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ソニーピーシーエル株式会社

  • マスコミ・エンターテイメント・メディア系
  • サービス系

テクノロジーでコンテンツをおもしろく !先端技術を駆使するクリエイティブカンパニー

シェアトップクラス
カジュアル面談歓迎

企業について

テクノロジーとクリエイティブの融合は、ソニーが大切にしている価値観。そんなソニーの価値観を体現している会社が、ソニーピーシーエル株式会社(以下、ソニーPCL)だ。

同社の事業は、ひとことで表すと「先端技術を駆使したコンテンツや体験の創出」。同社が手掛ける事業やソリューションサービスは、非常に多岐にわたっている。映像から空間やイベントの企画・制作・運営、システム構築や撮影からポストプロダクションまでをワンストップで提供している。

同社の強みは「テクノロジー」と「クリエイティブ」をハイレベルで提供できる点にある。社内には、デザイナーやシステムエンジニア、アートディレクター、スペースデザイナー、一級建築士など、さまざまな技能を持った人材が在籍しており、クライアントのニーズを具現化する。

「4K/8Kの高解像度技術、HDRなどの高画質技術や、AR/VRなどの新しい表現方法など、豊富な経験を持つスペシャリストが社内にいます。立体音響や3Dビジュアライゼーションなどのエマージングテクノロジーにも積極的に取り組み、センシングや、ハプティクス(触覚提示技術)などを活用した、体験型映像コンテンツの制作も可能です」(ビジネスプロモーション部 マーケティング課・千葉有紗)

2022年2月、ソニーPCLは、先端技術による新たな表現手法や体験を生み出し発信する場として「清澄白河BASE」を開設。クリエイティブやテクノロジー、R&Dが シームレスにつながり、想像を超える新しい感動をもたらす多彩なコンテンツや体験が創出されている。

「清澄白河BASE」には、大型LEDディスプレイ、カメラトラッキングシステム、リアルタイムエンジンを組み合わせた撮影手法が使える「バーチャルプロダクションスタジオ」と、100台以上のカメラで被写体を360°から撮影し 細かな動きまでリアルに3DCG化する「ボリュメトリックキャプチャスタジオ」がある。CM、映画、ドラマ、ミュージックビデオからオンラインイベントまで幅広いジャンルで、ハイクオリティな映像コンテンツ制作を手掛けている。

「ソニーPCLの新たなクリエイティブ拠点である「清澄白河BASE」では、社内外の優秀なクリエイターやエンジニアが、物理的な制約にとらわれない自由な映像制作を実現しています。中島美嘉さんのミュージックビデオ『Delusion』は、ソニーのボリュメトリックキャプチャ技術で制作しました。また、全方位から音が降り注ぐ、ソニーの360立体音響技術を使った新しい音楽体験もできるMVは、YouTubeチャンネル『中島美嘉 Official YouTube Channel』で配信しています」(千葉氏)

サッカーのワールドカップやテニスのウィンブルドン選手権をはじめ、世界中のスポーツにテクノロジーを導入する動きが加速している。ビデオリプレイ技術を用いた「VAR(Video Assistant Referee=ビデオ・アシスタント・レフェリー)」は、2018年のワールドカップで採用され、2022年のカタール大会でも注目を集めた。

ソニーPCLは、ソニーグループに属するイギリスの会社「Hawk-Eye Innovations(以下、Hawk-Eye)」が開発するソリューションを日本で展開する役割も担っている。

「サッカーのJリーグやバレーボールのVリーグなどで、ソニーのVARを活用しています。当社はVARが滞りなく運営されるように、機材や現場のオペレーション面でサポートする役割を担っています。Jリーグの場合、機材を積んだトラックで試合が行われるスタジアムへ向かい、カメラなどの機器を設置。複数のカメラで映した中継映像をVAR担当の審判員が使用するために、静止画・スロー再生などの操作を行います」(シニアビジネスアーキテクト・原 知彰)

