株式会社スマレジ

株式会社スマレジ（Smaregi, Inc.）は、主力サービスであるスマレジを中心に、店舗向けソリューションを展開しています。
オープンAPI（App Market）により柔軟なデータのイン・アウトを実現。データに基づく店舗経営を支援し、商売繁盛につなげます。

■低価格、高性能なクラウドPOS「スマレジ」
スマレジは、基本レジ機能をはじめ、リアルタイム売上分析や高度な在庫管理など、従来型POSレジシステムの枠を超えた、
これからの店舗運営に必要な新しいシステムです。
クレジットカード決済や電子マネー決済、バーコードリーダーやセンサー、RFIDなどによる商品読み取りなど、様々な周辺機器やサービスに対応しています。

取引データは、すべてクラウドサーバーに蓄積され、あらゆる地域・業種・規模の商取引データがスマレジサーバーに集約されています。従来型POSレジシステムのデメリットを補完するだけでなく、スマレジに蓄積されている商取引データは、さまざまな付加価値を生み出す可能性をもっています。

■業界初POSデータを活用したプラットフォームサービス「スマレジ・アプリマーケット」
スマレジのユーザーは、小売店、飲食店、サービス業、医療機関などさまざまで、一つひとつの店舗が求める機能は業種や業態によって異なります。「スマレジ・アプリマーケット」は、多種多様な業種・業態の店舗を運営するスマレジのユーザーと、スマレジと連携して利用できるソリューションを開発する事業者・開発者をつなぐプラットフォームです。

スマレジユーザーは、アプリマーケット上で店舗に必要な機能（アプリ）を検索し、スマレジと連携して利用できます。
また、ソリューション事業者・開発者は、開発者向けサイト「スマレジ Developers」上でAPIを活用してアプリケーションを開発し、アプリマーケットで販売することが可能です。

「スマレジ・アプリマーケット」の運営を通して、あらゆる販売データの蓄積と活用を実現し、未来の暮らしをより豊かなものにしてゆきます。

■多様化するキャッシュレス決済を端末一台で解決するマルチ決済サービス「スマレジ・PAYGATE」
クレジットカード・電子マネー・QR決済など多様化するキャッシュレス決済を端末一台で解決。
スマレジ・POSとの連携で、レジ金額の二度打が不要に、端末内蔵の専用アプリ「PAYGATE POS」を利用すれば、レジ計算と決済まで完結できます。
これまでのお会計をアップグレードし、導入店舗と消費者の双方にとって便利でシームレスなキャッシュレス決済を実現します。


■勤怠管理の枠を超えた、これからの勤怠管理サービス「スマレジ・タイムカード」
スマレジ・タイムカードは、スマレジをご利用のお客さまのニーズから生まれたクラウド型の勤怠管理サービスです。
出勤・退勤などの勤怠情報を記録・管理するだけでなく、勤怠情報を利用した給与計算、休暇管理、シフト管理、日報、プロジェクト管理機能など、人事労務に強いという特長があります。勤怠管理だけなら無料でご利用いただけます。

打刻時の写真撮影や笑顔認証といったユニークな機能や、バーコードやGPSなどによる不正防止機能も充実しています。
お客さまのニーズから生まれたHRサービスですが、本当に使える便利なサービスを目指して開発した結果、劇的な成長率を記録し、利用者数は増加し続けています。もちろん当社でも利用しています。

代表取締役を務める山本博士氏は、2003年からITエンジニアとして業務システムの開発に従事してきた。金融・通信・物流・保険・製造・サービスなどの業種業界に関わり、複数業種をまたいだ業務知識や経験を活かしてアプリコンテストの審査員や書籍執筆なども行う。2011年に子会社を設立し代表に就任すると、ドラッグストア向けPOSシステムの開発経験をもとにクラウド型POSレジサービス「スマレジ」を立ち上げた。

