株式会社Penseur

紙媒体からWeb、写真、動画まで、広告全般の制作を主軸に事業を展開する株式会社パンスール。各分野のスペシャリストが集まっており、企画提案・グラフィックデザイン・Webデザイン・コピーライティング・雑誌編集・写真撮影・動画制作・プログラミング・サイト運営など、広告制作におけるあらゆる業務に自社で一貫して対応できる体制が整っている。

同社はこれまでに、映画のポスター・会社案内のパンフレット・パッケージデザインなどの多彩なグラフィックデザイン、HP・LPなどのWebデザイン、CM・アパレル撮影といった動画・静止画のデザインで数多くの実績を積み重ねている。

さらに、広告表現だけでなくセールスプロモーションやイベントの企画も手掛ける総合的なクリエイティブ力が認められ、多くのクライアントからの支持を得ている。商業施設や人材領域、エンタメ・ファッション領域などクライアントの業界も多岐にわたり、名だたる大手企業をはじめ取引先は2000社以上に及ぶ。

設立当初、デザイン業務からスタートした同社は、クライアントやエンドユーザーが驚きと喜びを感じられるようなクリエイティブを心がけてきたという。そのために、デザインという枠を超え、プロモーションや企画提案をはじめとした土台部分からトータルで対応できるクリエイティブパッケージが必要だと考え、多角的な部署設立と運営を行ってきた。

同社には、マーケティングからスタートし、企画提案、キャッチコピー、文章作成に至るまでを行う編集部も存在する。営業部と編集部による企画提案と、それを結実させる多ジャンルを経験してきたデザイナーたちが連携することで、パンスール独自のワンストップサービスが実現している。

専務取締役の大亀雄平氏は次のように語る。
「当社には、それぞれの専門分野で実績のある多彩なクリエイターが揃っています。一つの領域に特化した制作会社が多い中、紙・Web・動画と異なる領域のクリエイティブを高いレベルで1社で完結できるのは大きなアドバンテージだと考えています。

また、創業当初から広告代理店経由の大型案件を手掛けることが多かったため、そこで養われたスピード感覚も当社の強みだと自負しています。時間をかければ良いものができるのは当たり前ですが、いかにスピーディに良いものを生み出せるかにこだわる姿勢は、お客様からご評価いただいているポイントの一つではないでしょうか」

また、パンスールが常に心掛けているのは「プラスαの提案」だ。一つの案件に取り組む際には、オペレーティングのみで完了させるだけの仕事をこなすのではなく、メンバー一人ひとりが自分の専門分野において新しさや面白さなど「何かをプラスする」ことを真剣に考えているという。社内の全部署がアイデアを持ち寄り、それぞれの部署が考え実行に移すことができる提案力こそが、パンスールにおける真の意味でのワンストップサービスである。

単なる制作ではなく表現一つひとつに深度をもたせ、クライアントの課題解決と躍進を担うパートナーとして寄り添っていく姿勢を貫いている同社。多くの企業との信頼関係を築き上げ、現在も紹介ベースで案件が拡大し続けているという。創業以来、右肩上がりで成長を続け、特にここ数年は加速度的に業績を伸ばしている。

2008年4月に大阪で産声をあげたパンスール。これまでにさまざまな案件を通して高い評価を獲得し、関西で有数のデザイン会社へと成長を遂げている。2014年5月には東京にも支社を設置し、大阪と東京で異なるニーズに対応できる体制を整えた。クリエーティブの幅が拡張され、さらに多くのクライアントの支持を得ている。

また、2016年10月には、大手企業から中小企業までさまざまな制作実績を持つWeb制作会社であるQript社を子会社化。社内にシステム開発チームを有する同社と連携し、開発体制を強化している。

今後の展望について、大亀氏は次のように語る。
「当社が将来的に目指しているのは、クリエータープラットフォームの確立です。既に多くのクリエーターが在籍していますが、今後も分野を限定せずにさまざまなタイプのクリエーターを集めて、それぞれの異なる目線が新たなシナジーを生むようなプラットフォームとして成長していきたいと考えています。