VARを行うためのソリューションは世界でも数少ない。日本で導入されているHawk-Eye の技術によるVARは、すべてソニーPCLが運営をサポートしている。

ソニーPCLでは、VAR以外でもHawk-Eyeの技術を提供している。プロ野球のヤクルトスワローズと提携し、2020年シーズンからプレー分析サービスの実証実験をスタート。明治神宮野球場に8台のカメラを設置し、ヤクルトの主催試合におけるピッチャープレートからホームベース間の投球・打球をリアルタイムに解析して、データ化。打者のバットの軌道や投手・打者・野手の動作、骨格情報なども解析する。

「投手の投球時の手首・前腕・肩の位置、各投球における投手のリリースポイント、リリース時の水平・垂直角度、投球のスピード・回転数・回転の方向・軌跡・中心軌道、あるいは、バットのスイングスピード、スイング開始時から打球のインパクトまでの時間などのデータを収集して球団に提供しています。試合中にこれらのデータを活用することはできませんが、選手の育成や試合の戦術に活用できます」(原氏)

2021年、ヤクルトスワローズは、20年ぶりの日本一に輝いた。
その後 他球団への導入、球界でのデータの活用も進んでいる。


近年、ソニーグループのテクノロジーは、スポーツTech領域において、世界的に大きな存在感を示している。

テニスのイン・アウト判定(ELC)や、サッカーのゴール判定(GLT)など「判定オペレーションサービス」、そして、ビデオリプレイ技術を用いた「審判判定補助サービス」であるサッカーのVARやラグビーのTMOなどを提供するのは、前述のHawk-Eye。世界でも先頭を走るスポーツTechカンパニー。テニスの4大大会である全米オープン・全豪オープン・ウィンブルドン選手権、サッカーのFIFAワールドカップなど、全世界90カ国で、25競技、500スタジアムで年間2万試合以上においてHawk-Eyeのソリューションは活用されている。

Hawk-Eyeの最新技術である「SkeleTRACK」は、選手の映像から光学トラッキング技術とAI技術を駆使して、選手やボールの動きをデータ化。それをさらに仮想空間上に再現することで、スポーツの公平性や透明性を高められ、コーチングや戦術の進化などにも貢献する。

「SkeleTRACKは、トラッキングしたデータを0.5秒以内に出力可能で、審判の判定の精度を格段に上げる可能性を秘めています。サッカーではSkeleTRACKを使って、オフサイドをセミオートで判定。選手の骨格を29箇所でトラッキングしているため、ビデオ判定よりも細かい判定が可能です」(原氏)

2022年11月には、データのビジュアライゼーションを得意とする、オランダのビヨンドスポーツ社をグループに迎えた。これにより、Hawk-Eyeのトラッキングで得たデータをさまざまなカタチで活用する土台が整った。

「ソニーグループは、スポーツエンタテインメントの新しいカタチを創造しようとしています。例えば、Hawk-Eyeのデータを活用して、ビヨンドスポーツの技術で試合をアニメーションやCGで再現できます。アメリカンフットボールのNFLでは、レゴ社と提携してアメフトの試合をレゴの人形で再現する動画制作。子どもたちにアメフトの魅力を伝えるきっかけとなっています。アニメの世界では、カメラワークも派手な演出も自由自在。ゲーム感覚でスポーツ観戦する新しいスタイルを創造可能です」(原氏)

ソニーPCLは、ソニーグループがグローバルに展開するスポーツエンタテインメント事業の日本での推進役として、新しい取り組みにも積極的にチャレンジしていく。ソニーが創造しようとしている、スポーツエンタテインメントの新しいカタチを、日本国内で仕事として体験できる唯一のフィールドなのだ。

映像や空間を中心にさまざまなことにチャレンジしているだけあり、ソニーPCLには、クリエイターもいればエンジニアもいる。最先端の技術に触れる機会も多く、同社での仕事にはこれまでにない新しい体験や物事を生み出していく楽しさがある。だからこそ、クリエイティブな社風が醸成され、メンバーはみんな自分たちの仕事に誇りをもってのぞんでいる。

