キラメックス株式会社

東京・渋谷にあるキラメックス株式会社は、プログラミング教育事業を展開している企業。
2009年2月に設立され、2016年4月にユナイテッド株式会社（東京証券取引所グロース市場）の100%子会社となった。

メイン事業である『テックアカデミー』事業は受講生3万人を突破し、ピーク時の申込数は昨年同月の2倍以上を達成する等、極めて好調。2021年8月には、プログラミングスクール受講生No.1を獲得したと発表した（※）。
※GMOリサーチ株式会社によるインターネット調査（2021年8月12日～8月16日）、対象：2020年8月以降にプログラミングスクールを受講した18～80歳の男女1,000名

『テックアカデミー』は2012年9月のスタート以来、サービス内容の拡充に努めてきた。現在は、受講生限定の転職サービス『テックアカデミーキャリア』や、小中学生向けプログラミング教室のフランチャイズパッケージ『テックアカデミージュニア』といったサービスも展開している。

代表取締役社長を務める樋口隆広氏は、2012年にユナイテッドに入社し、広告事業や新規事業開発に従事してきた。2016年にキラメックスにジョインし、経営企画室で研修事業の拡大や新規事業を推進し、2018年6月からキラメックス代表を務める。

【キラメックスの使命】
自己実現へ向かい続ける
人と機会で、社会を満たす。


自己実現とは、「目標を1つ達成したら終わり」というものではありません。
「もっとこうなりたい」「もっとこうしたい」という新たな想いを発見しては、その実現に向かって進んでいく。
そうした積み重ねによって、人は自己実現へ近づいていきます。

キラメックスがめざすのは、自己実現へ向かい続ける人と機会が、社会に増えること。
そして、それをきっかけに、社会に新たな価値が生まれていくことです。

キラメックスは設立当時から、こんな予感を抱いていました。
「デジタル化によって時間や場所といった制約を超えられるようになれば、
それはあらゆる人にとって自己実現の大きな機会になるだろう」
設立から10年以上の時が経った現在、
実際にデジタルを使いこなし活用できている人はまだまだ多くないと感じます。
それどころか、リテラシーが追いつかず、デジタル化を制約に感じる人もいる状況です。

キラメックスは、あらゆる人がデジタル化の進展と共に成長し活躍できる社会をめざします。
そのために、デジタル化で求められるスキルを伸ばし、活かせる環境を
一人でも多くの人へ届けていきます。

【今、私たちがやるべきこと】
デジタル化で求められるスキルを
伸ばし、活かせる環境を一人でも多くの人へ。

プログラミング教育事業『テックアカデミー』には、以下の三つの特長がある。一つはオンラインに特化していることで、24時間、国内外を問わずどこでも受講できる。二つ目の特長は、現役のエンジニアが講師を務める点。講師はメンターと呼ばれ、応募から採用までの通過率は10%ほどの狭き門。全員が第一線で活躍するプロという証しだ。

ビデオチャットを使った週2回のマンツーマンサポート等、手厚いサポート体制が三つ目の特長だ。学習で分からない箇所は随時チャットで質問でき、リアルタイムで回答が返ってくるため受講生のモチベーションは保たれる。

『テックアカデミー』は2017年7月、第13回「日本e-Learning大賞」（一般社団法人e-Learning initiative Japan）のプログラミング教育特別部門賞を受賞した。また2020年8月には、経済産業大臣認定の「第四次産業革命スキル習得講座」に認定された。

『テックアカデミーキャリア』は、受講生限定の転職支援サービスだ。『テックアカデミー』の学習状況を企業やコンサルタントが共有するため、学習を進めるだけで転職が有利になる。『テックアカデミージュニア』は小中高生を対象としたプログラミング教育で、Scratchを活用した初学者向けから、RubyやJavaScript等を学べる上級者向けまで、幅広いコースを提供している。そのほか、800社、3万名を超える教育実績を誇る『テックアカデミーIT研修』、Webメディア『テックアカデミーマガジン』等も手掛ける。

また、新しく『テックアカデミーワークス』の事業を立ち上げた。受講生の活用やクライアントニーズの解決という観点から、Web制作受託の取り組みを行う事業だ。教育事業の受講生に実案件を提供することで、カリキュラムでの学習だけでは満たせなかったポイントを伸ばし、ユーザーの受講後のさらなる成長へとつなげている。

2022年3月時点の従業員数は80名で、平均年齢は34.1歳。組織はブートキャンプ事業部、ワークス事業部、ビジネス事業部、ジュニア事業部の4事業部があり、各事業部を横断してマーケティンググループとエンジニアグループ、デザイングループが組織されている。

キラメックスは、チームで働く社風の会社だ。サービス開発から営業、マーケティングに至るまで、全員が連携を密に取りながら「プロダクトをつくり出して育てよう」という気持ちで仕事と向き合っている。役職の上下関係や事業部間の壁はなく、それぞれが自身の“役割”をまっとうし、チームやプロダクトの成長に貢献している。

チームコミュニケーションは、毎月の最終金曜日に全社交流会「ハッピーフライデー」が開かれる。毎週月曜日には「シャッフルランチ」があり、事業部やチームを超えた交流の機会となっている。コロナウイルスの影響で現在は開催が難しいが、オンライン上のシャッフルランチや業後のオンライン飲み会は開催されている。

評価は、パフォーマンス評価（OKR：Objectives and Key Results：目標と主要な結果）とバリュー評価を実施している。四半期ごとに会社・事業部のOKRを設定し、そこに紐付けて個人のOKRを設定する。

今回の採用では、プログラミングの知識はなくても問題ない。入社後に全員が『テックアカデミー』のコースを受講するため専門知識は不問だ。福利厚生として『テックアカデミー』のコースを自由に受講できる制度があり、入社後にさらに学んでいくこともできる。

求める人物像は、「サービスを良くする、大きくする」ために役割をまっとうできる人材。どの業務においても、他のメンバーを巻き込みながらサービスをグロースさせていく姿勢が求められる。

キラメックスは、これまでの教育の否定でもディスラプトでもなく、多くの人々がつくってきたものを、さらに前進・発展させていくことで、社会への貢献を果たしていく。それぞれのメンバーが信じている想いや価値観を大切に、教育を通じて多くの人が自己実現を叶えることができる世の中をつくっていく。