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株式会社笠間製本印刷

  • 製造・メーカー系
  • IT/Web・通信・インターネット系
  • マスコミ・エンターテイメント・メディア系

堅実な有価証券印刷事業を基板に、WEB通販事業など新たな試みに挑戦し続ける老舗印刷会社

自社サービス製品あり
シェアトップクラス
カジュアル面談歓迎

企業について

株式会社笠間製本印刷の創業は、明治8年(1875年)にまでさかのぼる。北陸地方で初めて洋式帳簿の製造をはじめ、北陸から東北・北海道へと販路を拡大。「帳簿のカサマ」としてその存在感を高めてきた。現在、柱となっている通帳や証書といった有価証券のデザイン、印刷、製本事業も、ここにルーツがある。

「北海道から沖縄まで日本にはおよそ550の銀行や信用金庫などがあり、当社はそのうちの270~280行ほどと取り引きしています」
こう語るのは、代表取締役社長を務める田上裕之氏だ。同社の有価証券印刷がこれほど高いシェアを獲得できている背景に、150年近い社歴と積み重ねてきた実績があるのは間違いない。しかし、そこに胡坐をかくことなく、時代の変化に合わせお客様の期待に応えための製品づくりに力を注いできたことも、現在の業績拡大に大きく貢献している。たとえば、地域に根ざし、地域の活性化に注力している地方銀行や信用金庫には、通帳の記帳覧にオリジナルのキャラクターや観光スポットなどの写真がプリントできるデザイン性が喜ばれている。環境配慮への意識が高い金融機関の場合は、再資源化が可能な『エコクロス通帳』や、企業活動で排出したCO2をクリーンエネルギー活動で相殺するカーボンオフセット通帳などへ高い関心を示す。このように、老舗企業でありながらも“今”どのような製品が求められているのか、“これから”何が必要とされるのか、一歩先を見ながら変化していける柔軟性が同社の大きな強みといえる。

しかし、印刷業界というとペーパーレスなど、今後の市場環境が気になるところだ。有価証券印刷についても、通帳レスの流れが起こりつつある。でも、「まだまだ当社が成長できる余地は大きい」と田上氏は強調する。
「大手都銀では通帳レスへの移行が始まりつつありますが、当社が取引しているのは地方銀行や信用金庫などであり、こういった金融機関は税制優遇などもあって、まだまだ紙の通帳を必要としています。また、セキュリティ面から高度な印刷技術が求められる有価証券印刷に対応できる印刷会社は国内に数社しかなく、参入障壁も高いため新たな競合も現れにくい。業界の変化に危機感がないわけではありませんが、まだ伸びしろは大きいと考えています。実際、毎年10先ほど新規取引が増えており、ここ数年は増収、2023年度は過去最高売上を記録しています」

しかも、有価証券印刷事業だけに頼ることなく、15年ほど前からwebを活用した通販事業も開始。今では売上の3分の1を占める、新たな柱に成長しているのだ。

株式会社笠間製本印刷では、2007年に新たな柱となる事業を育てるべく、クリアファイルに印刷できる最新設備を導入。その数年後にクリアファイル専門の印刷通販事業『かさまーと』を立ち上げた。
「自社専用の社名入りクリアファイルやお客様へ配る販促用グッズなど、企業ニーズはあると考えました。当初、クリアファイル以外にもいろいろな商品を取りそろえようとしましたが、1つの商品に絞ったほうが技術の研鑽がしやすい上、コストダウンもできるということで、クリアファイル専門でやらせていただいています。今では、PP素材に特殊素材を貼り付けることで動物の毛並みのような"もこもこ"とした手触りを実現した『プレミアファイルもこもこ』や『ホログラムファイル』など商品ラインナップも充実。おかげさまで多くのお客様にご利用いただいています。しかし、印刷の専門家が中心となって運営していくには、そろそろ限界が見えつつあるのも事実。今いる踊り場からさらに事業を拡大していくには、ネット通販サイト運営などWebサービスの専門家にも加わってもらう必要がある――そう痛感しているところです」
同社が提供しているWebサービスには、『ハピプリ』というものもある。これはネット上で簡単にイメージバリアブル画像を作成できるというものだ。ただ、いずれもUI/UXなどサイト改善の余地は多く、まだまだ業績を伸ばせる可能性を秘めている事業だと田上氏は語る。

また、150年、そして200年企業を目指すための基盤固めとして、M&Aも進行中だと続ける。
「印刷業界は中小企業が多く、業績悪化や後継者問題など事業をいかに継続していくか頭を悩ませているところが少なくありません。そのような企業の中にも、当社のように原価管理システムを導入するなどシステム化を進めることで利益を伸ばせるところはあります。これは一例でしかありませんが、お互いにメリットを見出せる企業、シナジーが期待できる企業との連携やM&Aは前向きに考えていきたいと思っています。また、ペーパーレス時代を見据えて、近年はプラスチックへの印刷サービスも展開。このように時代の変化においていかれることなく、お客様へ提供できる価値の質を高め、幅を広げながら、いつまでも存在し続けることのできる強い企業を目指していきます」

