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ニンテンドーキューブ株式会社

  • マスコミ・エンターテイメント・メディア系

『マリオパーティ』シリーズ『どうぶつの森 ポケットキャンプ』などビッグタイトルを手掛ける任天堂のグループ会社

自社サービス製品あり
カジュアル面談歓迎

企業について

ニンテンドーキューブ株式会社は、任天堂株式会社が97%を出資するゲーム開発会社だ。2000年3月に設立され、これまでに任天堂IPを使った数々のビッグタイトルを開発してきた。

同社は、様々な世代に愛される『Wii Party』シリーズや『マリオパーティ』シリーズ、スマートデバイス向け『どうぶつの森 ポケットキャンプ』などを手掛けた実績を持つ。これらタイトルの全世界における累計販売本数は2000万本を超えており、まさに世界中で親しまれているゲームを数多く世に送り出してきたゲーム開発会社といえるだろう。

特徴的なのはその開発手法。企画段階からディレクターやプランナーが中心のチームでアイデアを出し合い、実機で動く試作をつくる。そして任天堂との間で何度も企画を練り直しながら完成度を高めていくというのだ。タイトルによっては試作段階だけで半年を費やすこともあるのだとか。

「どんなプレイヤーでも楽しめるか、任天堂ゲームとしてのクオリティを満たしているか、本当に細かいところまでこだわり抜いています。当社はパーティーゲームを得意としていますが、一つひとつのミニゲームの面白さを追求するだけでなく、たとえ勝負に負けても『もう1回やりたい!』、『このミニゲームなら勝てる!』などと思えるミニゲームのバラエティの豊富さや全体のゲームバランスにも知恵を絞っています」(代表取締役社長・西谷 衆一郎氏)

このように、ゲーム性はもちろんのこと、操作性などUI/UXも含めた面白さや楽しさにとことんこだわる姿勢が、世界中で愛されるゲームを生み出している。

常に最高の楽しさを追い求めるニンテンドーキューブ株式会社は、新しいタイトルを開発するときには、必ず「より一層の楽しさを求めてプラスαの要素を取り入れる」と開発本部デザイナー部・部長の笠原圭介氏は語る。

「前作と同じで良しとはしません。ユーザーは何かしら新しい面白さを求めているのですから、その期待に応え続けるためには開発する側も常に新しいことへ挑戦する必要があると考えています。たとえば、マリオパーティーシリーズではキャラクターの動きをより自然にするためモーションキャプチャーを取り入れました。ゲーム性だけでなく、デザインなど幅広い観点から新要素を加えることで、ユーザーの遊びたい気持ちを後押ししたい。そんな思いを持った社員がたくさんいるので、プロジェクトが動き出すたびに、こんなことがしたい、あんなことに挑戦したいという声がいろいろ出てくるんです」

将来的には、オフィスの中にモーションキャプチャー用のスペースと設備を設置することも検討しているという。最高のゲームを生み出すためにも、積極的に投資をしていく姿勢が垣間見える。

また、新しい挑戦をするには技術的なスキルアップが欠かせないが、その点においても同社は積極的だ。社員の中には、さまざまな分野でトップクラスの技術を持つ人材がおり、そのメンバーが中心となって技術交流会を行っているほか、北海道本社の社員であっても東京で開催されている技術セミナーやイベントへの参加費をすべて会社で負担している。

「国内最大のゲーム開発者向け技術交流会であるCEDECや、世界各国のゲーム開発者を中心とした会議であるGame Developers Conference(GDC)にも毎年若手を中心に参加させています。GDCは海外で複数日に渡って開催されますが、その間の費用ももちろん会社負担です」(西谷氏)

また、同社が開発するタイトルは、いくつものミニゲームで構成されるものが多いため、若手のうちからミニゲーム開発を任されることが少なくない。実際、入社3年目で『スーパー マリオパーティ』のミニゲーム開発を複数担当した社員もいるという。同社には、勉強する機会とそれを実践の中で磨く機会の両方を、若手のうちから得られる環境があるわけだ。

同社の社風を表すなら、「おおらか」という表現がしっくりきそうだ。社長や役員、社員の垣根が非常に低く、札幌本社には社長室もない。社員のほうから「社長、ちょっといいですか」と提案する風景も珍しいものではないという。

「私は代表ではありますが、現役のディレクターでもあるので、社員と一緒になってゲーム開発に取り組んでいます。だから、社員も『社長だから』などと構えることがないのでしょう。それに、社員同士もとても仲が良いんです。サッカーや野球、カートなどを一緒に楽しんだり、花見などイベントごともよく開いています。この間、私もソフトボールの試合に参加してきました」(西谷氏)

運動が盛んな背景には、デスクワークが多いので健康のためにも身体を動かすことを推奨しているといった理由もある。その一環として、半年に一度、1日あたり平均8000歩以上歩いた社員に商品を贈呈するというイベントも行っている。

ただし、仕事に関しては、楽しみながらも各々が強いこだわりを持って取り組む雰囲気が色濃い。

「『これで、いいのか?』『もっと面白くなるんじゃないか?』と考え抜いて、思いついたことをどんどん発信していく社員が多いですね。だから、前向きに、こだわりを持って仕事に取り組める人が働きやすい環境だと思います。あと『良い』の理由を言語化できることも大切です。当社の開発はチームで行うし、チーム内だけでなく任天堂と幾度も会話を重ねながらより良いゲームを目指していきます。そのため、自分がなぜそれを良いと思ったのかを言葉で説明できなければ、発展的な議論になりにくいのです。同様の理由で、コミュニケーション力も重視しています」(笠原氏)

同社の「成長できる環境」や「面白いゲームづくりへのこだわり」に興味を持ったなら、「ぜひ話をしましょう」と西谷氏は語る。

「当社であれば、誰もが知っている任天堂IPを使ったゲーム開発に携わることができます。しかも、そのゲームを待っているユーザーは世界各国にいます。まさに、世界へ向けたゲームづくりができる会社です。また、オリジナルゲームの開発にも挑戦しようと準備を進めているところでもあります。ユーザーにワクワクしてもらうために、自分たちもワクワクしながらゲームづくりを楽しみたい、そんな人を待っています」(西谷氏)

募集している求人

クリエイティブ職(ゲーム/マルチメディア)の求人(6件)

企業情報

会社名

ニンテンドーキューブ株式会社

業界

マスコミ・エンターテイメント・メディア系 > ゲーム・エンタメ

企業の特徴
カジュアル面談歓迎、自社サービス製品あり
資本金

4億8,375万円

設立年月

2000年03月

代表者氏名

西谷 衆一郎

事業内容

■コンピュータ、通信機器、電子ゲーム機器等を利用した、ソフトウェア及び情報通信システムの企画、設計、開発、制作
■映像情報ソフトウェア、音声ソフトウェアの企画、制作
■ネットワークを利用したソフトウェア及びコンテンツの企画、開発、制作

株式公開(証券取引所)

非上場

主要株主

任天堂株式会社

従業員数

132人

平均年齢

37歳

本社住所

▼札幌本社 北海道札幌市中央区北3条西3丁目1番地 大同生命札幌ビル11階 ▼東京本社 東京都中央区明石町8番1号 聖路加タワー 46F

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