株式会社電通国際情報サービス

ISIDは、電通とGEのジョイントベンチャーとして設立されたユニークなDNAを持つ企業です。金融ソリューション、ビジネスソリューション、エンジニアリングソリューション、コミュニケーション・ITソリューションを事業領域とし、先進的な情報技術をベースに、アイデアとクリエーティビティを掛け合わせたIT専門家集団として成長してきました。今や広告マーケティングの領域に、ITの知見は不可欠です。例えばクラウドも、モバイルも、ソーシャルメディアも、ビッグデータもITの知識・技術なくして設定したゴールを達成するのは難しいでしょう。そして、金融やものづくりなどの業務領域においても、マーケティング×ITの可能性は無限大で、この両方に大きな強みを持つISIDは世界的に見ても唯一無二の企業です。

ISIDには「イノラボ」「FINOLAB」という次世代の革新的なビジネスモデルを生み出す実践的なラボがあります。
FINOLABは金融業界に特化したラボですが、どちらにも共通しているのはシンクタンク型の研究開発の場ではなく、様々な組織・個人が知見と技術を持ち寄れるオープンイノベーションの場であること。そして、そこはITの先端技術の発明でも、分厚い調査レポートを書くでもなく、実際にビジネスをデザインしカタチにして世の中に可能性を問う実証実験の場であること。ISIDがHUBとなって化学反応を起こし、ITを起点に世の中の半歩先をゆくビジネスの実証実験を行っています。

先に紹介した「イノラボ」では「街づくり」「観光」「スポーツ」「教育」など、様々な分野のプロジェクトを国内外の企業と手掛けています。ローンチ、プロトタイプ、シーズとプロジェクト各のフェーズにより取り組み方は異なりますが、未来をより良くするためのコラボレーションがビジネスの芽となり、花を咲かせています。例えば、子どもの運動能力を測定し、適性種目を判定する「DigSports」。スポーツ・トレーナー界の第一人者と組んで、その経験をISIDのノウハウにより仕組み化させることで、一人ひとりに適性のあるスポーツ種目を判定するシステムの開発に成功しました。「DigSports」は、利用者の動きを３次元で検知するセンサー群、大型モニター、独自の測定・分析プログラムで構成され、今後は教育機関、自治体、スポーツ教室などを対象に一般公開していく予定です。

かねてより進めてきたエンタープライズシステム※1領域における次世代開発基盤「aiuola（アイウォーラ）」の構築を完了し、各種アプリケーション開発への適用を開始しました。

当該基盤は、デジタルビジネス時代の環境変化に呼応する柔軟性と俊敏性の実現、グローバルなグループ経営に求められる高度な業務要件への対応、そして社員の働きやすさと生産性を向上させるユーザー体験（UI/UX）の創出を開発コンセプトとし、従来のエンタープライズシステム開発手法とは一線を画す、全く新しい設計思想でつくられたアプリケーション開発基盤です。