また、来期からは自社サービスも展開していく予定です。当社はもともと受託だけで終わるつもりはありませんでした。制作会社として高いレベルに達するまで、本当にずっと我慢してきたんです（笑）。10期目までは受託を中心に頑張ろうという計画でしたが、今後は領域には特にこだわらず新しいアイデアを自社で形にしていきたいと思っています」

これまで培ってきた企画提案や制作のノウハウをベースに、自社で開発したツールやシステム、あるいはメディアやサービス・商品などといった自社コンテンツ・自社ブランドを発信できる企業へと一歩成長しようとしているパンスール。そのための準備は現在も日々着実に積み重ねられてられており、整い次第順次スタートしていく方針だという。組織規模も100名体制にまで拡大させていく構えだ。次のフェーズに向けて一気にアクセルを踏み込む同社の、今後の展開が非常に楽しみである。

パンスールが東京に進出したのが2014年。事業拡大に伴い、東京オフィスでは各職種で新たなメンバーを募集しているところだ。Web案件が拡大している一方で、現状は東京オフィスには専任のWebディレクターやエンジニアが存在していない。特にこの二つの職種に関しては、ディレクションや開発業務だけではなく、新たに1からチームを作っていく希少な経験ができるタイミングだ。

クリエーターの存在を非常に大切にしている同社は、もちろんデザイナーにとっても魅力的な職場だろう。例えば、評価制度には「企業理念の浸透」・「社会人規律」・「部署ごと目標」・「個人目標」という4項目があり、「企業理念の浸透」と「社会人規律」の比重が大きい。これも数字では判断しづらいクリエイターたちの仕事ぶりをどう評価するべきか考慮した結果だという。年に2回の査定で連続してA評価を獲得した場合には、10万円以上の大幅昇給。日々の努力が正当に評価される環境が整っている。

「この業界では、クリエーターが本来の実力を発揮できないまま作業に忙殺されてしまうということが起こりがちで、会社の中での制作陣の立場もあまり高くない印象です。当社はクリエーターのベストな働き方を常に模索してきたため、それぞれの個性を生かし実力を発揮できる風土が醸成されています」。（大亀氏）

一方で、「多彩なクリエーターたちが活躍しているのは当社の大きな特徴ですが、だからこそそこに魅力を感じて参画している営業メンバーもいます」と同氏は語る。営業担当者にとっても、バックに優秀な制作部隊がついているため、常に自信を持って提案ができる魅力は大きいという。

パンスールには、「他者を喜ばせるにはまず自分たちから」という考え方が浸透している。月一回のバースデーパーティや忘年会など、祝い喜ばれる心と祝われる嬉しさを社内で一体共有することで、喜びのマインドを全員で上げているという。それが社内の風通しの良さや円滑なワークフローの実現につながっているのだ。そんな同社の求める人物像は、誰かを喜ばせることが好きな人、また、自ら行動する積極性のある人。

大亀氏は最後に次のようなメッセージをくれた。
「当社には多彩な案件があって、自分の希望する案件に携わるチャンスも豊富です。制作陣・開発陣にとってはそれがさらなる自己成長につながり、営業であればさまざまな業界で人脈を築くことができる魅力があると思います。もちろん、今後展開していく自社サービスの新規プロジェクトに1から携わっていくこともできます。

東京支社は現在50名ほどの体制ですが、これからも組織規模も拡大していく予定です。勢いに乗っている今、これから入ってくるメンバーは非常に重要だと考えています。気持ちよく仕事ができる環境と、一緒に働く仲間には恵まれている会社だと自負しています。管理職などのポジションも空いているので、今のタイミングでジョインする魅力はたくさんあるはずです。意欲のある方は、パンスールで思う存分に実力を発揮してください！」

日々新しいアイデアが生まれている東京支社は、恵比寿駅から徒歩3分という好立地。おしゃれな打ち合わせスペースやリフレッシュルームもあり、快適に働ける空間だ。これまでに培ったスキルや経験を生かして、新たなステージで活躍してみたい方は、是非、同社にチャレンジしてみてはいかがだろうか。