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HoYoverse

  • マスコミ・エンターテイメント・メディア系
  • IT/Web・通信・インターネット系

『Tech Otakus Save the World』――技術オタクは世界を救う

外資系
自社サービス製品あり
グローバルに活動
カジュアル面談歓迎

企業について

『原神』や『崩壊3rd』をはじめ、数々の有名ソーシャルゲームを世に送り出している『HoYoverse』。ハイクオリティーなコンテンツを世界各国へ発信するグローバルブランドだ。現在シンガポール、モントリオール、ロサンゼルス、ソウル、日本に展開。日本拠点では、『HoYoverse』発のゲームやIPといったプロダクトの国内運営とマーケティングを主に手掛けている。ブランド全体として13以上の言語でコンテンツをリリースしているところからも、世界進出の規模がよく分かる。

同ブランドが日本で有名になるきっかけとなった『原神』は、「PlayStation Partner Awards 2022 Japan Asia」でグランドアワードに受賞している(グランドアワード:日本・アジア地域で開発されたソフトウェアメーカーを対象に、指定期間で全世界売上トップを記録したタイトルに贈られる賞)。

また『崩壊』シリーズも、息の長いコンテンツとなっている。中でも、2023年4月にリリースされた『崩壊:スターレイル』は、なんと配信開始からわずか10日で世界収益1億ドルを達成した。特に中国44%、日本で22%、アメリカで12%と、高い収益シェアを誇っている。

ソーシャルゲーム界でも飛ぶ鳥を落とす勢いの同ブランド。その強みは、ブランド全体のスローガンに表れている。『Tech Otakus Save the World』――技術的なオタクは世界を救う。この言葉の通り、同ブランドはユーザーを楽しませるための技術開発に1ミリも妥協しない。現在に至るまでに、クラウドゲームのほか、人工知能、トゥーンレンダリング(手書きの持ち味を生かしてイラストやアニメを制作する技術)等の最新技術を生かしたコンテンツを作り出している。

『HoYoverse』と聞くと、ゲームを作っているイメージが強いかもしれないが、ゲームやオリジナルIPをパブリッシング化(版権化)して、様々なコンテンツの制作を繰り広げるブランドだと言っていいだろう。そのためゲーム制作に留まらず、ゲームの内容やストーリー、キャラクターにちなんだアニメ・小説・音楽といった作品や、フィギュア等のグッズも展開している。

日本拠点の採用担当者はこう語る。「『HoYoverse』はユーザーやファンをワクワクさせられるものには、何でも挑戦していこうという気概でいます。」コンテンツの魅力を発信できる手段を見つけては、形にしていくのだ。それに伴い競合と比べた時も、オンリーワンの魅力で勝負できる力がありそうだ。

先にも述べた同ブランドの「オンリーワンの魅力」には、ユーザーとの繋がりを大切にしたマーケティングも挙げられる。

まず、オフラインイベントやオフライン広告の多さだ。
「当社は、ソーシャルゲームを展開する他のブランドよりもオフラインでのアプローチに積極的だと自負しています。東京ゲームショウへの出展はもちろん、ポップアップストアの展開や野外広告も多いですね。『崩壊:スターレイル』では渋谷駅周辺のビジョンを複数個所ジャックするようなプロモーションを実施しましたし、秋葉原駅周辺でも常に広告を展開しています。ユーザーのリアルな目に触れる機会を多く持っています。」

液晶画面上だけでなく、リアルな現場や日常生活でもコンテンツを発信する。そうすることで、ターゲット層に留まらずより多くの潜在ユーザーを呼び起こせる――。同ブランドはそれだけでなく、「ファン」に喜んでもらう狙いもあるのだ。

