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株式会社MADO

  • マスコミ・エンターテイメント・メディア系
  • IT/Web・通信・インターネット系

福岡発、ロジカルなクリエイティブでビジネス成果を追求するデザイン会社

企業について

株式会社MADOは、福岡市に拠点を置くデザインプロダクションだ。2022年8月現在、従業員数は4名と少人数体制だが、オフライン、オンライン、あらゆるメディアの制作に対応し、地元福岡県の企業や、首都圏の大手企業をエンドユーザーとする案件で着々と実績を積んでいる。企画立案やディレクション等の上流工程からデザインワークまでワンストップ体制で業務を行っており、WEB案件ではコーディングの実装からSEO対策などの最終工程まで請け負う。

企業のマーケティング手法が、テレビCMや新聞広告等のマスメディアからWEB中心に移行する中、大手企業の中にも、デジタルシフトのニーズが増え続けている。MADO社も、そういった市場を背景に、創業以来着実に業績を伸ばしてきた。特にコロナ禍に入ってからの成長が著しく、2021年度は前年比189%、2022年度も8月段階で前年比を上回っている状況である。

強みは大手広告代理店からクリエイティブパートナーとして認められるクリエイティブ力だ。同社が手掛ける案件は、広告代理店や制作会社を経由する場合と直取引等があるが、いずれも質の高いクリエイティブが求められる、高単価な案件ばかりだ。2017年12月の設立以来、“こころを動かすクリエイティブ”を企業理念として、ブランドサイトやコーポレートサイト、採用サイト等のWEB制作を請け負ってきた。オフラインメディアの制作も発生するキャンペーン等の企画ものは別として、基本的にはBtoB案件の相談、受注が多い。

クリエイティブディレクターを務める代表取締役・柳原優氏が、その理由を語る。

「WEBは短期的に成果を出すよりも、情報の蓄積を基にPDCAサイクルを回しながら成果を上げていくのに適したメディアであると私達は考えています。弊社はクライアントや代理店から言われたまま制作するのではなく、既存サイトのデータ分析や競合調査を基に、デザインの考え方をロジカルにし、マーケティングやブランディングの観点からクリエイティブ開発を行い、お客様への提案を行っています。

もちろん、デザインプロダクションであるが故にクオリティは担保した上での提案です。

公開後のSEOに関しても、一時的な施策ではなく、運用しながらアクセス解析データ等を分析し、持続的に検索順位の上昇を狙っていくという提案も行っています。そのため一般的な制作会社と比べてクライアントとの接点が多くお付き合いが長い。ある程度費用をかけてでもチャレンジしていきたいWebに積極的なクライアントが多いです。」(柳原氏)。

同社は、こういったスキルを背景に、WEBコンサルティングやSEOコンサルティングの領域にも進出し始めている。売上が拡大傾向にある現在、本格的な事業化を目指し、注力していく意向だ。

MADO社は、柳原氏を含め、九州出身の3名のクリエイターが集まり、2015年に個人事業からスタートした会社だ。柳原氏は大学を卒業後、東京で広告プロダクションに就職し、グラフィックデザイナーとしてキャリアを積んだクリエイターだ。9年在籍する間にアートディレクターも経験。退職後は、サービスアプリプロバイダーを経て、35歳で地元福岡に戻り、東京時代の友人と共にMADO社を立ち上げたのである。

柳原氏と共にMADO社立ち上げに参画したのは、WEBディレクター・林洋一氏と、デザインチームリーダー・宮定享昌氏だ。林氏は柳原氏が東京で働いていた時の友人だ。2005年頃からWEB制作の仕事に携わり始め、主にWEBディレクターとして経験を積んできた。その林氏の元同僚が宮定氏だ。大学や大学院で映像制作を学び、2年間の実務経験を積んだところで、同僚の林氏から誘われてMADO社の創業に参画した。

グラフィックデザインとWEB制作、それぞれの分野で豊富な経験を積んだメンバーが揃ったことが同社の強みを形成する要因となった。3名とも営業は未経験のため創業当時は営業面で苦戦したが、柳原氏の東京時代の人脈を活かし徐々にクライアントを増やしてきた。特に法人化以降は、紹介のみで新規顧客を増やし、コロナ禍でも飛躍的な成長を遂げる結果となっている。

