株式会社Skyfall

株式会社Skyfallは「いいモノが広がっている世の中を創造する」をビジョンに掲げ、2017年に広告マネタイズプラットフォーム事業をメインとして設立した会社だ。もともとインターネット広告代理店にて広告プロダクトの営業として活躍されていた代表の長谷川氏が、広告出稿元であるクライアント企業の課題をトータルに解決できる多様なソリューションサービスを提供したいとの思いを持って起業。事業を進めていくうちに、インターネット広告業界において悪しき慣習の存在と対峙することとなる。

アドフラウド…いわゆる広告不正の横行である。ボットの活用や不正クリックなどで効果の水増しを行い、実態と異なるレポートを提出することで不正に広告料金を徴収するアドフラウドは、クライアント企業はもちろん結果的に広告会社にとっても何一つメリットを享受することができない…。ただでさえも数多くの広告サービスがあふれかえっている中、本当にクライアントの目的達成のための手段なのか、新しいものを求めているユーザーのためになっていることなのかを考えた結果、現在も主力サービスとして展開する「SKYFLAG」を開発することとなり、クライアントからユーザーまでの各ステークホルダーの本質的な課題解決を実現させている。

「SKYFLAG」の大きな特徴は、ロングCPEリワード広告という新たなプロモーション方法を採用している点にある。これはこれまでの広告プロダクトにおける広告費発生がクリックやインストールなどの浅い成果地点ではなく、SKYFLAGではマンガアプリの話数やゲームアプリのクリアしたステージレベルに到達した時点で広告費が発生。深い成果地点を設定することでユーザーの離脱を防ぎ、かつ効果的に広告アプローチを可能としているのだ。同時にアドフラウドの抑制も実現することで、悪しき慣習の排除にも効果を発揮している。

現在、SKYFLAGは国内で高いシェアを獲得し、著しい成長を続けている。しかし、今後の成長戦略において解決するべき課題も少なくない、とアカウント事業部の池田貴郎氏は語る。
「国内では圧倒的な競争力を誇るSKYFLAGですが、システムにおいてはまだまだ改善すべき余地が多く残されています。これから国内マーケットを飛び出して世界に私たちが勝負をかけていく上で、様々な弱みを解決していただくエンジニアの力が必要なのです」（池田氏）

これまでSKYFLAGの開発は、外部のシステムベンダーに委託していた。しかし国内マーケットで圧倒的な競争力を発揮し、さらに世界を視野に入れた事業拡大をはかるためには社内の開発体制を強化し、内製化へとシフトすることが課題だという。そこでフロントからバックエンド、インフラにわたる領域で実務経験を持ったエンジニアを数年前から積極的に採用している。
「エンジニアに限らず私たちが求める人物像は、『現状に満足せず成長し続け、その成長を楽しめる人』『責任を持ち、最後までやり抜く人』『常に誠実な行動ができる人』です。この中でも今回のエンジニア採用において重要視しているのが、周囲と協調して調整をはかりながら、誠実な対応を心がけてくれる人です。内製化を推進していくにあたっては、しっかりとチームワークを発揮していただくことがこれからの組織づくりに必要だと考えています」（池田氏）

Skyfallはこれからの伸び代に期待できる環境のもと、技術力だけではなく人間力も発揮することで事業の成長と組織の拡大、そして自分自身の成長にも大きな成果が得られるだろう。