BizteX株式会社

BizteX株式会社は、2015年7月に創業者である代表取締役CEO・嶋田光敏氏が前身となる企業を設立し、その後、2017年4月の社名変更を経て生まれた企業です。
同社は2017年に当時オンプレミス型の構築が多い既存RPAに対して、国内で初めてクラウド型RPA「BizteX cobit（ビズテックス コビット）」を開発・提供し、業界の開拓者として市場をリードしました。
(*1)RPA（Robotic Process Automation）とは、パソコン上で行う定型業務をデジタルロボットが自動化する概念。

BizteXはこれまで累計10億円以上の資金調達を実施し、「BizteX cobit」に限らず、
2020年にはSaaS間連携を簡単に行えるiPaaSプロダクト「BizteX Connect（ビズテックスコネクト）」、
2021年にはオンプレ環境の業務自動化にも対応するデスクトップRPA「robop（ロボップ）」と、
顧客の業務自動化に答える様々なサービスを開発・提供しております。

それぞれのサービスについては次の通り。

◾「BizteX cobit」
WEBスクレイピングやブラウザ完結の業務に特化したRPAサービスです。
専用のデスクトップPCやサーバーを構築する必要がなく、
普段利用しているPCからWebブラウザを立ち上げるだけでロボットの「開発・管理・運用」ができるので
スモールスタート可能です。
特に、広告代理店・人材紹介業界での利用が多く、お客様の中には弊社のBizteX cobitで月間600時間の業務自動化を実現した、というお声もいただいております。

◼️「BizteX Connect」
昨今、お客様の中でSaaSの利用が急激に増えています。
BizteX Connectは、SaaS・RPAなどを様々なサービスのAPI連携を、予めBizteX Connectで連携しておく事で
GUI上から簡単に連携ができ、ノーコードで連携フローの作成ができるプラットフォームです。
様々なシステム連携をクラウド上で一元管理ができ、クラウド領域だけではなく、
デスクトップ領域もオプション機能の「robop」を活用することでAPIがないオンプレミスのシステムとの自動化が可能です。

◼️「robop」
デスクトップ上の全ての操作を自動化できるRPAサービスです。
インストール型のソフトはもちろん「自社開発ツール」や「独自の管理画面」といったレガシーシステムにも対応しています。
利用者層の7割が、事業部門の方でExcelがご利用いただける方ですので、使いやすいUIのオンプレミスRPAとして、地銀様や大手製造業様でもご利用いただいております。

創業者で代表取締役CEOの嶋田は、ソフトバンク社にて法人向け営業や通信・ITサービスを提案し、お客様のコスト削減や生産性向上に関わり、後半は事業開発やグループ会社でお客様との共創で事業立ち上げにも関わってきました。

どのような思いを持ち起業に至ったのでしょうか？

「私は2007年に東京に転勤するまで、生まれ故郷の香川県で働いていました。モノ・ヒト・カネ・情報が集まる東京と比べて、四国はあまりにもそれらが乏しい。情報格差を肌身で感じていました。」（嶋田）

ITの力でそのギャップを埋めることはできないかと、起業を考え始めました。

「そうした中で、孫正義氏による後継者育成のために開かれた "ソフトバンクアカデミア"に参加。そこで、”登る山を決めることが一度きりの人生の中で大変さも楽しさも感じながらやりがいある人生になる”という言葉を聞いて、なるほどと。さらに経営知識を学ぼうと、グロービス経営大学院で学びました。そこで、学長 堀義人氏の"志を語れ"という話を聞いて、”登る山を決める"と"志を語ると言うのは表現は異なれど、孫さんと堀さんが言っていたことと一緒だなと。心にあったこの2つが繋がりました。」（嶋田）

2人の起業家から感銘を受けた嶋田は、起業への思いを強くしていきました。
感じている課題感や志は何か？、これまでの人生で学んだ事を世のためにどう活かしていくのか？という問いが出てくる
その過程で、ソフトバンク在籍中に指揮をとっていたプロジェクトで定例業務が多かったことに思い至りました。

「ルーティンワークは、企画などのクリエイティブな業務と比較して、担当者のモチベーション維持が難しかった。
それを課題として実感していたんです。」（嶋田）
加えて、2015-16年で市場にあったRPAは、素晴らしい製品である一方でハードコード系のプロダクトが主流でリテラシーが高いIT人材が使うもので、導入・構築費も1,000万円以上するものが主流であり、使う企業と人が限られているプロダクト領域でした。
RPAをもっと多くの人に使ってもらいたいと考え、クラウドで使いやすいUI、リーズナブルな費用で提供すると業務自動化したい人の役に立つのではと考えました。
これが現在のBizteX cobitの根本思想です。

そんな嶋田のビジョンに共感したのが、取締役CTOの袖山で、
ビジョンを持つ起業家の嶋田と高い技術力を持つエンジニアの袖山が出会い、現在の同社の形が生まれました。

そして現在の私たちのミッションは「オートメーションテクノロジーで新しいワークスタイルを実現する」ことです。
今、日本の労働人口は減少の一途を辿っています。
ITを活用しようにもエンジニアは不足しており、企業の成長においても重要なリソースが足りていない状況です。
しかしながら人手で定型業務を行ったり、エンジニアが自動化のためにコードを書いたり、貴重なリソースをそこに割くのは非常に勿体ないと感じています。

人間は、コミュニケーションを通してアイデアを発散することで、1+1ではなく掛け算（X）でのイノベーションを生み出せる唯一の生物です。
だからこそ私たちは、世の中のあらゆる定型業務をRPAに置き換え、システム間連携をiPaaSで代替することで、
新しい労働力を提供し、貴重なエンジニアリソースを解放したいと考えております。
オートメーションテクノロジーで単純作業はシステムに任せ、人間は人間にしかできない付加価値の高い業務に注力し、
人間が『イキイキと働き創造的に仕事のできる時間』を増やしたいと考えております。
その社会の実現の為に、今後も多種多様な業界のお客様の業務自動化支援をしてまいります。

同社の組織風土づくりの基軸となっているのは、次の「BizteX Values」です。

【Values】
Try, Try, Try
OpenMind×HRT
Focus
Customer Success Driven
Fast Update

「BizteX Values」に共感・体現する仲間であれば、あらゆるバックグラウンドの違いも問わないと考えているため、
多種多様なバックグラウンドを持つメンバーが今まで培ってきたことを活かして様々な挑戦を行っております。

背景として、当社事業領域の業務自動化は、お客様の業界も幅広く、利用いただく業務の奥行きも深い。
解決すべき課題も多いため、社員の多様性、トライできる環境、仲間同士で謙虚であり信頼がおける関係性、実際の業務をしているお客様の成功を大事にする、小さく早くアップデートしていく事を大事にし、Valueの中でも表現しています。

働き方は、ビジネスサイドのメンバーはオフィス出社とリモートのハイブリッド型の勤務体制を取っており、
エンジニアに関してはフルリモート可能としております。実際に愛知県でフルリモートしているメンバーも在籍しております。
また、社内コミュニケーション促進やチームビルディングとしては、週1回のWeeklyMTG、月1回のMonthlyMTG、半期ごとの全社キックオフミーティングほか、懇親会/達成会サポート等を行っております。

当社のMission/Valuesに共感できる方のご応募をお待ちしております！