BABY JOB株式会社

BABY JOB株式会社は「子育て」を総合的にサポートするスタートアップ。保育所向けおむつのサブスクリプション事業という、ユニークなサービスを立ち上げ、現在、急速に事業を拡大している。

同社のメイン事業である『手ぶら登園』は、月額定額料金を支払うだけで、おむつ・おしりふきが直接保育施設に届き、しかも使い放題という画期的なサービス。業績は好調で、事業リリースから3年間で約3000カ所以上の保育園で導入が進んでいる。
（現在の導入園数は5000施設以上）

「保育園で使うおむつは、毎日、保護者が登園時に保育園に預けています。しかも、おむつ一枚一枚に名前を書かなければならず、共働き家庭等では負担になっていました。当社の『手ぶら登園』を使えば、いつも両手が荷物でいっぱいな登園時の負担が軽減でき、子供と手を繋いで登園できます」（代表取締役　上野公嗣氏）。

保育園に通う子どもを持つ保護者はもちろん、保育園で働く保育士さんの負担軽減に繋がるのも、『手ぶら登園』のサービスが優れている点だ。

「保育園でおむつを園児ごとに管理するのは大変な仕事です。『手ぶら登園』を活用すれば、サイズ別に管理するだけなので、管理がぐっと楽になります。しかも、園には負担が少ない発注方法となっております。」（上野社長）。


同社は「寄り添うことで子育てを幸せにしたい」というミッションを掲げ、働くママ・パパの負担を少しでも解消し、時間のゆとりを持ってもらいたいと願って『手ぶら登園』のサービスを展開している。

「私たちの役割は、世の中の変化のスピードを5年早めることだと思っています。子育てに関わる古い常識や慣習にとらわれわず、あるべき姿に近づける為の仕掛けを次々に行っていくことで【すべての人が子育てを楽しいと思える社会】を実現したいと思っています。当社はグループ内で小規模保育園を運営しており、そのため、保護者と保育士双方の課題を認識し、解決する策として、紙おむつ最大手のユニ・チャーム株式会社と業務提携を結び、このサービスを実現させました」（上野社長）。

最大手メーカーとのタッグで、サービスは順調に広がりを見せている。日本サブスク大賞2020で、グランプリを受賞。テレビを中心に各メディアでも取り上げられ、6.6億円の資金調達も完了。
IPOを目指して、アクセルを踏み込むフェーズに突入。2021年4月には、保育士のお悩み解決を目指す『手ぶら登園保育コラム』をスタートさせ、手ぶら登園のブランディング、マーケティングも本格的に始動する等、同社にジョインするには今が絶好のタイミングといえる。

BABY JOB株式会社は、2012年創業の「ぬくもりのおうち保育株式会社」を源流に持つ。小規模保育と企業主導型保育を運営する保育事業を中核事業としていた。小規模保育とは、0歳から3歳未満の乳幼児を対象とした定員6名から19名の少人数制の異年齢保育サービス。企業主導型保育は企業が主体となり、企業内または周辺地域に開設して運営する認可外保育を指す。

「2018年に組織再編し、保育園運営事業と保育所支援事業を分社化して、保育所支援事業を担当する目的で当社が設立されました。グループ企業として、今でも密接な連携を取っており、保育園運営の現場での課題を解決するために、当社はWebサービスを開発していきます」（上野社長）。

『手ぶら登園』のサービスが一気に広がったため、開発メンバーが手薄な状態。ユーザーの使い勝手を良くするには、まだまだシステムのブラッシュアップを必要としており、エンジニアを急募している。

「システム開発会社で3年ほどエンジニアを経験し、IT業界の基礎ができている人で、受託開発から自社サービスの開発に移りたいと考えているエンジニア大歓迎です。事業会社での開発は、他部署との連携が大切。SIのように開発だけをする仕事ではありませんが、いいサービスとは何かを突き詰めて、それをシステム開発で表現する楽しさとやりがいがあります」（上野社長）。

オンリーワンのサービスを武器に、上場も視野に入ってきたBABYJOB株式会社。サービス拡大期に入っている『手ぶら登園』のブラッシュアップが直近の仕事になるが、新規サービスの開発も計画中で、エンジニアにとってはサービス立ち上げの“ゼロイチ”を経験できる貴重なチャンスかもしれない。

「既存サービスの保守・改良だけが仕事ではありません。新規サービスの立ち上げを通じて、アイデアを具現化するチャンスがあります。自社で保育園を運営しているため、保育園の現場はいつでも見ることができます。保育士の声を直接聞いて、そこから新たなアイデアを紡ぎ出し、ミッションを実現していく仲間を求めています！」（上野社長）。

BABY JOB株式会社では、2024年4月現在、78名の従業員が働いている。社会的に意義のあるサービスを展開している会社だけあって、真摯にサービスと向き合って、想いや理念を共有して働くメンバーが多いという。また、子育て中の社員が多く、まじめで落ち着いた雰囲気で仕事ができる。

子育てと仕事を両立ができる制度が充実しています。
・リモートOK
・フレックス制度あり
・時短勤務OK
・PCの機種選択は自由
・服装自由
・書籍購入補助

「残業は月平均10時間です。所定労働時間内に仕事を収めるように社員は意識して働いています。クライアントがいて納期のある受託開発とは違って、理不尽な仕様変更でエンジニアが振り回されることもありません。タスク管理を徹底して、変更があった場合は、開発の優先順位を見直す等、不必要な残業がないように取り組んでいます」（上野社長）。

エンジニアやWebデザイナー等が所属する開発部には、20名が在籍。直近でさらにエンジニアの採用を予定している。

「組織としてもまだまだ作り上げている段階。一緒に会社を作ってくれるエンジニアを求めています。エンジニアの評価や開発環境等も、これから入ってくるエンジニアと作り上げていきたいです。他社での経験や取り組みを積極的に当社に持ち込んでほしいですね」（上野社長）。

自分たちの仕事が誰かの役に立っていることを実感できるがBABYJOBの強み。すべての人が子育てを楽しいと思える社会の実現のため、おむつサブスクから事業構想は広がっている。

「社会的インパクトの大きいサービスの開発は、サービスが広まることによって、社会課題の解決を肌で感じることができます。システム開発のごく一部、部品を製造しているよりも創造的で楽しいです。サービス全体が見えるポジションで、自分がサービスにどれだけ貢献できているか理解しながらの開発は喜びもひとしお。他の部署にメンバーも同じフロアで働いているから、フィードバックも気軽に聞けます」（上野社長）。


創業して間もないスタートアップ企業だけに、プロパーが大多数を占めているような会社ではなく、みんなそれぞれのバックボーンを持ち、色んな経験をしてきた人材ばかり。入社してもすぐに馴染める環境がある。

「保育業界はまだまだアナログな環境が残っており、私達の取り組みがイノベーションに繋がっていくと考えています。ミスがあっても、それをとがめるのではなく、次に活かしていくことが大切で、メンバーが各自やりたいことを伸ばしていけるチーム作りを進めたいと考えています。『手ぶら登園』を一流のサービスに育て上げ、さらに保育業界の課題をITテクノロジーで解決していきましょう！」（上野社長）。