株式会社パネット

株式会社パネットは、広告事業・デザイン事業・Webシステム事業の三つの事業領域を融合し、クライアントにとって最適なマーケティングやプロモーションのソリューションを提供する会社だ。
広告事業ではWeb・SNS・雑誌等、適した広告枠を提案して出稿と運用を支援する。デザイン事業ではWebサイト・名刺・ポスターデザイン等、オンラインとオフラインを問わないクリエイティブワークを行う。Webシステム事業では、Webマーケティングの観点を持ったWebサイト制作やWebサービス等の開発を手掛ける。
直接取引のクライアントを中心に企画から要件定義、クリエイティブ制作、広告運用まで一気通貫型の支援体制が強みだ。
好調な業績を背景に、さらなる成長を目指して新たなメンバーを募る。

同社の設立は2012年。飲食店等の販売促進グッズやDTPデザインを行う制作会社として立ち上がった。クライアントの要望に確実に応えていくために、すぐさまWebサイトの制作も開始する。
常に誠実であることをモットーに、クライアントの声に真摯に耳を傾けてきた。丁寧なヒアリングをベースに、プランナーやデザイナー、カメラマン等各領域のプロフェッショナルが力を結集する。
高いクオリティーと誠実な顧客対応が評価され、既存クライアントが新規のクライアントを紹介するという好循環が生まれた。それは今も続き、セールス担当は新規開拓に必死という状況にはない。
設立から2年目には事業拡大に伴って、札幌支社を開設。さらにその2年後には福岡支社を開設して、大都市圏をカバーするに至った。

クライアントに寄り添い、事業成長に貢献する姿勢は会社設立以来変わらない。一方でSNS運用や動画編集・制作等、トレンドを外さずにいち早く対応する体制を整える。順調な状況に安穏とせず、進化を続けているのだ。
社員が働く環境整備にも積極的だ。3拠点がほぼ同時にオフィスを引っ越して、増床した。最新のデザイン機材・設備を揃えると共に、インテリアを一新して快適なオフィス空間を造り上げた。

着実に成長を遂げてきた同社は、さらなるステップアップのタイミングを迎えている。第二の成長ステージといえるフェーズで、中核となり得る人材を求める。

クライアントとの折衝やプロジェクトの管理等を担当する、営業マーケティング課の竹内純一氏に話を聞いた。
「当社の強みとして、クリエイティブ品質の高さや包括的なソリューション提供がありますが、一番は『人』です。社員一人ひとりがお客様の目線に立ち、お客様の声に耳を傾けて、柔軟な対応を行っています。私達は『〈Thank you for all.〉関わる全ての人の“ありがとう”が私たちの幸せ。そして喜びである。』というフレーズを掲げています。この言葉に共感を持って、お客様の事業拡大を徹底してお手伝いする。そんなメンバーが揃っていることが、何よりの強みです」

クライアントの話をしっかりと聞き、望む成果や感じている課題を理解して、すぐに取り掛かる。
こうした丁寧なコミュニケーションの下で、クライアントと信頼関係を築いてきた。そのため新しい人物にも、スキル以上に「人としての誠実さ」を求めたいと話す。
近年は効率化・合理化を重んじる風潮がある。しかしサービスの原点はコミュニケーションであると考える同社では、対話に時間を割く。クライアントはもちろん、社内のメンバー同士もきちんと言葉を交わすことで思いや意図を正確に汲み取るよう努めている。

クライアントに対する真摯な対応に加えて同社が大事にするのが、+αの提供だ。
「お客様のニーズに的確に対応することはもちろん、当社なりのアイデアや付加価値を加えた提案を心掛けています。私達には10年以上にわたって積み重ねた経験と知見があります。しかし時代は刻々と変化します。過去にとらわれず新しい手法やトレンドを取り入れて、提案に生かしていかなければならない。そう考えています」（竹内氏）。
新たな人材には同社にない知見や考え方を共有してもらうことで、新たな風を吹き入れてほしいと話す。

期待を口にする一方で、竹内氏は「キャリアアップを目指して転職を考える人ばかりでないことも認識しています。現在の環境で何かしらの“モヤモヤ”を抱えて、力を発揮しきれていない人もいるでしょう。環境を良くするための転職も歓迎したい。現に私自身がそうでした」とほほ笑む。
自身のコントロールが利かない事情で転職を選択した竹内氏は、同社で実力を開花させた。福岡支社を立ち上げる際には自ら手を挙げて赴任し、九州地区の事業基盤整備に尽力した。
「やりたいという声を無視せず、聞き入れてくれる会社です」と竹内氏。旧来の考えに固執せず、最善の方法を模索する柔軟性が同社の持ち味だ。チャレンジを重ねてスキルアップしたい人も、壁を越えるために環境を変えたいという人も歓迎する。

働き方は職種や回数の制限を設けずリモートを選択できる。フルリモートも可能だ。しかしながら、出社する社員は多い。「機材や設備が充実していて作業効率が上がる」「対面で話した方が手っ取り早く、仕事が進む」「オフィスが綺麗なのでモチベーションがアップする」といった声が聞かれた。

2023年4月現在の組織体制は東京20名、札幌10名、福岡15名で、各職種が均等に分かれている状態だ。3拠点共に広いオフィスへの引っ越しを完了し、増員に備える。
デザイン部やシステム部、営業部といった形で部門を分けているが、実のところ垣根はあまりないという。クライアントとの折衝で要件を固めた営業担当が、適した人材を組み合わせてアサインする。その後は各人が裁量を持ち、必要に応じて社内でコミュニケーションを取って連携しながら進めていく。

しかしWeb案件数が増加し続ける状況で、営業担当がディレクションまで行うことに限界を感じ始めているのも事実だ。
「これまで当社は少数精鋭規模で、フラットかつシームレスな関係性故に何事もスムーズでした。しかし組織拡大フェーズに入る今後は、専任のWebディレクターが必須だと考えました。デザイナーと議論を深めたり、最善の解を求めて試行錯誤したりできるようになります。質の良さをより一層追求するためには、人員補強が必要不可欠なのです」（竹内氏）。
同社初となるWebディレクターを筆頭に、需要が増している動画クリエイターやSNSコンサルタント、Webエンジニアと求める職種は多い。

クライアントは直取引がほとんどで、調整が利きやすいこともあり無理難題を押し付けられることはない。クライアントの事業拡大への貢献を何よりの喜びとするだけにメンバーは皆真剣そのものだが、ピリピリした緊迫感はない。
無理のないスケジュール感と良好な人間関係、明るく新しいオフィス環境が相まって、実に穏やかな雰囲気だ。
「残業はほぼなく、定時退社が当たり前。完全週休2日制で、祝日・夏期・年末年始としっかり休めます。評価はポイントとして見える化しているため、納得感があります。正当な評価の下、会社の利益はしっかりと還元する方針で給与水準は同業他社と比較して、決して劣るところはないはずです」と竹内氏は働く環境に自信を覗かせる。
ひとまず話を聞いてみようというカジュアルな面談も歓迎だ。ぜひ雰囲気を感じ取ってほしい。