株式会社笠間製本印刷の経営理念は「いかなる社会環境の変化があっても、お客様から一番に選ばれ続け、永遠に存続発展し、幸せと豊かさのある会社を実現」することだ。そのため、同社は地域社会への責任としてCSRにも力をいれている。たとえば、SDGsへの取り組みとしてソーラーパネルを設置し自社発電を行っているし、古紙などの分別・リサイクルの実施やカーボンオフセットも導入。『FSC森林認証』や『グリーンプリンティング(GPマーク)』の取得など、環境関連の認証取得に積極的に取り組んでいる。その活動が認められ、2015年には第14回印刷産業環境優良工場表彰制度において経済産業大臣賞を北陸で初めて受賞した。

また、会社を支える従業員の健康維持や増進に対する取り組みにも熱心だ。長時間労働の抑制や有給取得率の改善など制度や仕組みから改良を加えたことで2017年より8年連続で『健康経営優良法人』に認定されている。
「決算月には慰労会を行うほか、毎年社員旅行にもでかけています。本社では1食300円で健康的な食事がとれる福利厚生サービス『健康定食』も導入。社員には好評ですね。それに、社員の成果を正当に評価するため、私が社長に就任してから2度、人事制度を変更。石川県にある同業の中では給与も高水準だと自負しています。2024年度も給与の6%の賃上げを実施しました。」(田上氏)
働き方改革の一環として、テレワークも実施中。特に、自宅でも作業できるエンジニアについては将来的に「東京にいながら働いてもらう形も考えていきたい」そうだ。

「M&Aを行っていけば、社内のポジションも増えていくので、キャリアアップを考えている人にとってはチャンスがあるともいえます。そのため、上を目指す意欲のある前向きな人に加わってほしい。特に通販事業については、事業をより良いものにするためアイデアを積極的に出して、協調性をもってチームをけん引してくれる人、周りを巻き込んで前へ進んでいける人がいいですね。事業が大きく成長すれば分社化して、そこのトップを任せてもいいとすら思っています。創業150年以上という歴史ある事業がありつつも時代に合わせて変えるべきところは変えていく――その変化を一緒に起こしていける人をお待ちしています」(田上氏)

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インタビュー

株式会社笠間製本印刷のインタビュー写真
代表取締役社長・田上裕之さん 高専卒業後、工作機械メーカーに就職。2年ほど勤めた頃、「このままでいいのか」という思いから地元金沢の広告代理店へ転職する。ここで多くの経営者と出会い刺激を受ける。その後、笠間製本印刷に入社。33歳の若さで社長に就任。創業150年という老舗企業のかじ取りを担う責任をひしひしと感じながら、時代の変化に取り残されないよう、新たなことにも積極的にチャレンジしている。

── 笠間製本印刷をどのような会社にしたいとお考えですか?

これだけ長い歴史を刻んできた会社ですから存続させることが第一だと考えています。つまり、200年企業を目指せるだけの経営基盤をつくることです。ただし、今している事業を頑なに守るだけではダメだとも思っています。そのため、社歴は古いがしていること、考え方は新しくをモットーに、必要だと思ったことには挑戦していける前向きさと柔軟性のある会社でありたいですね。

とはいえ、社員1人ひとりが広い視野を持ち、会社がどこへ向かうべきか、俯瞰して発想できなければ、見当違いの方向へ向かってしまうかもしれません。そのため、笠間製本印刷とは違う会社、外の世界を知る機会をつくっ... 続きを読む

社員の声

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企業情報

会社名

株式会社笠間製本印刷

業界

製造・メーカー系 > その他メーカー系

IT/Web・通信・インターネット系 > インターネット/Webサービス・ASP

マスコミ・エンターテイメント・メディア系 > 広告・デザイン・イベント

企業の特徴
カジュアル面談歓迎、自社サービス製品あり、シェアトップクラス
資本金

5,000万円

売上(3年分)

20234162,000万円

設立年月

1962年05月

代表者氏名

代表取締役社長 田上 裕之

事業内容

■金融機関向けの預金通帳、預金証書、手形、小切手などの有価証券の企画製造販売、ディスクロジャー、カレンダー、ノベルティなどの企画・提案
■企業へのクリアファイル、クリアパッケージの企画・提案
■ECサイト クリアファイルの『かさまーと』の運営、Tシャツ印刷サイト『FFW』の運営
■商業印刷(パンフレット、ポスター、伝票)の製造販売

株式公開(証券取引所)

非上場

主要取引先

■全国の金融機関(ゆうちょ銀行・地方銀行・信用金庫・信用組合) ■全国の一般企業、全国の学校など

従業員数

82人

平均年齢

42歳

本社住所

石川県白山市竹松町1905番

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