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クラウド型マーケティングプラットフォームの構築で、BtoBマーケティング市場に新たな価値を  シャノン 【堀 譲治 氏】 インタビュー | IT/Web業界の求人・採用情報に強い転職サイトGreen

堀 譲治 氏

Joji Hori

取締役 技術統括担当役員

1998年に東京工業大学大学院修了後、日本オラクル株式会社に入社。アプリケーションサーバの国際化やエンジニアリングに携わる。その後、企業向けWebサービスを開発したいという思いから2005年に株式会社シャノンに入社し、翌年に取締役に就任。現在に至る。

B2Bマーケティングとは、法人向けにビジネスを行なっている企業が行なうマーケティング活動のこと。一般消費者をターゲットにしたB to Cマーケティングに比べて、B to Bビジネスを行う企業ではマーケティングに関して多くのリソースを持たない場合が多く、システム化も遅れている。見込み顧客獲得、受注率向上、顧客満足向上、新市場開拓など、従来人の手で行われていた販促領域にシステムソリューションという価値を初めて提供した株式会社シャノン。2012年1月には企業向けクラウドコンピューティングで世界を牽引する米国セールスフォース・ドットコム本社からの投資が決定し、新たなステージへの一歩を踏み出した。
そんな同社の躍進を支えるのは高い技術を有する同社のエンジニア達。
クラウド型マーケティングプラットフォームの構築で、業界のリーディングカンパニーを目指す同社の技術力、開発力はどこから生まれるものなのだろうか。

堀氏

米国セールスフォース・ドットコム本社からの投資が決定。マーケティング活動のさらなる価値向上を目指し、進化し続ける。

御社の事業内容について教えて下さい。

イベント/セミナー管理システムから「クラウド型総合マーケティングプラットフォーム」へ

当社のビジネスは、イベント・セミナー管理に特化したマーケティングシステムの提供からスタートしました。多くのお客様にご活用頂きながら機能を拡張し、イベント・セミナー管理に関しては、あらゆるニーズに応えられるシステムへと成長してきました。

一方で、お客様の業務においては、イベントやセミナーの開催というのは、全体のマーケティングプランの一要素でしかありません。
あらゆるマーケティング活動をトータルで支えるプラットフォームを構築することが当社の目指すべき次のステージであると考え、現在では「SHANON MARKETING PLATFORM(シャノン マーケティング プラットフォーム)」というブランドで、クラウド型の総合マーケティング管理システムを提供しています。

この「SHANON MARKETING PLATFORM」では、従来のセミナー/イベント管理に加え、メール配信、資料請求管理、見込み客データの管理など、多岐にわたるマーケティング業務を自動化・効率化するソリューションを用意しています。

自社サービスのみならず、APIを公開することで第三者のサービスプロバイダや顧客の基幹業務システムとも連携し、お客様にとってはシングルステップで様々な機能を活用できるマーケティング統合基盤の構築を目指しています。
現在、既にセールスフォース・ドットコム社のCRMシステムである「Salesforce CRM」と連携し、商談管理から顧客企業管理などの機能も提供しています。

これまでセールスフォース・ドットコム社とのサービス上の連携はありましたが、さらに2012年1月に米国のセールスフォース・ドットコム本社からの投資が決定しました。これは、クラウド型総合マーケティングプラットフォームを目指す当社の姿勢が大きく評価されたことによるものだと考えています。

グローバル環境で活用の場が広がり続ける「SHANON MARKETING PLATFORM」

2011年2月にリリースした「SHANON MARKETING PLATFORM」は国内外問わず多くの大手優良企業に導入されており、様々なシーンで活用されています。
例えば、東南アジアを中心にグローバルで教育事業を展開しているある大企業では、数百か所にのぼる教室の講師を対象にしたカンファレンスの開催およびマネジメントに当社のシステムを活用しています。その活用範囲はマーケティング活動のみならず、社内ミーティングの管理などにも広がっているようです。

とあるグローバルメーカーでは、9カ国の拠点で当社のプラットフォームを活用するなど、国内で当社のシステムを利用しているクライアントのグローバル展開プロジェクトなども徐々に数が増えてきています。
当社の提供するプラットフォーム上で、お客様はもちろんパートナー企業にも利益が出る仕組みが出来上がりつつあることを実感しています。
今後も新たな技術とアイディアで、より高い付加価値をB to Bマーケティング市場に提供していきたいと思います。