他にも、独自のアプリがある。自社開発コミュニティアプリ『HoYoLAB(ホヨラボ)』だ。コンテンツの基本情報等、公式からの発信はもちろん、このアプリではユーザーからの投稿も可能。ゲーム攻略方法等の有益な情報を、ファン同士で共有し交流しているという。また公式からは、ユーザーの投稿を求めるイベントキャンペーンも実施。
「一般的なSNSではなく、ユーザー同士が交流する独自のプラットフォームがあるのは、日本では珍しいのではないでしょうか。ユーザーコミュニティの活性化はゲームの盛り上がりにも繋がっていると思いますね」。

オフラインでユーザーの日常に進出したり、オンラインで参加意識を高めたり。こうしたユーザーとの交流がコンテンツの人気を後押ししているのだろう。

「HoYoverseでは今後も新たなことを展開していこうと考えています。まず、最新タイトル『ゼンレスゾーンゼロ』も控えていますし、昨年発表された『原神』のアニメ化プロジェクトなど。
正直なところ我々も、3年後にどんな組織になっているのかは未知数で、ワクワクしています。今後もゲームコンテンツの枠にとらわれず、ユーザーを楽しませるものを次々と世に送り出していくでしょう」。

ゲームに留まらないコンテンツの発信や、ユーザー目線のマーケティング。こうした強みを生み出している、同ブランドのメンバーのことも忘れてはならない。

この組織のメンバーに共通しているのは、“自社コンテンツへの愛”だ。オフィスは、スローガン『Tech Otakus Save the World』を体現するようなメンバーで溢れている。彼らはブランドを運営・発信するプロフェッショナルであり、ユーザーに負けないくらいに “自社タイトルのオタク”なのだ。

やはり、元々ゲーマーやエンタメ好きでジョインした人は多いという。メンバーのデスクには、各々の好きな作品のアイテムが飾られている。中には各タイトルを極めている人もおり、『そのタイトルだったらあの人に聞けば何でも分かる』といった話は、オフィスでもよく飛び交うそう。ちなみに、新人が入った時の定番トークは、「あなたの推しは誰?」なのだとか。

「もちろん、ファン目線だけを持っていてはプロとして良い仕事はできません。しかし、こうした商品愛の強さは、当ブランドの大きな強みだと思います。“オタク達が集まれば、すごいパワーになる”ということは、私達が手掛けたコンテンツの人気にも表れているのではないでしょうか」そう、担当者は誇らしげに話した。

さて、メンバー達のタイトル愛について知れたところで、今度は彼らの働く姿に着目したい。

「どの部門のメンバーも、タイトルやプロダクトへの興味関心が高いことは大前提。その上で、業界の最新情報やトレンドも押さえ、常に高い質を追求できる人ばかりです。華やかな業界と思ってくださるかもしれませんが、地道な業務や困難な場面もあります。しかし今のメンバーは、それを乗り越える素質があります。今後もそういった方々を迎えたいですね」。

クオリティーの高い仕事を求める一方で、働きやすさにも力を入れているのが同ブランドだ。基本的には定時退社のメンバーが多く、19時頃にはほとんどが退社。また有休は取得日数の消化をきっちり管理しており、有休とは別傷病休暇なども導入。産休取得中のメンバーもいる。

ユーザーを夢中にするコンテンツを数多く送り出してきた『HoYoverse』。そこにはメンバーの尋常でない製品愛と、無理なく楽しくモノづくりし、自社タイトルを愛し続けられる環境がある。ここまでオタクが輝けるステージはあるだろうか。
『Tech Otakus Save the World』――この場所から、彼らが世界を救うのだ。

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企業情報

会社名

HoYoverse

業界

マスコミ・エンターテイメント・メディア系 > ゲーム・エンタメ

IT/Web・通信・インターネット系 > モバイル/アプリサービス

マスコミ・エンターテイメント・メディア系 > ゲーム・エンタメ

企業の特徴
カジュアル面談歓迎、外資系、自社サービス製品あり、グローバルに活動
資本金

800万円

設立年月

2021年07月

代表者氏名

李承天

事業内容

ゲームの企画·開発· 運営

株式公開(証券取引所)

従業員数

60人

本社住所

東京都渋谷区桜丘町20-1 渋谷インフォスタワー19F

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