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株式会社赤ちゃん本舗

  • 製造・メーカー系

創業90周年を迎える「子育て総合支援企業」が目指すのは、「幸せな出産・子育て」という価値創造

企業について

『アカチャンホンポ』は子育て世代には言わずと知れたあかちゃん用品ブランドだが、それを生み出している赤ちゃん本舗は何と2022年4月で創業90周年を迎える老舗小売り企業だ。100周年に向けて「子育て総合支援企業」という理念のもと、

①幸せな育児な出産・子育てを応援していく
②モノとコトを通じて家族みんなを幸せにする
③新たな価値を創造し、社会に貢献していく

というミッションを担っている。こうした理念のもとにあるのはサステナビリティだ。同社の考えるサステナビリティとは「社会課題をいかに解決していくか」ということだと人事部門責任者の伊藤 圭祐氏は語る。

「私たちは90年という歴史の中で1人ひとりのお客様に寄り添い、誠実に向き合ってまいりました。出産・育児をサポートするプロフェッショナルの集団として、『本当にその接客はお客様の気持ちに寄り添えているのか?』『この商品はお客様の悩みを解決できるのか?』『解決できなかったとしても、接客を通してお客様の心を少しでも幸せにできただろうか?』といった自問自答を繰り返してきた自負があります。こうした行動姿勢を通して、お客様の出産・育児というライフイベントを支える、ひいては社会のライフラインを担う――これが私たちの考えるサステナビリティです」。(伊藤氏)。

同社では、「マタニティーアドバイザー」という社内資格制度がある。厳しい社内試験に合格し、接客のスペシャリストとして認定された従業員のみが得られる資格だ。出産・育児に関わる専門知識を豊富に持ち、妊娠周期や赤ちゃんの成長に合わせた商品のリストアップ、赤ちゃんのいる暮らしに合わせたアイテム探しなどをプロ中のプロとしてサポートする。

コーポレートメッセージである「スマイルな育児を。アカチャンホンポ」を支えているのは、こうしたマタニティーアドバイザーを中心とした同社の人財である。物販・サービス・情報という領域にわたって、「家族みんなが幸せな子育て」をサポートし続けている。

「『子育て総合支援企業』というと大それた言葉に聞こえますが、小売りの本業を通して、地道に、真面目に、誠実に、社会課題を解決していくという意味の理念です。店舗という現場ありきの会社ですから、本当に泥臭いことの積み重ねを通じて、お客様の出産・育児をサポートしていくことが何よりも重要で、それを90年間続けてきたという強みは弊社にしかないものだと自負しております」。(伊藤氏)。

赤ちゃん本舗では、商品という「モノ」に加えて、価値体験という「コト」も多く手掛けている。その一例を見てみよう。

まずは、多彩なイベントの実施だ。『ハイハイレース』や『赤ちゃん相撲』『ハーフバースデー会』『1歳のおたんじょうび会』など、出産育児の知識取得やお子さまとの思い出づくり、コミュニティづくりを目的としている。新型コロナ感染症拡大に伴い一部休止中ではあるが、アフターコロナを見据え、様々なイベントを企画中だ。感染対策を厳重に行ったうえで、一部のイベントは続行している。2022年5月に開催された『大阪城でハイハイレース 豊臣秀吉公 杯』には90名の赤ちゃんが参加し、各方面より報道メディアが訪れたという。

また、日本記念日協会による認定を受け、10月10日を『赤ちゃんの日』と制定。⾚ちゃんの健やかな成⻑を祈り、「生まれてきてくれてありがとう」を伝える日としている。この記念日の由来は、赤ちゃんがママのおなかにいる期間「トツキトオカ」。いつも周りを笑顔にしてくれ、元気をくれる赤ちゃんに感謝し、赤ちゃんのことを思う日として、イベントなどを通じ多くの方に周知を図っている。

デジタル社会に合わせ、ホームページやオリジナルアプリを通じたコンテンツ提供や、各種SNSを利用した子育てを楽しむコミュニティづくりなども進めている。また、新型コロナ感染症拡大を受け、店舗に足を運ばなくても様々な出産・育児サポートを受けられる独自のオンライン接客サービス『スマホdeサポート』は、第13回ペアレンティングアワードで受賞した。

