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株式会社Lightblue

  • IT/Web・通信・インターネット系

国内最高水準の技術を誇る東大発AIスタートアップ。本格的なスケールへ

上場を目指す
自社サービス製品あり
カジュアル面談歓迎

企業について

株式会社Lightblueは、東京大学発のAIスタートアップだ。「デジタルの恩恵をすべての人へ」をミッションに掲げ、画像解析・自然言語処理AIを軸にしたソリューションを開発、提供している。2024年3月には国内最高水準、720億パラメーターの日本語LLMモデル『ao-karasu』を公開。高い技術力を誇るが、技術や性能に走るのではなく、建設現場の安全を守るための画像解析AIを展開するなど、技術をいかに各社、各部署、各現場の固有の課題解決に繋げられるかを追求している点が、同社の大きな特徴だ。

創業は2018年。当時、大学院生だった園田亜斗夢代表取締役が友人の誘いで一緒に起業した。当初はビジネス経験に乏しい学生起業家だったこともあり、この最先端技術に興味関心を持つ大企業各社と対峙する際は、苦労も多かった。その後、大学院の指導教官で、著名な鳥海不二夫教授(東京大学工学系研究科教授)を顧問に迎え、技術と信用の後ろ盾を得たことに加え、徐々にビジネス経験が豊富で力量のある仲間たちも参集。今ではすっかり有望な技術と開発力、ソリューションを持ち、ベンチャーキャピタルなど投資家たちも注目する気鋭のスタートアップとなった。今後はさらに仲間を得て、スケールさせていくフェーズにある。

既にソリューションとして展開しているのは、人にフォーカスした画像解析技術『Human Sensing』、SlackやTeamsなどの社内コミュニケーションツールとChatGPTを連携し、生産性向上を図るパーソナルAIサービス『Lightblue Assistant』など。画像解析×現場業務、言語処理×オフィス業務の2軸でリアル空間にアルゴリズムを導入し、企業の課題解決に取り組んでいる。

そしてもちろん、これはまだほんの入口であり、Lightblueの技術を展開し得る場としてはごく一部に過ぎない。世にあふれる膨大で無秩序なデータを画像、言語の両軸で抽出・活用する同社のコア技術の展開先は、無数にある。広く世に実装するには多方面からのアイデアが不可欠であることから、現在、同社は生成AIワークショップも開催。生成AIを効果的に活用したい企業、主に大企業向けのワークショップサービスの提供を通じて、ともにアイデアを出し合っているところだ。既に集まったアイデアは数千に上るという。ここからまた新たなサービス、展開を模索し、ビジネスや社会へのイノベーションを起こそうとしている。

2022年秋にChatGPTが登場して以降、生成AIは瞬く間に世を席巻。世界中が一斉に活用方法を模索しているなかで、Lightblueはまさにその流れの中心にいる会社だ。大きな可能性を秘めている。

では、AIで世の中はどう変わるのか。世界中が固唾を飲んで見守っている昨今、この痺れるような状況を、園田氏はこう語る。

「2018年の創業時、僕は大学院でAIを勉強していました。それから6年。当時思っていた以上にポテンシャルはすごく、技術の進化はもちろん、投資の集まり具合も圧倒的です。もし今、僕が学生だったら『大学に行っている場合か』と思うでしょう。歴史を紐解くと、過去には農業革命や産業革命がありました。後年になって振り返ると、2024年はもしかしたら、1990年代から始まった情報革命が終わった年と位置付けられるかもしれません。諸説ありますが、産業革命は皆が蒸気機関を使うようになって終焉しました。イギリスの街から馬車がなくなった。今は皆がPCやスマートフォンを使い、生成AIの登場で、プログラムを書くことなく誰もがコンピューターに指示を出せるようになる。完全に一般化したとき“革命”は終わります。それは今年か来年か。僕はその渦中にいたい。もし自分が19世紀のゴールドラッシュ時にアメリカ人だったら、やっぱりカリフォルニアにいたいし、失敗しても成功しても、将来、孫に『じいちゃんはあのとき西海岸にいたんだよ』と言いたいですよね」

今はまさに、そんな産業革命やゴールドラッシュに匹敵する大波が来ている状況だ。その技術の実装先としてまず取り組んだのは、現場業務での労働災害を減少させる仕組みだ。画像解析技術で、人の目の替わりにAIが危険を検知して事故を避けるもので、大手ゼネコンとの共同研究、導入が進んでいる。ほかにも『Human Sensing』などのソリューション提供や、この労災の事例のようなカスタマイズによる構築で実装を進めていく。オフィス向けの『Lightblue Assistant』など言語処理も同様だ。

