どのような企業像をイメージしているのでしょうか?
2020年7月に20周年を迎えるという節目を目前にして、当社は転換期に差し掛かっています。今までは通信事業会社を裏で支える、いわば黒子の役割でした。しかし、時代や顧客のニーズの変化は激しく、強みを活かしながらも自らの役割を変化していく必要があります。 この先は黒子でありつつも、もっと自分たちも前に出たいと考えております。“ベイシスブランド”を打ち出していきたいのです。ビジネスモデルをプロダクト提供モデルへとシフトし、日本のみならず海外へも広げていきたいです。 最新のテクノロジーを活用した業務自動化サービスを拡充することで既存のお客様である通信事業者のみならず、より多くの企業や世の中から必要とされるサービスを提供したい。そして、世界中の人々から喜ばれ必要とされる企業になりたいと考えています。
社員にはどのように仕事に取り組んでもらいたいとお考えですか?
ベイシスが何をやろうとしているのかを理解し、共感してもらう。ビジョンと企業理念の共有が大事だと考えています。 新規事業を打ち出した当初、社内では少なからず他人事のように捉える風潮もありました。しかし、経営側が「変わる!」と言い続け、RPA事業を本格始動したことで、ようやく曖昧だった未来像が具体的に社員にも見えるようになりました。未来への期待が高まり、モチベーションに繋がり始めたと感じています。それが今の状況です。まだまだ、「新」「旧」ビジネスの間にはギャップがあるのは事実ですが、それが徐々に埋まっていますし、今後必ず繋がっていくという自信があります。 現場を知っている社員にしかわからないことがあると思っています。だからこそ、いかにしてテクノロジーを使えば効率的にできるか、良くできるか、どんどんアイディアを出して欲しい。サービスイノベーションは現場から起こると思っていますし、そこに期待したいです。
ご自身の仕事観や日常の心がけについて教えてください。
「挑戦」は常に心がけています。子供の頃から何かに挑むことが好きで、新しいことをしたいと思っていました。とにかくドキドキ、ヒリヒリすることが好き。そういう性分なんでしょうね。起業もまさしくその表れで、学生の頃からいずれは起業したいと思っていました。 社会人になった1995年は、ちょうどパソコンが一般的に使われ始めた時期。携帯電話も普及寸前で、「携帯」「IT」は、今後10年で伸びるだろうという確信がありました。自分がピンときたものは当たることが多いんです。理由はわかりませんが…。「好奇心が掻き立てられるか?ワクワクするか?」という感性のアンテナが反応しているような感覚でしょうか。直感とも言えるかもしれません。 対人、対顧客、対社員に関しては、僕という存在がその人たちにとって価値ある存在でいなければいけない、と常に思っています。自分の会社や事業が多くの人の役に立つこと、喜んでもらえることが何よりも嬉しいですし、経営者としての目的でもあります。
応募者の方へのメッセージをお願いいたします。
【ベイシスにとっての未来、社員にとっての希望を一緒に作っていく】 この思いを共有できる人を集めたいです。 【お客様、業界、社会に対して新しい価値を提供する】 その挑戦にワクワクする人と働きたい。 新しいことへのチャレンジは大変ですが、情熱や責任感、使命感があるからこそ乗り切れる。 ベンチャーマインドを持って、共に新たな未来を作っていきましょう!
今後の展望についてお聞かせください。
既存の中核事業であるインフラエンジニアリングで、継続的かつ着実に売上を上げていきます。IoT活用が進み、5Gの提供開始に向け研究開発が進む状況で、それらに関連するインフラ事業が2020年以降の柱となるでしょう。しかし、労働者不足に伴いランニングコストがかさむという社会課題が発生しています。 時流の変化に対応するため、当社は成長性と収益性の高いシステムエンジニアリングの新規事業へ注力します。具体的には、RPAやAI、ドローンなど新たなテクノロジーを活用して顧客の課題解決を図る自社サービスを提供する事業です。 「通信×IT」という当社の強みを活かし、独自の+αで新たな価値を提供する企業を目指します。 これから参画いただく人材は、ベイシスにとって未来を作っていく人材。ひいては、事業を通して社会に貢献する人材だと考えています。