シティコンピュータ株式会社

シティコンピュータ株式会社（CITY COMPUTER Co., Ltd. 略称：CCK）は、データエントリーサービスをはじめ、スキャニングサービス、人材派遣サービス、ITサポート、コンサルティング業務などをおこなっている。
1989年6月に設立され、和歌山県和歌山市に本社を置くほか、札幌市中央区、宮城県石巻市、新潟県新潟市、東京都江東区、東京都千代田区、静岡県三島市、大阪市福島区、福岡市中央区にも事業所を設置。海外ではロサンゼルス、フィリピン（2カ所）、バングラデシュ、タイ、ベトナムに拠点を置く。

【事業内容】
・データエントリーサービス
・スキャニングサービス
・人材派遣サービス
・医療調剤システムの販売・サポート
・翻訳
・インキュベーション事業
・採点・集計業務
・CAD・画像処理
・ITサポート
・コンサルティング
・ホームページ制作
・WEBシステム開発
・企業向けソリューション開発
・コールセンター　ほか
CCKは、顧客から「こういう会社があったら」という要望を受けて産声を上げ、「こういうサービスを提供してくれたら」という声を聴いてサービスメニューを拡大してきた。設立当初はデータエントリー専門の会社として、従業員10名でスタート。
その後、人材派遣や医療コンピュータの販売・サポートなどの部門を加えてきた。顧客の「アナログからデジタルへの移行」をさまざまなサポートを通じて支援し、また官公庁からの引き合いも多く、経営状況は極めて安定しています。

将来像のビジョンとして、「豊かな雇用環境の創造企業～世界から愛され､世界から必要とされる企業を目指します」を掲げるCCK。世界中の人々にやりがいのある人生と経済的な豊かさを提供するため､働くスタッフ一人ひとりの個性にあわせた雇用環境を創造し､同時にステークホルダーや地域経済に貢献していく。
事業内容は、そのすべてが顧客との関わりから生まれたものであり、時代の変化に応じて今後もさまざまな進化を遂げていく成長性を秘める。CCKには、安定性と成長性、この2つを兼ね備えた魅力がある。

CCKの事業は、大きく分けて「データ化業務」「制作業務」「サポート業務」の3つに分類できる。ここでは、それぞれの業務について簡単にお伝えさせていただきます。

1. データ化業務
印刷物や音声などの媒体から、データへの変換をおこなう。データエントリーサービスは創業事業でもあり、業界トップクラスの信頼性。スキャニングサービスでは、オフィスに眠る紙情報を圧倒的なスピードで高品質なデータに変換する。
さらに、動画のローカライズやHPの翻訳など幅広い分野での翻訳サービスや、会議や講演などのテープ起こしサービス、自由度の高いオーダーメイド型の採点・集計サービスなども提供する。

2. 制作業務
Webサイトやノベルティ、印刷物などの制作に対応する。Webサイト制作では豊富なテンプレートを用意し、リーズナブルかつ高品質なサイトを制作。ノベルティグッズは専属のデザイナーが担当し、訴求力の高いオンリーワンのノベルティを提案する。印刷物の制作でも実績が多い。また海外拠点ではシステム開発なども可能で、豊富なエンジニアリソースを背景に、幅広い案件に対応する。

3. サポート業務
人材派遣を中心に、目的にあわせて人材リソースを提案、提供する。人材派遣・人材紹介サービスでは、企業に本当に必要とされる人材を多角的なサービスから提案。コールセンター業務では、製品サポートからテレアポまでフレキシブルに対応する。また、診療所や調剤薬局向けの各種システム、オプションを販売する医療調剤システム業務や、東京の一等地でビジネスシーンにあわせたスペースを提供するレンタルオフィス業務、海外現地の視察や車両手配などをおこなう海外進出サポート業務なども手がける。

人材派遣・人材紹介サービスの一つとして、派遣・紹介の求人情報サイト「HiToHa」の運営もおこなう。札幌、東京、大阪、福岡を中心に、事務、データ入力、コールセンター、IT系などオフィスワーク中心の求人案件を掲載し、人材のマッチングのほか転職サポート業務も手がける。

2021年10月時点の従業員数は248名（パート含む）で、グループ全体で880名規模の大所帯ながら、スタッフと経営層との距離はとても近い。思いついたことはすぐに提案し、実践できるスピード感は、CCKの大きな魅力だ。また20年ほど前から海外展開をしているため、拠点のあるフィリピンやバングラデシュはもちろん、韓国、ベトナム、チュニジアなどさまざまな国・地域出身の社員が働いており、大いに刺激を受けることができる。

希望すれば事業部の枠を超え、幅広い業務にチャレンジできるのも魅力の一つ。そのため望む事業分野について未経験であっても、しっかり親切に指導を受けられる体制が整っている。チャレンジする同僚をお互いに助けあうアットホームな風土があり、プレッシャーを感じることなく、新しいフィールドに挑戦できる。

気持ちよく働ける環境づくりにも力を入れ、オフィス内のリフレッシュスペースにもこだわる。ランチタイムの休憩やちょっとした息抜きに自由に利用できるのはもちろん、小規模なミーティングなどに活用されることもあり、リラックスした雰囲気のもとで、オフィスでの時間を有意義に過ごすことができる。

これら「働きやすさ追求」の背景には、CCKの「3つのバリュー」がある。1つはCommit to Work（仕事に全力を傾ける）で、全力で仕事に取り組めるモチベーションを重視する。2つ目はCooperate With Peers（仲間との協力）で、仲間同士が積極的に支えあう環境をつくる。3つ目はKeep Hope Alive!（諦めず希望を持ち続ける）で、決して諦めることなく挑戦し続ける。

CCKはこれまで、官公庁からの業務請負を主力に成長を続けてきた。今後は労働集約型のビジネスモデルから脱却すべく、テクノロジーの積極導入（テクノロジーシフト）を推進していく。特にデータエントリー業務は、RPA（Robotic Process Automation）やOCR、AIを活用したテクノロジーが次々と生まれている。業界大手として大型案件に恵まれ、収益が安定している今だからこそ、意欲的に投資を進めていく方針です。