株式会社センタード

株式会社センタードは、「デジタルでビジネス成長を実現する企業へ」をビジョンに掲げ、WEB広告・SEO対策による集客支援、WEBサイト制作・運用、及びこれらを駆使したデジタルマーケティング全体の最適化を手掛ける会社だ。特徴は、戦略策定から各種集客施策の実行・分析、ウェブサイトの制作までをワンストップで手掛ける体制を整え、緻密な数値分析で成果を出すことだ。創業は2010年。創業者で代表取締役の平岡悟氏が仲間2人とスタートし、13期目を迎える現在は、コンサルタント、ディレクター、デザイナー、エンジニア等のスペシャリストをそろえた約40名の体制にまで拡大している。

平岡氏は学生時代、大学に通う傍らウェブ制作を手掛け、卒業後は個人事業主として映像、デザイン、印刷事業を手掛けるようになった。だが、ほどなく限界を感じる。「ものをつくって世の中に貢献したいと思って始めたのですが、やはり一人でやるのは限界がありました。企業の仕組みやチームプレイを学ぶ必要がありますし、そもそももっと世の中を、ビジネスを学ばなければいけないと思いました」と、平岡氏は当時を振り返る。

そこで平岡氏は修行のために、当時、伸び盛りだったインターネット広告のベンチャー企業に入社した。約6年間在籍し、制作、マーケティング等の部署を経験。その間にその会社も成長し、大手ネット広告の一角を占めるようになった。6年間で社会、ビジネスを学ぶという目的を果たし、当初から考えていた起業を実行したという経緯だ。

平岡氏は、実務を通じて学んだ制作、マーケティングのノウハウ、スキルに加えて、勢いのあるベンチャー企業仕込みの営業力も発揮。営業組織を立ち上げ、徐々に案件を広げ、それに伴い組織も拡充し、現在の姿になった。現在、案件は潤沢だ。直接の受託案件と大手広告代理店経由の案件がおおむね半々で、クライアントの業種は様々だ。起業直後には東日本大震災が、直近ではコロナ禍があり、いずれも業界全体で一時的に案件は激減したが、地道に、誠実に成果を上げてきた同社は、その困難も乗り切った。

世の中のデジタルシフトが進んだコロナ禍には営業手法を見直し、インバウンド営業も強化。ネットマーケティングのプロだけに、SEOやセミナーといったネット上の発信力で集客し、丁寧にリレーションを構築して案件に結びつけた。反響は多く、営業もクライアントワークも、数字ドリブンな緻密な戦略に基づく打ち手を取っている会社だ。

同社の強みは分析力。会社のカラーも「よくある体育会系営業会社とは違い、分析肌の人が多いコンサルティング会社というイメージですね」と平岡氏は言う。SEO、WEB広告等のネットマーケテイング施策は、まさに分析力がモノを言う。数値を頼りに費用対効果の最大化を狙うウェブマーケティングと、集客や申し込み（購入）に結び付く最適なデザイン、導線を持つウェブサイトの制作・改善、その後の管理・運用までを一貫して行う。この両軸で効果的なデジタルマーケティングを提供し、クライアントのビジネスの成果改善に貢献することが、同社の事業の基本形だ。各事業部署のスペシャリスト達が良好なコミュニケーションの下クライアントの成果改善を目指して連携し、、これらを一気通貫で行う。

平岡氏は言う。「サービスラインナップごとに完全分断された企業では、ソリューションごとに担当が分かれ、各商材でいかに成果を出すか、いかにその商材を売り上げるかに目が行きがちになります。一方、当社の場合は全体を俯瞰して、お客様にとってどのようなソリューションが最適かを考え、その上で最適な予算配分、施策の実行を行うことで、最大限の成果を考えれる点が違いになります」
チームやソリューションの垣根のない同社では、純粋にお客様のビジネス上の成果を追求でき、実際、数々の成果を上げてきた。

同社のウェブサイトには、実績紹介として、手掛けてきた案件の一部が掲載されている。基本的に黒子の存在であるため、表に出せない案件が多いが、それでもSEO、WEB広告、WEBサイト制作制作を通じて集客や問い合わせ、受注が増え、継続的な改善で成果を維持している様子が分かる。

「クライアントの困りごとを踏まえて全体戦略から入り、細かく数字を分析して現状把握と課題の洗い出し、課題に対する仮説を立てて施策を実行し、効果分析、次の施策の実行、という具合に進んでいきます。
豊富な実績に基づいて、素早くPDCAを回しながら精査していく。ひたすら論理的に、お客様の成果に愚直に進める仕事ぶりゆえに、クライアントからの信頼も厚い。

堅実に、検証を重ねながら進む仕事ぶりと同様に、今後の展望も堅実だ。「世の中の企業のネットビジネスの成果改善を目指して、サポートできる会社でありたいですし、そのようなマーケターを多数、排出できるように取り組んでいきたいです」と、平岡氏は落ち着いた口調で語る。世の中に資する事業や会社で、同社の持つノウハウで改善が見込めるもの。そして断るときは、代案を提示する。お客様に対しては常に誠実。同社はそのような会社だ。

「誠実に向き合うことは、とても大事だと思っています。お客様の成功、ビジネスの成長、それが世の中への貢献に繋がる。そのような仕事でないと社員スキルも伸びませんし、そのような奉仕の心がないと成果も出ません。誇れるサービスを提供することで会社の土台も固まり、成長します。逸脱した仕事で一時的に伸びたとしても、社会が求めていないことであれば続かないでしょう」（平岡氏）。
これが平岡氏の信念だ。

社員もこの姿勢に共感し、集まって来た人たちなので、皆、誠実だ。とかく売上至上になりがちな業界で、前職の職場でのやり方に馴染めずに移ってくる人も大歓迎だ。もっとお客様と誠実に向き合いたい、スタンダードなマーケティングの王道を身に着けたい。幅広い選択肢から最適な解を提示したい。もし今、そのような思いを抱いている人がいたら、同社に来るとよいだろう。入社後の評価も、成果に加えてお客様への誠実な姿勢にも重点を置いている。

社員の前職は、業界も職種も様々だ。もちろん即戦力は歓迎するが、「マーケティングや広告をやってみたい」「WEBサイト制作を極めたい」という人にも門戸を開く。意欲と向上心に加え、コミュニケーション力、技術力といった何かしら誇れる力があれば、それを活かしてキャリアを展開できるからだ。
「実際、今の本部長の1人は元システムエンジニア。センタードでディレクターに転じ、プロジェクトを率いる経験を積み、組織をまとめあげ、今では本部長として当社のサービス全般を率いています」と平岡氏。
自分ごととして仕事に取り組むため、未経験や浅い経験で入った人材も、じきに欠かせない戦力として活躍するようになる。素晴らしい成長環境だ。

働き方は出社とリモートのハイブリッドで、行事は月末の締め会と懇親会や半期ごとの全社総会など。働き方やコミュニケーションの在り方も、常に時代やライフスタイルの変化に合わせて最適解を探していく。そのような姿勢もしなやかで、社員に対する姿勢も誠実な会社だ。