学校法人国際総合学園

NSGグループの学校法人国際総合学園は、専門学校の運営を行っている法人だ。新潟県内29校の専門学校『NSGカレッジリーグ』、福島県内5校の専門学校『FSGカレッジリーグ』、プリスクール等を統括している。法人設立は1976年で、法人本部を新潟市中央区に置く。

専門学校では、IT、ビジネス、ファッション、スポーツ、医療、自動車、フード、ホテル、ブライダル等280以上の学科を設置。「ナンバーワン・オンリーワンの教育」を目標に、様々な分野で輝かしい教育実績を残している。そのため入学生は新潟県・福島県のみならず、日本全国、世界からも多数入学。海外教育提携校との交流も積極的に行い、世界の最新の技術・知識を学生に伝達することで、社会の第一線で活躍する、国際感覚あふれる人材の育成に取り組んでいる。

NSGグループは、1976年に4部門（学習塾、カルチャースクール、語学学校、資格取得講座）からなる小さな民間教育機関『新潟総合学院』として新潟市に産声を上げた。「若者が新潟を離れ、首都圏にどんどん出ていってしまう。そんな若者がこの地元新潟で学び、活躍する場を提供したい。教育を通して地域の活性化をしたい」との想いが、創学のきっかけとなった。

当時は「教育は公的なものであり、ビジネスとして捉えるのはいかがなものか」という風潮もあった時代。そのような中でNSGグループは、民間教育がもつ社会性、多くのニーズと未来の大きな可能性を確信して事業を立ち上げた。

「人々の幸福と豊かさを実現するために　社会のニーズに合った可能性を追求し　地域社会・国家・国際社会の発展に寄与する」がNSGグループの経営理念だ。若者を定着させる教育機関は、地域づくりのシステムの一つであるべき。若者が地方でも十分な教育を受けられる環境をつくり、地方で学んだ若者が地元で就職し、地域の発展・成長に貢献する、そんな「地方創生」を実践し、｢地方の人づくり｣の役割を果たしている。

ここでは、国際総合学園が運営する専門学校の概略を簡単に見ていこう。

専門学校グループの『NSGカレッジリーグ』、『FSGカレッジリーグ』では、新潟県・福島県合わせて34の専門学校を運営している。２８０学科、４５３コースを設置。日本で唯一、文部科学省が分類する専門学校8分野を全てカバーしており、ビジネス系のみならず、医療、福祉、保育、スポーツ、ペット、美容、自動車、アニメ・マンガ、調理、製菓、農業等、時代のニーズにマッチした、多岐にわたる分野に及ぶ。これまで11万人以上の卒業生を輩出。

2023年4月1日時点の従業員数は748名。キャリアビジョン等の自己申告制度や公募制度（役職者や経営者等に名乗りを上げる制度）等、「やりたいこと」に挑戦できる仕組みが整っている。

月平均の残業時間は10時間程度。ただ、学生の試験対策期間は月20時間程度になることもある。休みは土曜日に出勤となる場合があるが（オープンキャンパス等）、夏休み、冬休みは2週間前後と他企業より長めに取れる。オン/オフのメリハリをつけて働ける環境だ。

スキルアップ面では起業・開業を支援する経営者能力開発支援制度があり、グループ内の『事業創造大学院大学』の受講も可能。資格取得奨励制度では合格者の受験料を法人が負担するほか、資格の難度に応じて奨励金も支給される。研修制度には新任教員基礎研修、新任教員フォローアップ研修等があり、階層別研修として対人コミュニケーションとプレゼンテーション研修、問題解決研修、マネジメントとリーダーシップ研修、コーチング研修等も用意されている。

主な福利厚生は各種社会保険完備はもちろん、財形貯蓄、確定拠出型年金、NSGグループ社員割引・特典、自己啓発助成等がある。産休・育休の取得実績も多く、男性の育休取得実績もある。育休後の仕事復帰率は100%、育児時短勤務制度も利用できる。

今回の採用では、専門知識を活かした授業を行ったり、クラス担当として学生指導をしたりするスタッフを想定している。性別や経歴は問わず、教員免許がなくても教務はできるが、日々勉強しながら新しいに専門知識を深め、教えるためのスキルを身に付ける必要がある。新潟、福島以外にも、首都圏や関西圏等から多数の中途採用者が活躍している。

NSGグループは、日本最大級の専門学校グループだ。多彩な学科群を持ち、多岐にわたる業務があるNSGグループだからこそ、異業種・異職種の経験を活かすことができる。また地域社会・地域経済への貢献に関わりながらキャリアを築いていくことも可能だ。