山本氏は、インターネットとコンピューターが、人間社会のあらゆる局面に溶け込み新たな文化を生みだしてきたことを、人類史上に残る"ビッグインパクト"だと考えている。しかし、コンピューターやインターネットが起こす社会の変革は、まだ始まったばかり。スマレジはワクワクしながら未来を想像し、豊かで快適な社会生活をITのチカラで実現させていく。

スマレジは企業理念として、「いい未来をつくる」を掲げている。単に「未来」とするのではなく「いい未来」とすることで、“誠実さ”や“社会的責任”を表現。顧客や株主、経営陣、従業員、その家族など、企業活動に関わるすべての人のための「いい未来」を意味する。「つくる」という言葉には“積極性”や“情熱”が表現され、未来を創造するのは自分たち一人ひとりであるという自覚の姿勢を表す。

また、経営理念として「インターネットとコンピューターテクノロジーを駆使して、お客様に新しい「価値」を創造・提供し続ける」を目指し、コンピューターやインターネットにより顧客のビジネス活動が円滑に進行するよう手助けをすることをサービスの目標としている。

日々変わりゆくビジネス環境に素早く対応できる柔軟さと、確実に動作する堅牢さを基本に、誰もが親しめる扱いやすい操作性と、高度な要件にも耐えうる本格的高機能を備えるウェブサービスこそが、スマレジの考える美学だ。

スマレジの本社は大阪を代表するビジネス街、本町にある。全国各地に拠点を構えており、東京、名古屋、大阪、福岡、北海道にオフィスやスマレジを体験できるショールームを開設している。

2024年4月末時点の社員数は322名で、男女比は7：3、平均年齢は34歳だ。カスタマーサクセス部の一部チーム以外の休日は土日祝休みの完全週休2日制で、年末年始休暇や夏季休暇などを合わせると年間休日は120日。時差出勤やリモートワークを活用することもでき、月の残業時間は全社平均で10～20時間ほどのため、プライベートの時間をしっかり確保しながら、働きやすい環境が整っている。多角的な視点の構築やスキルアップの観点から副業（会社に届出が必要）を認めているほか、情報収集のための業務中のネットサーフィンもOK。また、生産性向上のための“お昼寝制度”もユニークだ。

福利厚生としては、フリードリンク制度、技術書などの書籍購入補助、社内表彰制度、育児・介護休業制度などを完備している。ランチ代が支給される月1回のシャッフルランチ会制度によって、社員間のコミュニケーションも促進している。忘年会や歓送迎会、突然の社員飲み会なども開かれるが、「参加したい人は参加する」という性質のもので、社員の自主性を尊重している。会社で定められた社内行事よりも、有志の社員同士で野球観戦やスキーツアーにいくようなイベントが活発だ。

タブレットPOS「スマレジ」は、最先端クラウド型レジシステムとして注目を集めており、毎年右肩上がりの成長を遂げている。

スマレジの売上データをはじめとするデータは、クラウド上で一元管理する方式を採用。それにより、あらゆる地域・業種・規模の商取引データがスマレジサーバーに集約され、統計上のさまざまな付加価値を生み出していくことが予想される。将来的には、リアルタイムで送られてくる店舗の商取引データを集約・解析し、速やかに各店舗へフィードバックするエコシステムを構築し、マーケティング活動やマーチャンダイジング、さらには経営戦略そのものに大きな影響を与えるようなサービスを目指している。

今後はPOS市場での国内TOPを世界に通用するサービスを目指し、サービス内容の充実を図るとともに、新規開業と既存店リプレイスを中心に市場全体におけるスマレジのシェア拡大を海外進出も進めていく方針。さらに、キャッシュレス事業への参入や自社が保有するビッグデータの活用などを長期事業計画に組み込んでいる。

既存サービスの安定稼働と利便性向上はもちろんのこと、商取引データの活用やキャッシュレス化の促進に挑戦し、さらに大きく進化を遂げようとしているスマレジ。ジョインするなら絶好のチャンスといえそうだ。