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SBプレイヤーズ株式会社

  • IT/Web・通信・インターネット系

地域の発展に貢献するソフトバンクグループの行政ソリューション企業

自社サービス製品あり
シェアトップクラス
カジュアル面談歓迎

企業について

地方自治体および官公庁と連携し、地域の発展に貢献する行政ソリューションを手がけている、SBプレイヤーズ株式会社。ソフトバンク100%出資のグループ企業である。同社は、複数の事業会社を傘下に持つホールディングス会社で、SBプレイヤーズグループ各社の主な事業内容は次のとおりだ。

●オッズ・パーク株式会社
公営競技主催者である地方公共団体から公営競技投票券の販売業務を受託し、地方競馬、競輪、オートレースおよびLOTOの投票が入会金・年会費無料で楽しめるプラットフォーム「オッズパーク」を運営。売り上げはそのまま自治体の収益となるので、当該公営競技を運営している自治体にダイレクトに貢献している形だ。同社のビジネスモデルとしては、売り上げの一定割合を委託料として受ける形なので、売上拡大の恩恵を自治体と共有する立場にある。

●株式会社たびりずむ
オッズ・パークの100%出資企業。元々オッズ・パーク内にあった一部門を別会社化し設立された。旅行代理業として、海外に競馬を見に行くツアーなど、公営競技ファンに向けた観戦ツアーの企画・催行を手がける。グループ社員の福利厚生の一環として旅行ツアーなども提供している。

●株式会社さとふる
ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」の運営を手がける。ふるさと納税とは、寄付を通じて好きな自治体を応援できる国の制度。寄付した分は自己負担額を除いた分が所得税および住民税から控除される上に、寄付先の自治体から地域特産品などの返礼品が送られてくるメリットがある。同社は、返礼品や地域から寄付先の自治体を選んで申し込めるサイトの運営だけでなく、寄付金の受付、返礼品の在庫および配送管理まで一貫して受託。煩雑な当該業務を引き受けることで、自治体職員の業務効率化に貢献している。

●株式会社たねまき
農業を持続可能な地域産業として根付かせることを目的とした企画・調査を行う。

SBプレイヤーズグループの始まりは、2005年。岩手県のスキー場で当時の増田寛也岩手県知事と出会ったソフトバンクグループ代表の孫正義氏は、知事から「岩手にも競馬場があるが、収益が伸び悩んでいる。ITの力でなんとかできないか?」といった相談を持ち掛けられた。そこで「すぐやりましょう」と応じ、同年9月に岩手県競馬組合と業務提携し、競馬の投票券がネットで買えるしくみを考案するとともに、その運営を手がけるソフトバンク・プレイヤーズ(株)(13年7月にSBプレイヤーズに名称変更)を設立。同年12月、当該事業を承継するオッズ・パーク(株)を設立する。その後、続々と公営競技の運営自治体を開拓していった。現在では、地方競馬、競輪、オートレースのほぼ全てを網羅している。

08年に「ふるさと納税」制度がスタートすると、寄付金の受付や返礼品の調達・管理・発送業務に自治体職員が忙殺されるようになる。オッズ・パークの業務を通じて自治体との関わりを深めていたSBプレイヤーズは、14年にさとふるを設立し、当該業務を引き受けることに。ふるさと納税を申し込めるサイトは存在していたが、返礼品を並べて選べるだけの機能。「さとふる」は裏側のフルフィルメントまで全てを引き受けることで、収益拡大と業務効率化の両面で真に自治体に貢献することになった。

15年5月には、たびりずむを設立する。通信・モバイルを主たる事業とするソフトバンクグループにあって、SBプレイヤーズは“地方×IT”の領域でメディアビジネスやコンテンツビジネスを担うというユニークな位置づけにある。かつ、地方自治体はじめ、返礼品の調達を通じて全国各地の農産品や工芸品、工業製品などの事業者との深いネットワークを構築しているのも特長だ。