ただ、クリエイティブに対する考え方は、独立を機に大きく変わった。“こころを動かすクリエイティブ”という企業理念は、創業直後、したての頃に営業で苦労した経験から生まれたものだ。

「私がかつて在籍した広告プロダクションで手掛けていたのは、あくまでもブランドの世界観を表現するデザインが多くありました。しかし独立してなかなか営業が上手くいかなかった時に、自分のデザインがどう社会の役に立っているのだろうと考えるようになりました。それが起点となり、“商業デザインとはクライアントの利益を上げるためにある”という考えに変わり、企業価値や収益性の向上に繋がるデザインを意識するようになりました」(柳原氏)。

それ以降、広告やSEOを学び、仮説と検証を繰り返しながら成果を上げていくスタイルを構築してきた。成果を上げるためには、おかしいと思ったことは相手がクライアントであっても、忖度することなく、言うべきことは言う。協業する代理店にも、そういった姿勢を崩さない。

「グラフィックデザインは容量が決まっていますが、WEBは積み上げれば積み上げるほど効果が出ます。どれだけ他社よりも情報を積み上げているか。その蓄積した情報をどのように扱うかが大事になってくる。それを“差積化”と言います。ただ作って公開するだけではなく、継続的に機能するように作ることが重要です」(柳原氏)。

WEB業界では制作料金の相場が2000年代に大幅に下落した経緯があり、現在もその余波から完全には抜けきれてはいない。そのため業界で働くクリエイターの待遇が改善されず、人材不足が続く要因にもなっている。同社が高付加価値高単価の仕事にこだわるのはこのような背景もある。

今後は、オウンドメディアの活用で自社の露出を増やし、ブランディングを促進して、さらに単価の向上を狙う。そして東京など中央では理解が進んでいるが地方ではまだまだ理解がないことが多い、高いものには理由があるという理解を広めていきたい考えだ。また、SEOコンサルティング事業の確立に向けて、アウトバウンド営業の体制確立を目指していく予定だ。

「福岡は地方都市の中でも屈指の市場規模を持ちますが、Webのプランニングから公開後のSEOまでができる会社は稀です。またSEOコンテンツメディアの領域もこの業界はブルーオーシャンですので、競争優位性は高いと踏んでいます」(柳原氏)。

今後のビジョン達成に向けMADO社は現在、WEBデザイナーを中心に、マークアップエンジニア、WEBディレクター、営業と全職種で採用を強化中だ。

特に優先的に確保したいのは、中間層を担えるWEBデザイナーだ。少人数体制であるため、在籍メンバー同様、プロジェクトを推進できる人材を順次確保し、体制を固めた上でさらなる組織拡大を目指す。近々、東京にも営業活動や制作の拠点を構える予定で動いているため、東京勤務も可能だ。2028年までには福岡と東京の2拠点を合わせ、20名〜体制を確立したい考えである。

求めるのはコミュニケーション力が高く、クリエイティブに対し、情熱を持って取り組める人材だ。

「イメージしているのは実務経験3年以上の経験者です。ただし、それはWebに対する最低限の技術やルール、デザインを学んでいるという意味です。技術的なスキルに関しては入社後、我々が指導できますし、人数が少ない分、力を付けるチャンスはいくらでもあります。入社時点で重視したいのは人間性です。デザインは知識量が仕事に反映されます。多趣味な人、友人が多い人、コミュニケーションの高い人は、引き出しが多いためデザインが上手い。重要なことは、普段何を見て何を感じ何を考えているかです。それが蓄積し、いわゆるセンスと呼ばれるものになります」(柳原氏)。

教育は基本的に案件を通して、実践的に行われる。大事にしているのは、自分で考えさせることだ。最初から人に聞いていると、自分で解決する能力が養われない。まずは自分で考えた上で問題点を洗い出し、解決方法が見つからなければ助言を与えるという手順を大事にする。自から学ぶための書籍購入は積極的に支援する。

