株式会社ルーツ・テクノロジーズ

東京都新宿区四谷に本社を置く株式会社ルーツ・テクノロジーズ（Roots Technologies Co.,Ltd.）は、①業務改善コンサルティング　②ITコンサルティング、PMO実行支援、PM支援、上流工程支援　③システム開発を手掛ける会社だ。
特に業界では物流（LMS・WMS・WCS）・金融（銀行・生保・損保・信販・証券）・AI／BI（エンジン開発・ラッピング開発・BIソフトの導入）　領域に強みを持ち、プロジェクトフェーズでは管理や上流領域に長けた人材が多くおり、PM・PMO・PLとして、顧客企業の業務効率化やプロジェクト成功に貢献している。

代表取締役社長を務める小西健一氏は、大手SI（System Integrator）会社で経験を積み、2013年12月にルーツを立ち上げた。
設立の背景には、日本のSIは他国と異なり、パッケージやERPがノンカスタマイズで導入されることがほとんどない実情があった。それだけ、各社が工夫を凝らして独自の運用を行なっている訳だが、一方で、システム導入の難度が上がってしまうことへのジレンマも感じていた。

小西氏の、「正しいSIとは何なのか」「プロジェクトの成功とは何なのか」「成功するためには、どのような対応をすればいいのか…」という課題への追求、そして、「日本のSIのあり方を変えたい」という想い。これが、ルーツ設立のエネルギーとなった。
「テクノロジーで人を幸せにする」という理念を実践できる、プロフェッショナル集団となることが目標だ。

複数社が介在する契約が多いIT業界だが、ルーツは今までの実績が認められ、多くのクライアントと「直接取引」を行っている。
その為、上流工程から一括開発を任されるケースも多く、スキルアップのチャンスに満ちており、やりがいのある職場だといえるだろう。市場優位性としては高度なスキルを持った人材が多く在籍し、PM・PLの人材も豊富だ。直接取引が多いため、スキルに合った仕事ができる、という利点もある。
今後の展開としては、理想とする「本当のSIを実現できるプロフェッショナル集団」をつくること、自社サービスの構築も進め、安定した基盤を築きあげて行きます。

ルーツが得意とする領域は、以下の4つ。

（1）ＳＣＭコンサルティングの分野では、輸出入・庫内物流・配送の業務改善や、システム
　　 導入を行います。
　　 企業成長に大きく影響するSCMの効率化をサポートし、業務（購買調達、製造、物流、
　　 配送、店舗販売）を詳しく分析し、個々の課題の解決に向けた最適なシステムを提供し
　　 ています。

（2）金融コンサルティングの領域では、銀行・証券・信販・生保・損保業界における
　　 スペシャリストが、システム導入の支援を行い、最先端の技術を取り入れて対応して
　　 います。

（3）ＡＩ・ＢＩ開発は、ＡＩエンジン開発、ＡＩ・ＢＩをラッピングしたシステム開発、
　　 他社のＢＩツールの導入やシステム連携を主に行っています。
　　 社内でも新規事業として新たなパッケージ開発にＡＩを取り入れて進行中です。

（4）WEB系システム開発においては、ビジネスやシステムの課題を分析することで、顧客の
　　 業務に最適なシステムを提案。
　　 最新の技術を駆使し、セキュリティやユーザビリティに優れた高性能なアプリケーション
　　 を実現している。

上記業務について自社内での受託開発や客先常駐などにより業務を行っているルーツだが、
現在は大手SI会社や大手コンサル会社と直接取引による継続的な取引関係により業績は安定
しており、売上高の比率でもコンサルティングや開発費用の比率が高い。
自社製品も手掛けていく予定だ。

具体的な顧客導入事例としては、大手サービス業への業務改善～システム導入支援をはじめ、
大手冷蔵会社向け物流システム案件のPM支援、大手自動車メーカーの資材管理システムの
導入、大手企業向け人事システムの導入支援、大手広告代理店向け組織コンサルティング
サービスなど、得意とするSCM領域を中心に幅広い実績を誇る。
開発言語はJava、PHP、Python、VB.net、C#.netなどを中心としており、DB/インフラ/
セキュリティ分野での経験や、システム開発プロジェクトにおけるPG/SEの経験、
コンサル/PM/PMO/PLなどの経験、情報処理やDB関連資格が活かせるだろう。

「テクノロジーで人を幸せにする」という理念の通り、社内的にも“スタッフファースト”の文化が根付いており、年齢や役職などに関係なく何でもフラットに話せる環境がある。
また、業務やスキルに対して前向きな人材が多く、優れたスキルを持つ人材に恵まれている。

2020年12月1日時点のスタッフ平均年齢は30代。現在は男性比率が高いですが、今後は女性スタッフの増員も行っていく予定だ。
全員が中途入社で、それぞれが前職や学校、独学での知識やスキルを持ち寄り、自らの強みを伸ばしていくスタイルだ。
残業時間は業界平均から見てもさほど多くなく、組織は体制も営業部・開発部・アドミニストレーション部のみとなり、ミーティングは必要な時に随時対応するカタチ。教育制度は現在整備の途中で、今後の人員増、組織拡大を見て、早急に整備していく方針。
評価制度は年一回の考課により、昇給や昇格、賞与などを決定する。

定例の社内行事は現時点では特に決まったものはないものの、忘年会は毎年開催され全員が参加している。
社員旅行なども、要望があれば検討していく考え。育休や産休制度も整備されている。

これまでにルーツに採用され、活躍している人のキャリアは、豊富なシステム開発経験を持ち、システム開発にて管理〜導入・運用/保守、インフラまで幅広く対応でき人材が多い。
プロフェッショナルのエンジニアとして多くの案件で活躍する、頼りになるメンバーだ。
採用にあたっては即戦力クラスのメンバーを求めているが、"前向きな視点"を持ち業務に集中することができれば、経験の浅さはカバーできるだろう。ＩＴに関わる資格を持っていれば、よりポイントは高くなる。ルーツでは、「常識に捉われず新しいビジネスを作り出す人材」を求めており、前向きさに加えて能動的な行動、素直さなどが評価される会社だ。