こうした特異な資産と、ソフトバンクグループ各社の力も活用しながら、今後も人々を地方に向かわせるような新規事業を積極的に創出し、“ITの力で地域活性化に貢献する”というビジョンを追求していく構えだ。

グループ全体の社員数は、総勢250名ほどの陣容。全体の平均年齢は35歳だ。
「それぞれ特色がありますが、フラットな組織でスピード感があるところは共通していると思います」と企業風土の特徴について、SBプレイヤーズ総務人事部の小林氏は語る。

加えて、例えばさとふるはベンチャー的な社風が濃く、随所にあるホワイトボードやモニターデスクにチームが集まってプチミーティングをするといった光景が繰り広げられているという。一方、オッズ・パークは静かに業務に集中するメンバーが多い。

「リスクなどを勘案しながらも、新しいことに積極的にチャレンジするといったスタイルでビジネスを切り拓いてきました。そのプロセスで、論理的思考力や業務推進力などが鍛えられてきたと思います。また、ビジネスの主な相手は地方自治体で、民間企業のようにプレゼンで説得すれば受注できるというものではありません。議会で議論され賛成を勝ち取るための論理構成や数値的裏付けなどを緻密に組み立てる必要があります。そういった能力も鍛えられるといったがあると思います。」(小林氏)

一方で、孫氏がTwitter上で「即、やります!」と表明し実際に新しいことに取り組むことが日常茶飯事のソフトバンクグループにあって、同社グループでも積極的に手を挙げる人に仕事を任せる風土がある。
「自ら課題を見つけて提案することを奨励し、チャレンジしてもらっています。結果的にうまくいかなくても次々にトライさせてもらえる機会があります」(小林氏)

人材育成策としては、ソフトバンクグループ社員がクリティカルシンキングやプレゼンテーションなどのビジネススキル講座を自由に選んで受講できる「ソフトバンクユニバーシティ」や、SBプレイヤーズグループの若手メンバー必須の外部ビジネス講座、資格取得支援などの多層の機会を通じて、ビジネスパーソンとしての成長を支援している。

SBプレイヤーズグループ各社の枠を超えたコミュニケーションの機会としては、年2回のキックオフミーティングがある。各社の経営状況の報告や課題の共有の後、ゲームなどを行う懇親会が開かれる。また、ボウリング大会などのレクリエーションや、ラウンジに集ってケータリングのランチをみんなで楽しむ「ランチ会」も行われているという。各社においても、それぞれ研修やレクリエーションがあり、関係性構築のための仕組みがいくつもある。

そして、福利厚生面ではソフトバンクグループ共通の諸制度が充実。社員持株会や財形貯蓄制度、確定拠出年金制度など個人の資産形成策のほか、リゾート施設などカフェテリアプランの利用、年1日のアニバーサリー休暇、さらに5年勤務ごとに5日間のリフレッシュ休暇といったように制度は充実している。

「主体性や自律的に行動できることを何よりも重視しています。自ら課題を発見・提案し、プロジェクトを推進していくといった活動が前向きにできる方に来ていただきたいと思っています」(小林氏)

募集している求人

企画・マーケティング職の求人(5件)


エンジニア・技術職(システム/ネットワーク)の求人(5件)


クリエイティブ職(Web)の求人(1件)

求職者の声

企業情報

会社名

SBプレイヤーズ株式会社

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > システムインテグレータ・ソフトハウス

企業の特徴
自社サービス製品あり、シェアトップクラス、カジュアル面談歓迎
資本金

575百万円

設立年月

2005年10月

代表者氏名

代表取締役社長 藤井 宏明

事業内容

■行政・地方公共団体向けソリューションに関する調査、企画、情報提供ならびに 運営・管理のためのサービスの提供
■地域観光・国際観光に関する調査、企画、情報提供ならびにサービスの提供

株式公開(証券取引所)

主要株主

ソフトバンク株式会社 100%

従業員数

258人

平均年齢

35歳

本社住所

東京都中央区京橋2-2-1 京橋エドグラン13F

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