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AZPower株式会社

  • IT/Web・通信・インターネット系

Microsoftクラウド・インテグレーター。プライムを提供する頭脳集団

上場を目指す
自社サービス製品あり
残業少なめ
カジュアル面談歓迎

企業について

AZPower株式会社は、「クラウドに新しい力(価値)をプラスしてお客様のビジネスを変革する」をミッションに掲げ、Microsoft社のパブリッククラウド『Azure』をフル活用したクラウド・インテグレーションサービスを展開する会社だ。2015年、Microsoft製品に精通したメンバーが集まり、Microsoft専業のインテグレーターとして設立した。以後、Microsoft社とも強固なリレーションを構築し、数々の実績を積み重ねてきた。

現在、AZPowerはMicrosoft社から3分野のCloud Solutionパートナーに認定されており、さらにの上位資格で高度な専門性を有する企業を認証する『Advanced Specialization』も、インフラとアプリケーション開発の両分野で取得。数あるMicrosoft社のパートナーの中でも特別な存在だ。インフラからアプリケーションまでトータルでクラウドソリューションを提供し、クライアントのビジネスの発展に貢献する会社だ。

AZPowerがこのようなポジションを確立したのは、橋口氏の経歴によるところが大きい。橋口氏の前職は大手総合商社。1998年に入社し、まず社内情報システム部門にて、Microsoft社のグループウェア、『Exchange2000』の大規模導入プロジェクト(ユーザーは国外含むグループ社員数万人、構築費用は十数億円の規模)に参画した。次に、このノウハウを基に、『Exchange』の外販等を手掛ける社内ベンチャーを立ち上げ、Microsoft社とも業務提携してグループウェアのASP事業等を展開した。このように、元々Microsoft社との縁が深い。その後もIT領域で開発や事業立ち上げを手掛け、充分に知見とノウハウを培った上で2015年、退社・起業に踏み切ったという経緯だ。

橋口氏は、当時の思いを振り返る。「それまでは、大企業の中で看板と様々な資産を使ってビジネスを立ち上げてきました。そこにクラウドができた。従来は、サービスを立ち上げるには多額の投資が必要でしたが、クラウドなら月数万円のコストで自分のビジネスを展開し、全世界に発信できるのです。これは面白い。世の中が変わると思いました」

2015年当時、パブリッククラウドは『AWS』が先行していたが、橋口氏らは企業内に浸透していたMicrosoft製品の可能性に注目した。「当時、企業内のイントラネットのクラウド化はまだ手付かずでした。これらがいずれクラウド化するはず。となると、企業内はMicrosoft社の牙城なので、勝つのは『Azure』だと思いました」その読みは当たった。創業以来、引き合いが絶えることはなく、AZPowerは右肩上がりの成長を続けている。

橋口氏は言う。「Microsoft社は、年間2兆円を投資して、約2,000もの機能を新たに出してくるのです。このITのアセットを活用して、お客様のビジネスを変革する。そのようなコンサルタント集団、実行手段をつくりたくて、AZPowerを設立したのです」AZPowerは上流のコンサルタント集団であり、構築は、国内の開発会社とオフショアのベトナムの開発会社が担う。

現在、サービスラインアップは4つ。Azure OpenAI Serviceを利用した企業専用ChatGPTインテグレーションサービス『PowerGenAI』、クラウド・インテグレーションの『Power Cloud Plus』、Azureを活用したアプリケーション開発を行なっている「PowerDevPlus」、Azure PaaSを利用した自社開発のLearning Management System(LMS)である『PowerSKILL』だ。

創業以来、世の趨勢とテクノロジーの進化と共にAZPowerの事業も拡大してきた。当初はサーバーのクラウド移行からスタートし、PaaSを活用してクラウド上で様々な機能を実現するようになり、その後、それらのノウハウを集めて自社開発の『Power SKILL』が誕生した。2022年6月より、Azureでのアプリケーション開発のニーズが増えたことから、クラウド・インテグレーションの『Power Cloud Plus』が立ち上がる。

2023年5月末、企業内ナレッジを活用した企業専用ChatGPT環境を構築し、次世代AIを社内外に活用し、DXを実現するための、『PowerGenAI』がローンチし、大変反響が大きいという。特徴としては。AIモデル(GPT)と企業データは分離されており、企業データが全体のAI学習に活かされないから法人でも利用でき、またID管理が徹底でき、なりすましでログインすることができないから安心とのこと。セキュアな環境で最先端技術を用いて、社員の生産性向上に寄与できるサービスである。

当社主力事業でもある『Power Cloud Plus』で得意とするのは、完全クラウド化を実現する「フルクラウドオフィスリファレンス」。コロナ禍で一気に関心が高まり、それまであまりITの恩恵を受けていなかった1,000人程度までの小規模~中規模の会社で、導入が進んでいる。Microsoft社と共同でウェビナーを開催し、集客・案件化する。ウェビナーは毎回、盛況だ。

