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ヤマハモーターソリューション株式会社

  • IT/Web・通信・インターネット系

グローバルでのヤマハ発動機グループ事業をITで支え、DX推進での貢献も拡大中

グローバルに活動
残業少なめ

企業について

ヤマハモーターソリューション株式会社は、1987年の設立以来、ヤマハ発動機グループのITソリューション企業として、グループの発展に貢献してきた。その業務領域は多岐にわたり、製品開発から調達・生産・物流・販売・会計・人事等の業務システムやITインフラ基盤の開発・保守・運用を一貫して行っている。例えば、製品の性能や耐久性をシミュレーションするCAD/CAE、設計部品表や製品開発のプロジェクト管理を支えるPLM、技術情報や開発ノウハウを蓄積管理するECM、部品調達から生産活動を支える生産管理システムや工場現場系システム、完成した製品の貿易業務や物流などを支えるSCM系システム、補修部品供給や品質情報で販売拠点や小売店を支えるアフターサービス系システム、最終カスタマーと企業・事業部門のコミュニケーションを支えるWebサイト系システム、会計・人事・総務を支えるコーポレート系システム、更にこれを支えるITインフラや基盤系システムなどの導入・運用を担い、企業の事業活動全体をITで支えると共に、近年は製品IoTやスマートファクトリー、デジタルマーケティングなどヤマハ発動機グループのDX推進に対しても、ITソリューションのプロフェッショナルとして、事業競争力向上に尽力している。

「当社はヤマハ発動機グループの基幹システム刷新に取り組んでいるほか、グループDXの推進にも注力しており、デジタルマーケティングや製品IoT等、よりお客様に近い領域のシステム開発業務が急拡大しています。親会社であるヤマハ発動機は二輪車を主力としたモビリティ事業や水上オートバイ等を扱うマリン事業、産業用機械や産業用無人ヘリコプターを扱うロボティクス事業等、多彩な製品を提供しており、それぞれの基盤技術やロボティクス技術の進化を加速させることで更なる成長を目指しています。これに対し当社はインハウスの強みを活かし、単に要求されたことをITで実現するだけでなく、IoTやxR・AIといった先進技術も活用し、グループ事業にどう貢献出来るのか、事業部門よりも一歩先を提案することも求められています。」(マネジメントセクタ セクタ長・稲垣博俊氏)。

つまり、ユーザーと直に接しながら事業を理解し貢献を考え、上流工程からのプロジェクト参画やエキサイティングな仕事に巡り合うチャンスが豊富にあるということだ。

ヤマハモーターソリューション株式会社を語る上で、グローバルというキーワードを忘れてはならない。ヤマハ発動機グループは、世界30カ国に140社のグループ会社を持ち、約90%を海外売上が占めているからだ。このようにグローバルに成長し続ける顧客に最適なソリューションを提供し続けるため、ヤマハモーターソリューションもヤマハモーターソリューションアモイ(中国)、ヤマハモーターソリューションインディア(インド)のグループ3社で連携。オープンソースソフトウェアをベースとしたシステム開発フレームワークによるアプリケーション開発技術力、自社開発パッケージソフトウェア『A1シリーズ』やツールの適用技術力といったコア技術のブラッシュアップに余念がない。

「グループ3社では定期的にイノベーション・カンファレンスを開催して、各社の先進技術研究担当メンバーが集まり、保有している研究内容の共有や今後の技術領域の担当分け等を実施。開催場所は日本、中国、インドに限定せず、アメリカや欧州で実施した時には、現地の先進企業を訪問して意見交換等も行っています」(稲垣氏)。

ヤマハ発動機の事業活動に対して、同社がどれほどグローバルに活動しているかは、海外出張経験者が社員の83%に達するという数字からも読み取れる。グローバルに活躍することを望む人にとって、この環境は見逃せないはずだ。

また、国際規格に準拠した品質マネジメントにも注力。ISO9001に加え、ITサービスマネジメントのベストプラクティスである国際規格ISO20000を骨格として、リスクマネジメント視点からISO26000やISO27000等に準拠し、コンプライアンスや情報セキュリティ等の継続的改善に取り組んでいる。
「当社は、ヤマハ発動機のビジネスに深く入り込んで事業を展開しているため、システム開発だけでなく、その後の運用・保守に至るまで高いレベルでの品質を求められています。そのためグループ3社にQMS(品質管理システム)を展開し、QCD(品質・価格・納期)遵守に力を注いています。この取り組みと継続的改善を続けてきたことで、お客様からの信頼に繋がり、当社の大きな強みの一つになっています」(稲垣氏)。

ヤマハモーターソリューション株式会社は、大企業並みの福利厚生や各種制度が整いつつ、自由度もかなり高いと、稲垣氏は語る。
「大企業の場合、何か新しいことを始めようとしても、縛りがきつくて実現が難しいことがあります。しかし当社は出る杭が打たれるようなことはなく、周囲の仲間を尊重する気持ちさえ忘れなければ、やりたいことができる文化があります。製造業のカチッとしたところとIT企業の柔軟さが融合したような社風かもしれません。そのためか、社員は何事もまじめにやり遂げようとする人が多いように感じます」

福利厚生や制度面にも触れておこう。例えば、資格取得については受験費用を支援するだけでなく、対象資格については報奨金も出る。新技術の勉強会についても会社のバックアップの下で学ぶことができる。
「勤務形態は、フレックスタイムや時短勤務、在宅勤務等があり、生活や業務に合わせて働き方を選べるようになっています。仕事と子育てを両立させたい社員にとっても育児制度が充実していますし、育休等の制度利用後の復職率もほぼ100%です。また、女性活躍の推進にも力を入れており、厚生労働省の『えるぼし認定』も取得しました」(人事グループ・手塚恒氏)。
有給休暇取得促進制度もあり、3日間連続・5日間連続で休暇を取得することも可能だ。またヤマハ発動機グループが応援しているジュビロ磐田の年間観戦シートを保有し、社員の観戦に利用しているそうだ。

ただ、このような恵まれた環境に甘えるのではなく「経済産業省が提唱する『社会人基礎力』をベースに前に踏み出す力のある人を求めている」と手塚氏は話す。
「グローバルなビジネス環境で自らチャレンジできる人がいいですね。当社はチームで業務に当たることが多いので、お客様や仲間と協力しながら成果を求めていく思考と行動力も大切です。あとは、お客様の真の課題を導き出し、その解決のために何をすべきか考え抜ける粘り強さがあれば、必ずや活躍できるはずです」

「ヤマハ発動機グループの主要な製品は、二輪車・船外機・水上オートバイ・電動アシスト付き自転車等の輸送用機器であり、これらにITを融合したり、組み合わせたりすることで、世界市場で新しいビジネスを展開しています。これをシステム面からサポートする当社にはチャレンジングな仕事が目白押しです。ヤマハ製品が世界中の陸や海で走るのをITでサポートする、そんなワクワクする仕事を我々と一緒にしてみませんか」(稲垣氏)。

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企業情報

会社名

ヤマハモーターソリューション株式会社

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > システムインテグレータ・ソフトハウス

企業の特徴
グローバルに活動、残業少なめ
資本金

1億円

設立年月

1987年09月

代表者氏名

代表取締役社長 伊藤栄紀

事業内容

[ ソリューション事業 ]
情報システムの企画、設計、開発、導入、保守、運用
[ ITサービス事業 ]
ネットワーク、データセンター、情報セキュリティの企画、設計、導入、運用

株式公開(証券取引所)

主要株主

ヤマハ発動機株式会社

従業員数

394人

平均年齢

40歳

本社住所

静岡県磐田市岩井2000-1

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