さらに、協働の取り組みとしてスタートしたのが『with akachanhonpo』だ。

たとえば、8名(2022年7月現在)の助産師から成るWith Midwife社とコラボした新サービス『DOUBLE SLASH』では、妊娠出産や産前産後の悩み・不安に寄り添う様々な動画などのコンテンツを提供している。

また、パパスマイル社とのコラボで、2019年に『BabyTech® Award Japan 2019』というイベントを開催した。「子育て×テクノロジー」のコンセプトで生まれた同社の商品を今後アカチャンホンポの店舗でも取り揃えていく予定だ。

その他にも、Oisix社とのコラボで「食」の社会課題を解決したり、ROLLCAKEとのコラボアプリ『ALBUS』で赤ちゃんとの毎日をかんたんに思い出写真に残せるお手伝いをしたりと、次々に『with akachanhonpo』の取り組みは進められている。

「『自社だけでは解決できない社会課題を、協働という形で解決していこう』というのが弊社のスタンスです。目的はあくまでも『社会課題の解決』ですから、ライバルや競合という考え方は一切ないのが弊社らしさかもしれませんね」。(伊藤氏)。

赤ちゃん本舗は、100周年に向けた10年を走り出している。同社にとって大きなターニングポイントとなる10年だ。その展望や重視している点について伺ってみた。

「まずは出店計画ですね。弊社は90年間小売業を続けてまいりましたが、まだまだ都市部の400坪規模といった大型店舗の展開が中心です。お客様の更なる利便性を考え、200坪規模程度の中型店舗を、アクセスのよい立地にふやしていこいうと考えています。試験的に都内で移動販売も行っており、成果次第ではありますが、将来的にはより広くのエリアの方に弊社の商品を知っていただけるでしょう」。(伊藤氏)。

「そして商品計画です。『赤ちゃんのいる暮らし』をより一層深掘りし、リ・ブランディングした『アカチャンホンポ』のPB商品を増やしていきたいと考えています。安心・安全であることはもちろん、人権や環境への配慮、法令順守といった点をより厳しい目で管理し、幅広いメーカー様とともに多彩な新しいアイテムを生み出していきたいですね」。(伊藤氏)。

「最後に人員計画です。こと、本社における計画についてお話しすると、高度な専門的人財を増やしていこうと考えています。デジタライゼーションやDXといった時代の流れに合わせ、デジタル・ITの専門性に長けた人員体制を強化したいというのが一つ。そしてもう一つ、サプライチェーンとバリューチェーンを併せた品質管理マネジメントを担う人員体制の強化。この2つが急務だと考えています。もちろん、どちらの部門においても、最初からすべてに精通した方を求めているわけではありません。私たちや社内外でかかわるすべての人とともに、成長していただける方であれば、広くお迎えしたいですね」。(伊藤氏)。

赤ちゃん本舗は、とにかく真面目で、実直で、誠実な企業だ。ここまで読まれた方なら、それを感じ取っていただけただろう。だけどそれに加えて、もう一つ、取材を通して伝わってきたことがある。それは働く人財のコミュニケーションスキルの素晴らしさだ。今回4名で行った取材は終始笑いが絶えず、質問に対する回答はすべて思いやりに満ちていた。気づけば予定時間を大きく超過していたが、それでも「まだまだ取材を続けたい」と思わされる心地よさがそこにあった。伊藤氏によると、これは今回の取材に限ったことではないという。社内外での打ち合わせやマスメディアからの取材など、どんな場でも同じように「盛り上がる」のだという。

そんな同社や同社の「人」に興味を持たれた方は、ぜひ積極的にアプローチしてみてほしい。どんな目的・結果であれ、同社の「人」と関わる経験はきっと貴重な財産になるはずだ。

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求職者の声

企業情報

会社名

株式会社赤ちゃん本舗

業界

製造・メーカー系 > 食料品・日用品・雑貨・文具

資本金

37億8,000万円

設立年月

1932年04月

代表者氏名

代表取締役社長 味志 謙司

事業内容

・マタニティ・ベビー・キッズ用品の企画販売
・「アカチャンホンポ」の運営

株式公開(証券取引所)

非上場

従業員数

3697人

平均年齢

39.3歳

本社住所

〒541-0054 大阪府大阪市中央区南本町3-3-21

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