株式会社Belletia

株式会社Belletiaが運営する、バストアップと育乳マッサージの専門サロン「p-Grandi」は、バストアップサロンランキングにて3冠を獲得するなど、人気と技術力を兼ね備えたバストアップに特化したエステサロン。東京・大阪・名古屋で6店舗を展開している。

p-Grandiは、同社のチーフエステティシャン佐藤由加里氏が開発した完全手技によるオールハンド育乳マッサージ。背中からバストにかけマッサージを行い、リンパの流れを良くすることで、乳腺を発育させバストアップにつなげる。生活リズムの乱れや、加齢などにより背中・二の腕・脇の下に流れてたまった贅肉や脂肪を、本来あるべき胸へと流し、身体をスッキリさせて美乳に導く。大きさだけではなく、バストの形や左右差・下垂、ハリで悩んでいる人など、バストの総合的な悩みを解決している。

「機械の力を使わないオールハンドでのバストアップが『p-Grandi』の強みです。自然な流れで体を整えるため、豊胸手術のような危険性は一切ありません。バストの大きさに悩む女性は、安心してバストアップを期待してもらえます。豊胸手術でもなく、一般的なエステのように痩身でもない独自色の強いビジネスは、集客力、収益性共に高く、会社は順調な成長を続けています」（管理部・金沢氏）

同社では、育乳マッサージサロンの運営で得た女性のバストに関する知識を活用すべく、オリジナル製品を開発している。「育乳」をキーワードに、ブラジャーやバストクリーム、サプリメントなどの商品を自社ECサイトのほか、ECモールに出店して販売している。

「今一番力を入れている商品は『ナイトブラ』です。世の中に出回っているナイトブラの中には、スポーツブラと違いがない粗悪品も多く、本当に効果があるのか疑問符が付くような商品がたくさん売られていました。ちゃんとケアできるナイトブラがほしい、という声をお客様から多くいただき、当社が監修してナイトブラを開発しました」（金沢氏）

下着メーカーがナイトブラを作ると、ブラジャーの特別なジャンルとして扱われるが、その点、dipは育乳、バストアップの専門家。バストケアに効果的なブラジャーを作ることができる。ユーザーからは好評を得て、高額にもかかわらず売れているという。安売り競争をして会社を疲弊させるのではなく、専門性を生かした商品開発は、収益力も高く、ユーザーからも支持される。

独自技術を持ったバストアップ専門のエステサロン「p-Grandi」を広めるためにWeb戦略は欠かせない。Webを活用した集客や周知を図るために、同社ではWeb人材の積極採用を進めている。自社製品のECでの販売にも、Web人材は欠かせない存在である。

「技術的に優れたスタッフが店舗にたくさんいますが、それを知ってもらうには、今の時代Webの力が必要です。広告・宣伝の部分を担うのが本社で働く私たち。エステサロンの現場で働く人の声に耳を傾けながら、利用者目線でWeb戦略を進めてくれる人材を求めています」（金沢氏）

バストにコンプレックスを持っている女性は多いという。「p-Grandi」は、そんな女性たちの悩みを解決できる。しかし、その事実を知ってもらうには、店舗での宣伝だけでは限界がある。今は東京・大阪・名古屋にしか店舗はないが、Webを通じて全国に同社のエステが広まれば、店舗の全国展開にもつながる。ECを通じてバストアップ関連の商品を販売することも、バストへのコンプレックスに悩む女性を助けることにつながる。やりがいを感じられる仕事だ。

「女性に興味を持ってもらえるWeb戦略を立案して、女性が好むデザインで顧客獲得を進めてもらいたいですね。Web制作以外にも店舗で使うフライヤーやポスター、キャンペーン用のチラシの制作なども手掛けます。Webデザイナーで紙媒体のグラフィックは興味あるけど経験がない、そんな人なら働きながらグラフィックデザインが学べるチャンスです」（金沢氏）

ビジネスのターゲットが女性だから、社内で働く人間も女性ばかりだと思ってしまうが、同社で働くメンバーは男女半々。コミュニケーションが活発な会社だから何でも聞ける雰囲気があり、仕事を進めるうえで女性ならでは視点から見た意見に触れることも多く、男性スタッフはとっても勉強になる。Webデザイナーに限れば、女性をターゲットにしたWebデザインやWebマーケティングを学ぶことができるのは、男性のWeb人材としては今後の大きな武器になるだろう。

「男女という区別がナンセンスな時代、当社で働く人材は男女それぞれの特性を生かしながらも、互いにリスペクトし学びのある環境を実現しています。女性らしい細やかさも、男性特有の調整力も当社では存分に発揮できます。トランスジェンダーの人なら、女性の気持ちもわかりながら、男性の考え方も理解できるので、当社にはピッタリかもしれません。みんな自由に働いている会社ですから、働き心地はバツグンですよ」（金沢氏）

20代後半から30代前半のメンバーが多いdip。本社で働く人間は10名を超える程度と、少数精鋭の体制でビジネスを進めている。組織が小さいからこそ、いろんな仕事ができる楽しさがあり、決められたことだけをするのではなく、今必要なことを順番に進めていく働き方が求められる。

「コミュニケーションを強要するわけではありませんが、一緒に楽しく働ける人材が良いですね。当社は30代が多く、同年代だと話もあって楽しく働けそうです。勤務時間は10時～19時ですが、ほとんど残業はないですね。」（金沢氏）

残業が少ないのはいいことだが、果たしてなぜそれが実現できるのだろうか？

「システム化やペーパーレス化など、常に技術の進歩を読み取り、工夫を怠らないことでしょうか。ワークフローに無駄がないか、効率化できないか、などはちょくちょく各担当と話していますね。そのせいか、口うるさく言わなくてもみんな効率を考えて働いてくれます。とはいえ、まだまだ無駄な部分はあります。在庫管理や販売予測などにはAIを導入したいですね。与えられた仕事をただこなすだけでなく、そういった創意工夫をしてくれる方が入ってくれるととてもうれしいです。大きな会社にはできない、小さな会社だからこそできることを一緒に楽しめたら、と思います。」（金沢氏）

今後の展開を聞いたとき金沢氏からは「海外」という言葉が漏れ出た。

「国内が優先ですが、海外進出も視野には入れています。実際に海外から引き合いもあります。今は国内の事業に集中したいから保留となっていますが、今後はわかりません。ECでの販売も越境ECを使えば、日本にいながらにして、海外のユーザーへ販売することも可能となります。当社独自の技術を活かしてエステサロンを海外で事業展開したいという声もあります」（金沢氏）

エステの技術とバストに関する知識を持った同社のサービスと製品は、海外でのニーズが見込まれる。今なら海外進出を担当するメンバーになることも可能かもしれない。

「会社はこれから本格的な成長フェーズに入るところです。当社に出来ること、当社で出来ることは、いくらでも見付けられるはずです。Web系の人材は、今後も特に重要な部隊となるため、しばらく強化に努めたいと考えています」（金沢氏）