WEBの世界は技術のアップデートが速いため、自ら学べる人材ほど成長が速い。同社の場合、少人数体制のため、否が応でも自ら動かなければいけない状況に迫られる。しかも自身の専門領域だけではなく、他の工程にまで踏み込みことが求められる。

「Webという媒体を活かしたデザインは本質を知ろうと思えば、デザインだけではなく、マーケティングやディレクション、コーディングの知識も必要になっていきます。できれば弊社の社員は全員コンサルレベルにまで育ってほしいと考えています」(柳原氏)。

デザイナーやマークアップエンジニアも営業の素養がある人にはフロントも任せる。クライアントと直にやり取りすることで、幅広い視点でクリエイティブを学ぶことが可能だ。

クリエイティブの成果や個々のスキルアップにこだわる一方で、自由な裁量を持って働けることも同社の大きな特徴だ。ブラックな業界の中でも、ライフワークバランスが取れる働き方を実現することが、単価の高い案件に注力してきた一つの理由でもある。同社では、一人が担当する案件のバランスを取り、負荷がかかるコア業務をずらしてスケジューリングをしている。それでも納期がある仕事のため帰りが遅くなることはあるため、他の仕事に影響がなければ、翌日、遅めに出社しても良いというルールを設けている。少人数で管理がしやすい分、毎週月曜日は完全テレワークを採用している。暇な時はのんびりして、有給休暇もできるだけ消化するようにして、プライベートな時間もしっかり取れるような環境を確保している。

「デザイナーとしてだけではなく、共に会社を大きくしていってくれる方と是非一緒に仕事をしたいと思っています。当事者意識を持って関わっていただいて、将来的には会社の大黒柱へと成長していただける方をお待ちしています」(柳原氏)。

Uターン、Iターンで入社される方には引っ越し代は補助すると柳原氏。都市機能と豊かな自然が隣接するコンパクトシティを満喫しつつ、クリエイターとしての成長を目指したい人にも好条件が揃う会社だ。

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インタビュー

株式会社MADOのインタビュー写真
デザインチームリーダー・宮定 享昌氏 福岡県出身。1989年生まれ。広島の大学で映像メディア造形を専攻。大学院修士課程へ進学して修了後、2013年4月、広島でWEBデザイン会社に就職し、WEBサイトやWEBアプリのデザインに携わる。福岡支社へ異動後、2015年3月、柳原優氏、林洋一氏らと共に、デザイン事務所立ち上げに参画。WEBデザインを手掛ける傍ら、ヒアリングからCMS実装まで幅広い業務に関わる。映画鑑賞、音楽制作、料理等、多趣味。

── 前職からの転職理由をお話しください。

MADO社の創業に参画したのは、前職時代の同僚から誘われたことがきっかけです。

前職時代は社員数が多い会社で、各自が専門性を高め、分業制で案件を進行していくというスタイルの制作会社でした。デザイナーの元には、お客様とやり取りした後の資料だけが、最終的に下りてきて、その資料に基づいて作業をしなければなりませんでした。頂いたワイヤーや仕様書に対して、自分のアイデアを盛り込むこと等はできない、完全にトップダウンの体制でした。何故その仕様が決まったのか、どうしてそうしたいのか、疑問が湧いてもヒアリングすらできませんし、仮に自分なりのアイデアが浮かんできたと... 続きを読む

企業情報

会社名

株式会社MADO

業界

マスコミ・エンターテイメント・メディア系 > 広告・デザイン・イベント

IT/Web・通信・インターネット系 > Webマーケティング・ネット広告

IT/Web・通信・インターネット系 > ITコンサルティング

設立年月

2017年12月

代表者氏名

代表取締役 柳原 優

事業内容

クリエイティブ
-Webコンサルティング
-Webマーケティング
-Webディレクション
-Webデザイン・コーディング
-Webアプリ・Webシステム開発

SEO
-コンサルティング
-オウンドメディア設計
-コンテンツSEO
-内部対策
-外部対策(パートナー)

株式公開(証券取引所)

非上場

従業員数

4人

平均年齢

36歳

本社住所

福岡県福岡市博多区店屋町8-27 goodoffice呉服町 4F

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