堀氏

アジャイル開発手法である「スクラム」を導入。エンジニアが能動的に開発に取り組める環境

御社は非常に速いスピードで製品開発をされているとのことですが、開発体制について教えて下さい。

「日本のソフトウェアはなぜ世界で成功しないのか?」その答えが現在の開発体制につながっている。

当社もサービスリリース当初は、課題が定義されてから製品になるまでに、とても時間がかかっていました。しかし、それではとても世の中のビジネススピードについて行くことができず、一生懸命開発してもリリースする頃にはお客様にとって全く価値のない製品になってしまいます。
1ヵ月、2カ月で新サービスや新機能をリリースするにはどうしたらよいのか、色々と検討ている際、当時アメリカでアジャイル開発というものが流行しているらしい、ということを知りました。
よくよく調べてみると、このアジャイル開発は日本の製造業の生産方式を研究し、アメリカで独自に開発されたスタイルだということを知りました。現在アメリカで先進的なサービスを提供している企業はほとんどこの開発スタイルを導入しています。

日本のメーカーは自動車にしても、カメラにしても海外で成功している企業がたくさんある一方で、日本発のソフトウェア企業が海外で成功を収めているという例はいまだかつてありません。なぜ、日本のソフトウェアが海外で成功しないのかを考えた時に、やはり開発に時間がかかり過ぎること、また日本の製造業のように現場に裁量が任されることが少ないことが原因にあるのではないかと考えました。日本の製造業は現場が強く、それぞれが自分で考えて動いています。現場で日々話し合いながら改善していく、このスタイルが世界で勝てる強さの秘訣でもあると考えています。こういったスタイルが研究されてアジャイル開発やリーン開発と言ったスタイルがアメリカで生まれました。
このやり方を取り入れて、ソフト開発が現場の開発者の意志で自律的に進むようにしたい、個が活きる組織にしたいという思いから、このアジャイル開発を取り入れることにしました。

このスタイルを取り入れた結果、従来とは違うスピード感で開発が進んでおり、顧客のニーズをつかんでいる営業の意見も格段に導入し易くなりました。毎月レビューすることで手戻りも少なくなっています。

新しい技術に挑戦せざるを得ない環境。自分の成長が会社の成長に確実につながる。

当社は自社サービスを開発している企業なので、仲間と議論しながら、自分達が一番良いと思うソフトウェアを開発することができます。エンジニアの想いを反映しやすい開発プロセスになっていると思います。
受託開発ですと、お客様との契約の範囲でしか開発することができず、システムをカットオーバーしたあとで、それがどのように使われ、どうなっていくのかを追い続けることはなかなかできません。
しかし当社であれば、お客様からフィードバックを頂くことで、製品および開発体制についても、長期的視野をもって改善し続けることができます。開発者としても「より良いものを」と考えた時に、自分の努力や思いを確実に次のサービスに繋げることができます。
技術についても、当社であれば新技術採用すること自体がビジネスの差別化になります。小さな開発チームで、コストを抑えながらお客様に最大の価値を提供するためには、新しい技術を使わざるを得ません。
自分で勉強したり外部の勉強会に参加するなどの頑張りが、直接自分達、またシャノンという会社に跳ね返ってくるのです。

会社のベクトルと自分の努力のベクトルが合わせやすいというのは、エンジニアにとっては非常に働きやすい環境ではないかと思います。

弊社のエンジニアチームによる技術者ブログは、顧客や他社のエンジニアの方から”見てますよ!”とよく言われるようになってきました。
http://shanon-tech.blogspot.com/

堀氏

今年の夏には海外拠点の設立を計画中。世界の舞台で自分の実力を再確認するチャンスがある。

海外に開発拠点を設立することも計画中とのことですが、今後の展開について教えて下さい。

これから最も国際競争の波にさらされる職種はエンジニア。自分の強みを自覚し、磨き続けられるエンジニアのみが生き残る時代が来る。

現在、上海に開発拠点を設けることを計画しています。今年の夏には本格稼働させたいな、と思っています。
今、中国は世界中の企業から注目されていることもあり、展示会も非常に活発に開催されています。サービスを海外に展開することももちろん視野にいれていますが、まずはその前段階として、開発拠点を中国に設け色々なことを学びながら、将来のサービス展開につなげたいと思います。
上海で優秀な人材をできるだけたくさん採用し、東京と上海の二拠点でサービスを展開して行きたいです。

今、多くのIT企業が海外でのエンジニア採用に目を向けており、今後、日本のエンジニアも厳しい国際競争にさらされていくことが予想されます。一方、日本のエンジニアはやはり優秀な人が多いということも感じています。ただ、自分の強みに気がつかず、能力を伸ばせずにいる人も沢山いると思うので、そういうエンジニアにとっては、海外拠点で実際に開発を経験してみる、海外のエンジニアと共に働くことで、自分の強みどこにあるのか、またどんなスキルを身につけなくてはいけないのかを再確認できるのではないかと思います。当社のエンジニアには、そういうチャンスも沢山提供したいと思っています。

 

