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矢崎総業株式会社 AI・デジタル室

  • IT/Web・通信・インターネット系
  • 製造・メーカー系

AI×ビッグデータでDXを推進!社内ベンチャーを立ち上げたグローバルプライベートカンパニー

企業について

矢崎総業グループは、設立80年を迎える日本を代表するメーカー。特に、ワイヤーハーネス(自動車用組電線)業界では、圧倒的な強さを持ち、国内すべての自動車メーカーに採用されているだけでなく、海外の自動車メーカーにも納品しており、世界トップクラスのシェア。また、商用車用のデジタルタコグラフ・ドライブレコーダーでも国内No.1シェア。加えて、産業用電線やガス機器でも高いシェアを誇っている。日本だけで17,873名、46の国と地域を合わせた全世界で約24万人の従業員を抱え、連結売上高2兆2,697億円(2023年6月期)の60%以上が海外売上のグローバルカンパニーでもある。

「世界中にある自動車の3分の1に矢崎のワイヤーハーネスが使われているといわれています。矢崎総業は非上場のプライベートカンパニー。日本で最大のプライベートカンパニーともいわれています。ワイヤーハーネスだけでなく、電線やガス機器、果ては農業まで幅広い事業ポートフォリオを展開できているのは、株主の意向や株価に左右されず、中長期的な観点に立って戦略を立案できる、プライベートカンパニーのメリットです」(代表取締役副社長 矢﨑航)

矢崎グループは、現在、DXにチャレンジしている。社内外からAI・デジタルに知見のある人材を集めて、AI・デジタル室を創設。矢崎グループが持つデータを駆使した新しいソリューションの開発を進めている。

「大企業でAI活用が加速しない背景には、ヒト・モノ・カネ・情報の拡散が挙げられます。AI・デジタル技術者・企画者が社内に少なく、各部門で個別に取り組むことでノウハウが分散し技術が会社に蓄積されず、AI投資額が圧倒的に少ない。既存事業で蓄積したデータも各部門に分散し、有効活用できていません。そこで、矢崎グループでは、人材・データ・AI技術を集結した組織『AI・デジタル室』を新設。AI・デジタルを次の重点事業と位置付けて、社内外から優秀な人材を集めています」(矢﨑氏)

AI・デジタル室で取り組んでいる事業は大きく分けて3つある。

ひとつは、モビリティデータを活用した新規事業の創出。矢崎グループが持つモビリティデータを活用し、ビッグデータ×AIによる車両事故防止・保険最適化や、AI画像認識によるバス車内安全確保など、これまでにないソリューションを生み出していくクリエイティブな仕事だ。

「矢崎グループにはデジタルタコグラフ・ドライブレコーダーから取得した大量のデータがあります。それをAIで分析して事故低減を目指しています。急ブレーキ・急加速・急ハンドル・スピード超過の検知という4つの特徴量で分析して事故を減らそうというのがこれまでのアプローチ。当社では、『駐車場探しに気を取られている』『単調な走行で気が緩んでいる』『渋滞で気が緩んでいる』『配送先が多くドライバーが焦っている』『休憩時間が短くドライバーが疲れている』など、約2000ものリアルな特徴量で事故原因を分析。その結果をもとに事故低減のためのソリューションを開発していきます」(AI・デジタル室 室長・丹下博)

矢崎グループにある大量のデータと外部データとの連携で、データ分析から新事実を導き出して、これまでに解決できなかった社会課題を解決するチャンスもある。

ふたつ目は、スマートファクトリーの実現。25万人の匠の技をAI化して、全世界に展開する自社工場でオペレーションの効率化と高付加価値製品の製造に貢献する。そのために、全世界の工場から収集したデータを分析している。

「ロボティクスの技術が進展し、世界の工場もオートメーション化が進んでいます。しかし、人の手でないとできない匠の作業もあり、ロボットを使って匠の作業ができるようにAIとデータを駆使していきます。現在のロボティクスは目で見なくても済む作業をしていますが、AIや画像認識の技術が進歩すれば、目で見て判断する作業もロボットができるようになります。矢崎グループには、そのための大量のデータがあります」(丹下氏)

そして、最後に業務効率化。先端AI技術を活用し、グローバル規模で業務改善を図り、ヒトとAIがコラボレーションした新しい業務プロセスを創り出す。AI×需要予測で生産・製造量の最適化を図ったり、AI×チャットボットを用いて問合せ業務を効率化したりと、オフィスワークでもAIの活用は生産性を向上させる。

