株式会社キュリオカプセル

大手の通信キャリアや電気通信事業者、放送事業者、教育事業者等のWebシステムや
Webアプリケーションの開発を手掛ける株式会社キュリオカプセル。

キュリオカプセルのビジネスは次の3点が基本となっている
●案件の9割が顧客との直接取引
●最上流から保守まで一貫して行っている。
●⼯数を提供するビジネスではなく、「ノウハウ」を提供するビジネス

外部パートナーには頼らない独自のスタイルを貫いていることも大きな特徴だ。
全て社員という事で、品質の安定、納期の順守ができ、顧客からの信頼はとても厚い。
また、同社のエンジニアは言われたことだけをやるのではなく、お客様と一緒に仕事を生み出していきその中で効率的なシステムを作るための提案を行っている。
「業務を委託されていると考えずに、システムを一緒に完成させる“仲間”として言いたいことはどんどん言ってほしい」そんな期待を寄せる顧客が多いことも頷ける。

大型のシステム開発では、複数社のベンダーが関わるため各社と協議を行い調整していかなければならない。自ら考えて、提案し構築・リリースまで責任を持って進められることが、品質の向上と信頼獲得に繋がっている。

信頼関係を築けたことにより、開発を自社で行う事にもつながった。もちろん、セキュリティを確保するために、カメラの設置、電子錠による開発室への入退室管理を行っている。

このような顧客との信頼関係の中で開発に携われるエンジニアはなかなかいないのではないだろうか。
そんなエンジニアが中心となり、今後自社サービスや自社プロダクトを生み出し、事業化する可能性を模索している。

改めて同社の開発体制を紹介しよう。
同社のエンジニアは現在23名。男女比は5：5で、30〜40代のエンジニアが中心となって活躍している（年代で区切ると30代のエンジニアが一番多い）。そして全員が正社員である。
開発は外部パートナーに頼らず、正社員のみのチームでジョインする。
案件は常時6〜7件が稼働していて、全ての案件に最上流から関わるため同社の下流のフェーズに大手SIerが入ったり…というケースも珍しくない。

社員であるエンジニアは率直に意見を言い合い、高め合うよう努めている。
20年近く開発に携わり、PMとしての経験も豊富な男性エンジニアH.Y氏は、入社5年未満の若手の指導に力を入れている。若手に自ら手を差し伸べ、作業をサポートすることも忘れない。「外部パートナーさんに対しては難しいですが、自社の後輩であれば思い切ってサポートできますから」とH.Y氏は語る。

全体のコミュニケーションも活発だ。リモートワークが中心の現在は、不定期でオンラインミーティングも行っている。ミーティングといっても議題のほかに、日頃感じていることを率直に語り合う場を作ったりしている。時には営業がエンジニアの状況を知るために、個別にオンライン上で会話をし不満や希望があればじっくり耳を傾けている。
出来なかった事がプロジェクトに入っているとできるようになる。社員間の信頼もあつく皆さんが相互リスペクトしているのを感じた。

一人ひとりが働きやすい環境作りにも設立以来こだわってきた。
特徴的なのは、残業が少なく、フレックスタイム（コアタイム1時間）なので働きやすく、
ワークライフバランスの優れた生活を送ることができる。
そのため、会社は学習意欲のあるエンジニアの成長をサポートするため、書籍購入制度、
オンライン学習サービス、資格取得サポートとして受験料の補助、報奨金を導入した。

現在はリモートワークがメインになっているため、PCの貸与に加え、大型ディスプレイも配布している。オフィスには、コロナ禍前に導入したオットマン付きオフィスチェア、大型2画面ディスプレイでの開発環境が用意されているので、出社した時にも快適に仕事が進められる。

また、申請、承認のもと業務に影響のない範囲で副業ができるので、自分の時間を伸び伸びと活用し、個人としてのパフォーマンスを最大化できる。

働きやすさにこだわる風土。顧客との強い信頼関係。自社サービスや自社プロダクトを生み出すチャンス。エンジニアの転職先として、申し分ない条件が揃った会社だと言えるだろう。