一方、『Power SKILL』は大企業が中心だ。これもコロナ禍が追い風となり、オンプレのe-ラーニングシステムから、リモートでも受講が可能なクラウド上のシステムへの置き換えが急ピッチで進んでいる。『Power SKILL』は、カスタマイズが容易な点が特徴で、個人の学習履歴や修得スキルの管理、AIを活用した学習モデルのレコメンド等、企業の人事戦略とも絡めた活用が可能だ。とある大手企業の導入例では、今後、約20万人の人材育成に活用される計画だ。

AZPowerは、これらを全てプライムで請け負う。技術、知見は申し分なく、構築もオフショア等を活用してスピーディーかつリーズナブル。引き合いが多いのも当然で、現体制では対応しきれないことから、新たな仲間を得て体制を拡充したい考えだ。

このように、Microsoft社のソリューションを駆使してビジネスの世界を変革し、新しい価値を生み出す頭脳集団であるAZPower。Microsoft社も一目置く実力派のメンバーが揃っているが、さらなる事業拡大と発展を見据え、今後は後進の育成にも力を入れていく。即戦力のプロフェッショナルはもちろん、プロフェッショナルから素晴らしい技術や知見を学んで成長したいという意欲あるメンバーの参画も大歓迎だ。

「当社の資産は人だけです」と橋口氏。当初、頭脳と知見、経験だけを頼りにAZPowerを立ち上げた。持てる力を存分に発揮できるように、働きやすさや福利厚生に力を入れてきた。例えば報酬は、成果に報いることは当然ながら、ITベンチャーらしくない「勤続手当」や「子ども手当」といった数々の手当ても上乗せされている。「長期的に安心して働いてほしいので、ベーシックインカム的な意味合いで、勤続手当や子ども手当を出しています」と橋口氏。

手厚い資格取得支援も好評だ。Microsoft社のクラウド関係の資格取得を推奨しており、取得すると、その難易度に応じて月1万円~3万円が、取得後18カ月間支払われる。比較的容易な1万円の資格でも18万円、難易度の高い資格なら56万円が、トータルで支払われることになる。「いくつもの資格を取って、毎月数十万円も上乗せになっている人もいます」と橋口氏。書籍購入も全額会社負担だ。

勤務はフルリモートで、月に一度の集合日を設けている。元々DXを推奨している会社だけに、コロナ禍に入るとすぐにフルリモートに切り替えた。今や北海度でも沖縄でも、国内ならどこからでも勤務が可能だ。一方で、コミュニケーションの重要性も再確認した。集合日に会うだけでなく、社員同士で誘い合わせて食事等に行ってほしいという趣旨で、月に1万円を上限に「Power Lunch Dinner」と名付けた食事代の補助も出す。2022年11月には、コミュニケーションに主眼を置いた新オフィスがオープンしている。交流を通じてアイデアや価値を生み出すために、フルリモートは維持しつつ、対面で交流できる場も用意したのだ。

今後もこのように柔軟に、社員に快適な環境や働き方を追求していく。人を大事にする気持ちから、カジュアル面談は橋口氏が自ら対応することも多い。このユニークなスペシャリスト集団に関心を持った人は、橋口氏から直接、仕事の面白さや働きやすさを聞くといいだろう。課題を解決し、お客様のビジネスが変革する様子を目の当たりにでき、知見やスキルも得られる仕事であり、やりがいは大きい。意欲ある人材の参画を待っている。

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インタビュー

AZPower株式会社のインタビュー写真
AZPower 株式会社            代表取締役 橋口 信平

── 橋口様のこれまでのキャリアを教えてください

小学校6年生からMSX2パソコンでプログラミングを開始し、家計簿ソフトを開発し母親にプレゼントし喜ばれたことが原体験となり、パソコンに興味を持ちました。その後、大学時代テニスコーチのアルバイト先でスクールのホームページや、ラケット販売サイトを大学のUNIXサーバー、データベースソフトを借用して構築などを行ったところ、スクール加入者増とラケット販売に寄与できたことから学生時代からITビジネスに着目していました。「商売をITで加速することができるのでは?」という観点で様々な商売を手掛ける大手総合商社に入社しました。
社内情報システム部を経て、Microso... 続きを読む

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企業情報

会社名

AZPower株式会社

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > ITコンサルティング

IT/Web・通信・インターネット系 > システムインテグレータ・ソフトハウス

IT/Web・通信・インターネット系 > ソフトウェア/パッケージベンダ

企業の特徴
カジュアル面談歓迎、上場を目指す、自社サービス製品あり、残業少なめ
資本金

3億3250万円

設立年月

2015年03月

代表者氏名

代表取締役社長 橋口 信平

事業内容

生成AIを活用したインテグレーションサービス事業​
クラウドインテグレーションサービス事業​
マイクロソフトクラウドのリセール事業

株式公開(証券取引所)

非上場

主要取引先

日商エレクトロニクス株式会社 日本マイクロソフト株式会社 アルテリア・ネットワークス株式会社 株式会社シティアスコム AKKODiS (アコーディス)コンサルティング株式会社

従業員数

28人

平均年齢

41歳

本社住所

東京都千代田区内神田2-4-2 一広グローバルビル 8F 

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