術を追い求め、経験を培いながら新しいフィールドへと挑戦を続けている。

会社設立は1994年で、その当時は手書きが主流だったイラスト制作業界において、いち早くMacによる制作環境を導入した。現在の本社は東京・新宿だが、北海道・札幌に映像制作部、WEB制作部、デザイン制作部を置き、北海道におけるCG制作の先駆けとなった（その他、福岡、沖縄・浦添に支社あり）。特に３DCGや映像制作で数多くの実績を残し、一時期は北海道の映像制作分野のトップ企業の一つに数えられるほどに成長。また、インターネット事業にもいち早く着目し、WEB制作事業の実績も豊富だ。2010年には、取引先であった東証ジャスダック上場の大手広告代理店傘下となり、グラフィックデザイン制作の事業を開始。また、システム・アプリ開発の企業を子会社に加え、多種多様な制作物に対応できる制作会社として、独自の地位を確立している。

広告戦略のクロスメディア化が進む中、企画から運用までをワンストップで手掛けているため、例えばWEBデザイナーとして働きながら映像やグラフィックなどさまざまな仕掛けにもチャレンジでき、仕事の幅を広げることができる環境だ。

主な業務内容は、（1）WEBサイト制作、（2）CG・映像・アニメーション、（3）印刷物・グラフィックデザインの3本柱。
それぞれの詳細は、

（1） WEBサイト制作
・WEBサイト企画・制作・管理
・スマートフォン・マルチデバイス対応サイト
・コーディング、バナー制作、ランディングページ制作
・CMSサイト・ECサイト構築
・システム開発、システム連動サイト
・アプリ開発（iOS、Androidのネイティブアプリケーション、WEBアプリケーション）

（2） CG・映像・アニメーション
・TVCM、展示映像、プロモーション映像
・プロジェクションマッピング・イベント映像
・舞台や演劇の演出用映像、コンサート映像
・インタラクティブ映像
・3DCG及び2DCGアニメーション
・ゲーム用グラフィック・アニメーション
・建築パース・土木景観シミュレーション

（3） 印刷物・グラフィックデザイン
・チラシ・ポスター・DM
・パンフレット・カタログ
・シンボルマーク・ロゴタイプ
・商品パッケージ、などなど幅広い。

主要取引先は、WEB広告代理店、大手企業などで、クライアント企業からの受託案件をメインに、企画提案から制作までWEBサイト制作業務全般に総合的に対応できる点を、差別化のポイントとしている。映像やシステム・アプリ開発、グラフィックデザインなどの部署同志が柔軟に連携できる体制が特徴で、WEB制作だけにとどまらない、幅広い提案力がジュリアジャパンの最大のアピールポイントだ。

中心となる事業は、コーポレートサイトの制作や、LP（ランディングページ）制作など。制作事例としては、ソフトバンクグループのインターネット大学「サイバー大学」のWEBサイトリニューアルのほか、入学パンフレット、学部紹介映像などがあり、学校関連に強みを発揮。また、北海道や沖縄の地元企業、観光情報関連など、立地する地域とのつながりも強い。映像制作やシステム開発も手掛けていることもあり、幅広い業種・業界との取引実績がある。

ジュリアジャパンでは社内他部署と協力し、幅広い業務に関わることができる体制がある。そのため、自身のやる気やアイデア次第で、仕事を限定しないで可能性を広げることができるのは大きな魅力だ。また、札幌、東京、福岡、沖縄の拠点同士が連携し、組織としての一体感も深めることができる。

2017年4月現在の社員数は86名で、制作会社としては比較的規模が大きい会社だといえるだろう。上場企業が親会社となっていることから、財務基盤も経営状況も安定している。社員の年齢構成は20代前半が46.5％、20代後半が16.2％、30代前半が15.1％、30代後半が12.7％、40代以上が9.3％という分布。平均年齢は33歳で、男女比は男：女＝47：53と女性の比率が高い。これまでに採用して活躍している人のキャリアとしては、他業種のクリエイティブ経験者（30代女性）、WEB制作2～3年経験者（20代女性）、専門学校新卒者（20代女性）などで、経験者・未経験者を問わず、先を見据えて適材適所で採用・育成を行っている。少人数だった時代からの先輩社員や上司も多く在籍し、組織が大きくなっても当時からのフレンドリーでアットフォームな雰囲気は健在だ。

小規模な制作会社にはない、充実した人事制度やワークライフバランスを重視した業務環境の構築にも力を入れている。研修制度は新人研修やチーフ研修などがあり、必要に応じてチームごとの勉強会も行っている。社内イベントとしては、忘年会や花見、新人歓迎会などがあり、気の合う仲間同士やチームごとの食事会や飲み会も活発。メンバーの特徴としては、クオリティへのこだわりや最善を求め努力を惜しまない姿勢、スキルアップに意欲的に取り組むなどの共通点があるほか、チーム内外のメンバーと協力し、お互いを尊重した業務を行う風土。クライアントの要望に応えるため、時にはメンバー同士の熱い議論もあるが、受け身ではなく自ら率先して物事に取り組むため、チームとしての生産性が非常に高いのが特徴だ。各自の能力に合わせた役割が与えられ、メンバー同士が協力し合う体制があるため、無理なく仕事ができる環境だ。