「クリエイティブな仕事はプロジェクトごとに違った経験を積むことができます。ワークフローが決まっている仕事ではないため、社員一人ひとりが自ら考えて動く会社です。みんなやりたい仕事をやれており、若手も含めて意見が通りやすい社風で、積極的にいろいろな提案が上がってきます」(人事総務部 人事課・長須 晴香)

プロ意識を持ったメンバーが集まっているためモチベーションも高く、精魂込めた仕事をする雰囲気が自然に生み出されているという。

「専門分野でスキルやノウハウを蓄積した人材が多く、当社でそれをさらに追求しています。一方、マネジメントで活躍できるフィールドもあり、キャリアパスはさまざまです。自らの専門分野を深化させるスペシャリストを目指すのも、他の分野の経験を積んでゼネラリストになる道もあります。縦にも横にもキャリアを広げられる会社です」(人事総務統括部長・森下康彦)

働き方や福利厚生は、ソニーグループの基準と同じ。快適な職場環境と安定した社内制度で安心して働けるのは、大手グループ会社ならではの魅力だ。

「クリエイティブな仕事ですから裁量労働制も採用して、社員が効率よく働けるように環境を整えています。海外案件が増えていることもあり、英語に堪能な人材も活躍中です」(長須氏)

若手もベテランも、クリエイターもエンジニアもビジネス担当も、それぞれの強みを生かして働けるのがソニーPCLでの仕事。スポーツテックやロボティクスなど新しい技術にも積極的な姿勢を見せ、今後も未知の体験ができる。これまでに培ったスキルを生かして、創造性に満ちた新しい世界を作り上げたいと願う人材は、ソニーPCLでその願望をかなえてほしい。

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インタビュー

ソニーピーシーエル株式会社のインタビュー写真
代表取締役 執行役員社長 中村英明 1987年、ソニー株式会社に入社。放送機器や医療機器など、主にB to Bの事業領域でマーケティングを担当。その後、ソニーの海外販売会社でもキャリアを積み、35年間のソニーでのキャリアは日本と海外で半々という。2022年4月、ソニーピーシーエル株式会社の代表取締役に就任。

── ソニーPCLはどんな会社ですか?

ソニーPCLの事業は幅広く、映像制作事業とスポーツエンターテインメント事業、そして空間・イベント設計事業の3つの大きな柱があります。ソニーグループの一員であることも手伝い、技術に強みを持っている会社です。そこに、クリエイティビティを上手く掛け合わせ、クライアントやエンドユーザーに価値提供をしています。テクノロジーとクリエイティブの融合は、ソニーが謳っているパーパス。ソニーPCLの事業や企業カルチャーは、ソニーのパーパスにマッチしていると感じています。

クリエイターが描く世界観をエンジニアが技術で実現し、マーケティングやセールスがそれをユーザーへデリ... 続きを読む

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企業情報

会社名

ソニーピーシーエル株式会社

業界

マスコミ・エンターテイメント・メディア系 > 広告・デザイン・イベント

マスコミ・エンターテイメント・メディア系 > その他マスコミ・エンターテイメント・メディア系

サービス系 > その他サービス系

企業の特徴
カジュアル面談歓迎、シェアトップクラス
資本金

4億2000万円

設立年月

1951年03月

代表者氏名

中村 英明

事業内容

ソニーPCL株式会社は、クライアントのみならず、パートナー企業や自社内の様々なニーズやイメージをユーザー体験として、最先端テクノロジーを活用し実現するクリエイティブカンパニーです。
超大型モニターに映し出す高品位な映像コンテンツや、センサーを活用した体験型コンテンツ、イベントや展示会から空間設計など、映像技術を中心に多様な体験の制作を行なっています。
さらに、ドラマやアニメーション作品の編集、開発セクションによる先端技術を活用した独自の研究開発、ソニーが開発した「aibo」のモーションクリエイションなど、幅広く挑戦中です!

株式公開(証券取引所)

従業員数

499人

平均年齢

40歳

本社住所

108-0075 港区港南1-7-18 A-PLACE品川東 ◆本社:品川駅から徒歩10分

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