2019年に始まった矢崎総業のAI・デジタルへのチャレンジは、社内プロジェクトとしてスタートした。その後、2020年に「AI・デジタル室」へと格上げされ、本格的に社内ベンチャーとして歩み始めた。

老舗の大手企業だけに、矢崎グループには「安定」を大切にする社風がある。主力事業のワイヤーハーネスや電線などの事業は、失敗や不備が許されない。故に堅実な社風になるのは当然の帰結である。しかし、AIのように新しい領域での仕事はスピード感が大切。そこで、AI・デジタル室は、矢崎総業本体とは違った雰囲気を持った組織となっている。

「AI・デジタル室では次のようなValueを掲げています。『“既存”から離れ、新しい物へ積極的に飛びつく』『Fail First, Fail Smart(率先して失敗し、失敗から学ぶ)』『“遊び”から学ぶ』『過程より結果』。ベンチャーマインドを持ってスピード感を大切にして仕事を進めています。AI・デジタル室独自の評価制度も作り、メンバーがリラックスして働ける環境を作るため、矢崎総業本体のオフィスとは別に品川駅近くのシェアオフィスの一角を借りてオフィスにしています」(丹下氏)

矢崎総業の社内ベンチャーの立ち位置で、社風も働き方も矢崎総業本体とは変えているが、福利厚生などは矢崎総業と同じ。大手企業水準の待遇で、安定した生活の中で存分に仕事に励む環境がある。

「矢崎グループは『人材あっての会社』をモットーに福利厚生・人材育成・職場環境整備に本気で取り組む『社員思い』の会社です。プライベートカンパニーであるため、社員はみんな家族だという意識を持っています。そのため、社員に対する福利厚生も手厚く、AI・デジタル室のメンバーも安心して働けると思います」(矢﨑氏)

そして、AI・デジタル室には、AIや画像認識を研究してきたエンジニアやデータサイエンティストが、社外から多数ジョインしているため、中途入社でも活躍できるフィールドがある。

「私を含め、AI・デジタル室のメンバーの多くは、中途入社組。社内外からAI・デジタルに精通した優秀な人材が集結しています。中途入社でも目一杯活躍できるフィールドがあります。大手企業が持つ大量のデータで、新しいソリューションを創造して社会課題を解決するやりがいのある仕事です」(丹下氏)

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インタビュー

矢崎総業株式会社 AI・デジタル室のインタビュー写真
矢﨑航 矢崎総業(株) 代表取締役副社長 戦略事業担当(AI デジタル・モビリティ・スマートシティ) 矢崎グループ創業家出身の若手経営者。 矢崎総業の創業者、矢﨑貞美の孫にして、前会長の矢﨑裕彦の次男。3人きょうだいの末っ子で、長兄は矢崎総業(株)代表取締役。学生時代までスポーツに打ち込んだ体育会系の明るい人柄は、グループ内で人気。知らない人間はグループ内にいないとか。

── これまでのキャリアを教えてください。

新卒で矢崎総業に入社し、私のビジネスパーソンとしてのキャリアはスタートしました。他社の場合、創業家の人間は、いったん外に出て社会人経験を積むことも多いようですが、私は大学を出て新卒で矢崎総業に入社しました。

大学までスポーツに打ち込んできた体育会系の人間で、卒業後の進路として「海外」を意識していました。矢崎グループはグローバルカンパニーなので、英語ができなければいけないからです。海外に行きたいと希望したら「矢崎に入って海外で働いてほしい」といわれ、海外支社で働くことに。最初はボストン、続いてカナダ。一度帰国した後ドイツに6年勤務しました。矢崎の海外... 続きを読む

企業情報

会社名

矢崎総業株式会社 AI・デジタル室

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > IoT・M2M・ロボット

製造・メーカー系 > 電気・電子・機械・半導体

IT/Web・通信・インターネット系 > インターネット/Webサービス・ASP

代表者氏名

AI・デジタル室 室長 丹下博

事業内容

矢崎総業グループは、ワイヤーハーネス(自動車部品)において世界トップクラスのシェアを誇り、世界45の国と地域、従業員数約25万名、売上高約2兆円の規模を有する企業です。
変革期にある自動車業界において、矢崎総業グループが持つデータ等のアセットや、AI等のテクノロジーを活用し、次世代の新規ビジネス創出や、スマートファクトリー化等、グループのデジタルトランスフォーメーションを推進すべく、社内ベンチャー組織として、2019年6月にAI・デジタルプロジェクト(現AI・デジタル室)が立ち上がりました。

株式公開(証券取引所)

非上場

従業員数

50人

本社住所

〒108-0075 東京都港区港南1-8-15 Wビル7階

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