クワトロメディア株式会社

クワトロメディア株式会社は、2004年10月、通信と放送分野における事業体をベースとして、設立された会社だ。

現在、ワイヤレスサービス&ソリューション・プロバイダーとして、通信とデータ放送分野における各種ソリューションやアプリケーションの企画・開発・提供、及び大規模システムの構築までトータルに提供している。

同社の強みについて、代表取締役社長 甲賀氏は次のように語る。
「ICT産業を『通信』と『放送』という二つの切り口から見据え、感性を大事にするデザイナーや論理性を重んじるサーバエンジニアといった多彩な人材を保有し、コンシューマー視点でのサービス企画から事業者視点でのシステム構築業務までご提供しております。この多様性が、クワトロメディアの最大の強みです。」

ICT（情報通信テクノロジー）の変化が日常生活に大きく影響している現在、今後も同社では最先端のテクノロジーを活用し、最適なITサービスやITソリューションの提供を目指す。

現在、同社で展開している事業は大きく、情報・通信事業と放送・メディア事業の2事業だ。

情報・通信事業は、モバイルの分野にて、最先端ソリューションの提供や、スマートフォンの企業向け導入支援サービス、そして情報配信サービスを展開している。

具体的には、デバイス管理技術、画像認識/AR技術、高解像度画像向け組込ソフトウエア・コーデックなど最先端テクノロジーを活用したモバイルソリューションを提供する『ワイヤレスソリューション』と、公式サイトを運営、芸能・スポーツ情報、占い、着メロのような情報コンテンツを提供する『情報コンテンツサービス』が挙げられる。自社のコンテンツは、「芸能！裏チャンネル」、「欧州サッカー通信」、「ステラ薫子タロット」、「メガヒット取り放題」など多数の実績がある。

また、放送・メディア事業は、次世代マルチメディア放送のスタートを見据え、データ放送分野においてBML制作、CMSの開発やサーバ構築を手掛けている。具体的には、BML制作、エリアワンセグやホワイトスペース向けシステム構築、データ放送向けCMS（コンテンツ管理システム）の開発を行うと共に、放送事業者のモバイルサイトの企画・開発・運用を行うなど、次世代のマルチメディアを担っている。

また、同事業内ではFlashや3D技術を利用したゲームコンテンツも制作している。「フル3D★ゲームMAX」、「ひまつぶし」といった公式コンテンツサイトの運営や、iPhoneやAndroid端末などスマートフォン向けメディア、ゲームコンテンツを企画、開発も行っている。

同社では仕事を進める上で「自由闊達」な雰囲気を大切にしているという。激しく変化するIT業界で生き残るためには、自由な雰囲気の中から生まれる斬新なアイデアが必要とされるからだ。それは、特に新しい商品を企画・開発するプロセスに色濃く反映されている。

従業員数が70名なので、メンバー間の距離が近く、コミュニケーションにプラスに働いている。また、所属部署内だけでなく、部署の壁を超えた交流も活発に行われており、同社の強みである企画力と技術力の融合に一役買っている。

こうした「自由闊達」な雰囲気をもつ一方で、社内体制については強固な基盤を築いている。業務プロセスの管理などについて細心の注意を払っている。また、社内体制充実の一環として教育制度の強化に着手している。すでに入社直後に業務に必要な業界情報などを教育し、さらに各部単位で実務を通じて専門性の高いスキルやノウハウを伝える機会を設けているが、今後もその内容は充実していきそうだ。

自由闊達かつ確かな体制の中で、自分のアイデアを発揮し、人を楽しませる仕事を追求したい人材にとって、同社のもつフィールドは魅力的な存在となるに違いない。

「当社には自分のアイデアを数万、数十万の人たちに使っていただける魅力的な仕事がたくさんあります。また、モバイルコンテンツにとどまらず、地上デジタル放送向けのコンテンツやコンサルティングなどに仕事を広げることも可能です。あなたに合ったフィールドを提供することをお約束します。」（採用担当者）

同社が求める人物像について、取締役 兼 管理本部長 碓井氏は次のように語る。
「ちょっとハードルが高いなあと思っても、やる前からあきらめず、モチベーションを持って自らチャレンジする気持ちのある人、そんなエンジニアに当社へ入社して欲しいと思っています。」

最後に、同社でのキャリアアップについて、尋ねた。
「弊社では仕事の成果が認められれば、それにポジションが付いてくることは間違いないと思います。一技術者として中途入社したメンバーが、今では取締役として活躍している事例もありますからね。この会社を成長させたいと願い、そのために動ける人であれば、ステップアップの可能性は無限大だと思います。」（碓井氏）

変化を楽しみながら、チャレンジ精神を持った人が活躍できる環境と言えるだろう。