B to Bの世界でこそ、エンジニアが主体となってイノベーションを起こすサービスが実現できる

企業向けのクラウドサービスを提供している企業は非常に少ないとのことですが、御社で働く魅力とはどのようなものでしょうか

現在ソーシャルアプリを筆頭に、B to Cのインターネットサービスは活況を極めています。一方、業務系のインターネットサービスは国内には極めて少なく、B to Cの領域と比べると、非常に遅れている印象です。
特にマーケティングという分野では、業務システム自体がまだまだ普及しておらず、多くの企業では、手元にある貴重なデータをどのように活用したらよいか、というところに手をつけられずにいます。そう言った意味では我々にとっては、非常にビジネスチャンスが豊富な分野だと思っています。

お客様にとっても、どのようなデータをどのように活用したら、収益の向上に繋げることができるのかということがわからないことが多いようで、そこに技術を提供したら色々できるのに、と思うことが多々あります。
エンジニアであれば、企業が抱える課題の共通点を見つけ出して技術で世の中を変える、ビジネスのあり方を変えるといったことが充分可能です。それだけに、やりがいも感じられるのではないでしょうか。

堀氏

一つのことを深く考えられる人、向上心に溢れる人を求めている。

求める人物像について教えて下さい

優秀なメンバーがから技術的な刺激をたくさん受けることができる環境

一つのことを深く考えられる方、これまで一つの技術を突き詰めて、実際にプロジェクトなどで活用したり、問題を乗り越えたりしたことがある方を求めています。また、素直で向上心にあふれた方も、当社で活躍して頂けるのではないかと思います。
当社ではエンジニアが主体となって製品を作っていくので、例えば機能要件についても、非常にざっくりとした要望のなかから、いかに形を作っていくのかについては、エンジニア自身が創り上げていく必要があります。そういったプロセスを楽しめる方、また、周囲と協力してチームで仕事をすることに喜びを感じられる方にご参画頂きたいです。

当社には非常に優秀なメンバーが揃っています。一般的な企業では優秀な人ほど、早い段階でプロジェクトリーダーやマネージャーになってしまい、現場で手を動かすことがなくなります。現場からしてみれば、そういう優秀なエンジニアから技術的な刺激を受ける機会が少なくなるというのは大変残念なことだと思います。
しかし当社では、優秀な人材が第一線でコードを書いて開発に取り組んでいます。ここで受けられる刺激はとても大きいものだと思います。こういった点も当社の大きな特徴だと考えています。

また、お客様の要件に従って機能開発していくのはもちろんのこと、エンジニアの得意技術に応じて機能を開発していくという側面もあります。例えば、UIに強いエンジニアがいたら、UI改善のプロジェクトを立ち上げるなど、技術者ベースでプロジェクトが作られるケースもあります。自分の得意分野に更に磨きをかけ、スペシャリストとして成長していくこともできる環境です。

環境を変えるだけで得られる情報は何倍にもなる。少しでも当社に興味のある方は、環境を変える勇気をもって、是非当社にチャレンジして欲しい。

例えば皆さん海外旅行の経験をお持ちだと思いますが、海外に行くと、それだけで急に情報量が増え、色々なことに気づくことができると思います。普段と環境を変えるだけで、情報量が何十倍にもなるのです。

転職も同じではないかと思います。これまでなかなか環境を変える決心がつかず、日々の生活のなかで、自分の優秀さに気づいていない方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
是非何か少し疑問に思うことがあったら、環境を変えて自分の強みを見つけ出すというのも大事なことではないかと思います。
環境を変えて、技術的にも新しい分野での開発を経験し、全く新しいWebサービスを提供し、運用するということがどういうことなのか、自分が開発責任者となるとどうなるのか、というのを是非当社で実感してほしいと思います。そういうことに触れてみたいという方は、まずは話を聞きに来るだけでも構わないので、当社にアプローチして頂ければと思います。

取材後記

今回投資を行うのはセールスフォース・ドットコム社の日本法人ではなく、米国本社である。セールスフォース・ドットコム社が日本におけるビジネスを加速させるために100社以上のリストから同社をパートナーとして選んだのだという。世界的リーディングカンパニーが期待を寄せる同社には、世界に通用するエンジニアとしてのキャリアパスが用意されていることを感じた。

この企業が募集している求人

株式会社 シャノン

高い技術力で業界トップシェアのクラウド型マーケティングシステムを企画・開発

イベント・キャンペーンマネジメントからリード育成管理まで、企業のマーケティングを統合的に管理するクラウド型マーケティングプラットフォームの開発・販売・運用コンサルティング。クライアントにはIT・金融・メーカーなどを中心とした大手企業が名を連ねており、外資系企業が多いことも特徴的。
イベント・キャンペーンマネジメント分野で国内のリーディングカンパニーとして確固たる地位を築いた同社が次に目指すのは、リードマネジメントというマーケティングコンセプトと手法を日本に広め、新しいマーケットを創出すること。近い将来のIPOを、そして、将来的には海外への展開も視野に入れている。

資本金 175,935,000円
設立年月 2000年08月
従業員数 89人
平均年齢 32.0歳
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