園田氏は起業前、シリコンバレーを視察する機会があった。現地ではテクノロジーの力を信じ、世の中をよくしようと取り組む人たちの姿に触発された。
「テクノロジーは取り組まないと衰退します。停滞ですらありません。実際、国内外で数々の技術が衰退していきました」と園田氏。
労働生産人口の減少が進むなか、このままではますます衰退するだろう。従来、人がやっていたことをAIで置き換え、余力を人にしかできない科学や社会の発展に振り向ける。そうすることでテクノロジーや日本そのものを進展させる。その決意が園田氏とLightblueの原動力だ。

画像解析技術を活用して労働災害を減らす仕組みは、これから本格的に横展開していく。大手ゼネコンでの導入事例が追い風になるだろう。
「労災防止は競争する領域ではないので、よいものなら競合他社も取り入れます。建設業界だけでなく施主側、例えば道路などのインフラ会社、デベロッパー、製造業や物流などの各社にも広めていきたいです」と園田氏。
個々の会社が独自に取り組んできた労災の領域。しかもAIの活用。市場自体を創造するところからのスタートだが、ゼロイチのゼロはできた。これから一を十、百、千とスケールさせていく。そのために今、営業や企画、マーケティングの体制を拡充しているところだ。園田氏のような研究、技術の人材が中心だった会社から、新たなフェーズへと移行していくところだ。

言語処理×オフィスの方面も、ワークショップやオープンイノベーションを加速させ、様々なアイデアを形にすべく、さらに注力していく。国内トップクラスのLLM技術の実装を進めていく。

そんなLightblueには、優秀なメンバーが集まっている。ここからさらに拡大していくところだ。最先端で可能性に満ちた領域なので、興味を持ってくれる転職希望者は多い。だが、よい意味で採用には慎重だ。志望動機や今後のキャリアなどについてじっくり話すほか、適性検査や一日職場体験なども課している。それは本人を思うがゆえだ。
「もしミスマッチがあった場合、会社側の損失は、せいぜい採用費用と何か月分かのお給料程度ですが、ご本人には大きなダメージになります。大企業を辞めて来てくれる人なども多いですし、取り返しのつかないことになりかねません」と園田氏。
自立したプロフェッショナルの集まりであり、社員にはしっかり成果を求める。その厳しさも理解してもらう必要がある。そのために慎重なプロセスのほか、副業からスタートするなどの選択肢も用意している。

そうやって集まったメンバーたちが、この可能性と期待しかない領域で、ワクワクする未来を描きながら活躍している。Lightblueが大事にしている価値観は3つ。主体性/成果にこだわる/自分の仕事に一番詳しくなる―。最先端技術で社会の様々な課題を解決するには、自分ごととして取り組み、高いレベルを保ちながら他者から認められる高いアウトプットを出す。この3つの資質が不可欠だ。

スタートアップ特有の「勢い」よりは、大学発ベンチャーらしい落ち着いた、技術に誇りを持って常に高みを目指す社風だ。だが取り巻く環境は熱い。まさにゴールドラッシュ時の西海岸のよう。この渦中に飛び込み、ともに歴史をつくっていく仲間を待っている。

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求職者の声

企業情報

会社名

株式会社Lightblue

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > ソフトウェア/パッケージベンダ

企業の特徴
カジュアル面談歓迎、上場を目指す、自社サービス製品あり
資本金

158,005,637円

代表者氏名

園田 亜斗夢

事業内容

株式会社Lightblueは、「デジタルの恩恵を全ての人に」をビジョンに、映像・画像解析AI、自然言語処理など先端デジタル技術を扱い、大衆化を目指す東大発のAIスタートアップです。2018年に創業した少数精鋭の若い会社ですが、多くのパートナーやクライアント様に支えられてきました。

今後はDeep Learning等AIアルゴリズムの更なる社会実装・現場実装を通し、リアル現場のDXを実現、より安全・快適な働き方や生活の出来る世界の実現を目指します!

株式公開(証券取引所)

非上場

主要株主

清水建設株式会社 / 株式会社うるる / ディップ株式会社

従業員数

20人

平均年齢

30歳

本社住所

東京都千代田区神田駿河台2丁目3−6CIRCLES御茶ノ水 5階

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